じいじのさくら山」 みんなの声

じいじのさくら山 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年03月
ISBN:9784592761051
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 51
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  • 泣けます

    じいじとぼくの思い出の詰まった桜やま。
    桜の木は二人を守る神様。
    不思議な力を与えてくれる。
    お花見の季節だからと手に取りましたが、
    とっても泣ける内容でした。

    投稿日:2011/04/07

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  • 感動で涙・涙・涙・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    「じぶんの木」にも通じるような・・・

    じっくり読み終わると
    もう、涙と鼻水で大変でした

    じいじの言葉少なくとも
    孫には、ちゃんと伝わっています
    やさしさ、木に対するおもいやり・・・

    両ページ桜の絵は、圧巻です

    人が忘れかけた、基本的な心を
    さくらの木、さくら山と
    じいじとちびすけの関わりを通して
    教えられます

    最初幼さがあるちびすけが、だんだん逞しく
    描かれているように、見られます

    さくらの木が教えてくれる・・・
    じいじの口癖「なんもなんも」

    すごい言葉です

    松成さんの絵本は、いつも
    自然と人間のやさしさを伝えてくれます

    投稿日:2010/08/26

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  • 松成さんの心理描写

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    松成さんのファンなので図書館で見つけて借りてきました
    「桜守」という言葉を思い出しながらこの絵本を読みました
    桜の木は、花の咲いていない、誰も見ていないときの手入れが勝負と言われます
    本当にこんなふうに「木」と会話をしながら大事に育てていくのでしょうか・・・
    ページをめくるたびに、美しい絵と、心地よく伝わってくる言葉に、気持ちが癒されます
    そして言葉のない場面・・・不思議とさくらの言葉や風のささやきが聞こえてくるようです
    最後まで泣かずに読む自信がないので、読み聞かせはできませんが、自分の手元に置いておきたい大事な絵本となりました

    投稿日:2010/05/31

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  • 桜の季節の思い出

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    大好きな松成真理子さんの作品、楽しみに読みました。
    じんわり心に残るお話でした。

    桜満開の表紙にはじいじとおれの嬉しそうな顔。

    じいじは自然の名人。何でも知っている。
    おれはそんなじいじが大好きで尊敬している。
    ちょっぴり得意げな気持ちにさえなる。
    山にはじいじが植えて育てた植えたたくさんの桜の木。

    おれにとって、
    じいじとの山の体験がどんなに素晴らしかったことか。
    じいじのさくら山は、じいじそのもの。

    人はいつか亡くなるけれど、じいじはおれにさくら山と
    たくさんの思い出を残してくれたんだね。

    じいじのおれへの愛情溢れる気持ちがたくさん詰まった絵本でした。
    桜の季節になるとじいじのことを思い出すおれは幸せだなぁ。
    春になったら是非読みたい一冊です。

    投稿日:2010/05/03

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  • 表紙のさくらに囲まれている、じぃじと男の子に惹かれました。

    じぃじが、嬉しいことがある度にこっそり植えた桜の木。
    何年も何年も前から、1本また1本と増えて年月が経ったのでしょう。

    きっと、『おれ』が生まれたときの嬉しい木もあるんだろうなぁって
    思いました。

    うちでは義父が、娘が生まれた記念にと紅白の梅の木を埋めました。
    毎年紅白の梅が、咲いて娘の誕生を祝ってくれます。

    じぃじと過ごしたさくら山での思い出、ステキですね。

    現代では、自然の中で自然のことを、手にとって体験することも、
    核家族も増え、おじいさん、おばあさんから学ぶことも
    随分と減ったのではないでしょうか。

    じぃじが病気になったとき、『じぃじの病気をなおしてください』と、
    ちびすけがなんべんも頼んださくらの木。

    その願いを叶えてくれたのでしょう。
    じぃじを待っていた桜の木。

    じぃじの生涯の最期を満開の桜で、みごとに飾り。
    桜の木も、じぃじに感謝とはなむけを表したかのよう。

    画面いっぱいのさくら、さくら、さくら。。。
    この満開のさくらは、じぃじとちびすけの心の中に
    焼きついて、一生の思い出になったのでしょうね。

    じぃじとちびすけと、さくらの木のお話。
    ちびすけの、じぃじとの思い出を表現した
    とても素晴らしい絵本だと思います。

    投稿日:2010/01/28

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  • しんみり じんわり

    孫目線のじいじとのやりとりが、自分と祖母のやりとりと重なって、心がじんわりと暖かくなります。

    最後は悲しい出来事が起こりますが、それでも読んだ後はなんだかほっこりした気持ちになりました。

    投稿日:2009/11/29

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  • 心は受け継がれていく…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ちびすけは、じいじと桜を見にいきます。その桜は、じいじが、うれしいことがあるたびに、山にこっそり植えていたのです。
    じいじは、草や花や虫のこと、なんでも知っていて、ちびすけに教えてくれます。
    そんなじいじが、冬に病気になってしまいました。
    山にひとりでいくちびすけが、やったこととは…

    おじいちゃんと孫のやりとりに、とても温かいものを感じることができます。優しいおじいちゃんの気持ちが、しっかりと孫にも引き継がれて、いつのまにか、おじいちゃんと同じことをしているとは、読みながら、涙がとまりませんでした。
    そして、最後の画面いっぱいの桜は、なかなか迫力があり、ついつい見入ってしまいました。おじいちゃんの見せてくれる表情は、心癒してくれます。
    おじいちゃんの気持ちは、しっかりと受け継がれ、みんなの心の中で、いつまでも咲き続けることでしょう。

    投稿日:2009/09/17

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  • 「なんも

    桜咲く時期には、必ず読んでいます。
    何度読んでも、その度に涙ぐんでしまいます。
    母を亡くした直前にこの絵本と出会い、母を更に
    懐かしんでしまいました。
    小さな子どもたちは、どんな風に感じるはわかり
    ませんが・・・桜の満開のところがとてもきれい
    で、見せたくて読んでいます。

    じいじとちびすけのやりとりもこころにじーんときます。
    母も孫たちをかわいがってくれました。
    娘に読んで聞かせると、涙しました。
    おばあちゃんを思い出したのでしょう。
    「なんも なんも」のことばは こころにしみてきます。

    じいじやばあばには、たくさん学ぶことがありますね。

    投稿日:2009/04/27

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  • おみごと

    涙が出そうになりました。

    ちびすけにとって親友であり、尊敬の対象であるじいじ。木と話しができるじいじ。褒めると「なんも なんも」と謙遜するじいじ。笑顔で暖かく包んでくれるようなじいじ。いつまでも一緒にいられるのが当たり前に思っていたじいじが病気になり、初めて、かけがえのない者を失うかも知れない絶望感に襲われるちびすけ。じいじの分身であるかのようなさくらの木に一生懸命お願いする姿にじーんときます。じいじと見られたさくらは、感動のあまりか、絵というより映像として目に飛び込んで来るようでした。少し寒さの残る澄み切った青空の、清々しい日の“満開のさくら”です。おみごとの一言に尽きます。“はなが ふってきた”という一文は「まいごのどんぐり」のように、人と木が通じ合えたようで、静かな余韻を残してくれています。是非大人に読んで欲しいと思えた作品です。

    投稿日:2009/01/22

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  • 家族愛

    表紙がとても綺麗だったので、図書館で借りました。
    じいじが育てたさくら山でのお話。
    男の子とじいじはさくら山まで良く散歩をしに行きます。
    冬にじいじが病気になってしまい、男の子はさくらの木に病気を治してくれるよう頼みに行きます。
    何とか回復したじいじと、春にまた桜を見に行きます。そこには、今までに見た事もないぐらいの綺麗なさくらでした。1ページ、さくらの絵だけのページがあるのですが満開でとても綺麗です。
    じいじは死んでしまったけど、沢山の思い出とじいじの作ったさくら山は決して忘れられない事でしょう。
    じいじ思いの孫の心情が、とても共感できて心に響きウルウルしました。
    偶然見つけて借りた本ですが、とても良い本に出合えました。
    子どもにも、おじいちゃん、おばあちゃんとの時間を大切にして欲しいです。

    投稿日:2008/11/02

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