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しゅっぱつ しんこう!」 みんなの声

しゅっぱつ しんこう! 作・絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1984年11月
ISBN:9784834000863
評価スコア 4.53
評価ランキング 6,993
みんなの声 総数 116
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  • 初めての電車絵本。

    電車好きの息子に初めて読み聞かせた電車絵本がこの本でした。0歳と10か月のことでした。
    内容的に1歳未満の子どもにはまだ難しいかなと思いましたが、試しに読んでみたところ、予想以上に大喜び。そのはまりっぷりはすさまじく、身振り手振りで繰り返し繰り返し読むよう要求しました。それ以来3歳までに読み聞かせた回数は優に100回を超えると思います。
    母親的にはかわいらしい挿絵の絵本を手元に置いておきたいものです。でも、この本は、なんだか鉄道オタクが好みそうなリアリティのある挿絵。初めはちょっとなあと思いました。
    でも、ここまで息子が愛した絵本です。気付けば母親としても最も思い出深く、大好きな絵本となっていきました。

    お母さんとみよちゃんが、特急「はつかり」に乗って出発し、どこかの駅で急行電車に乗り換え、さらにどこかの駅で普通列車に乗り換えて、かなり山奥にあるおじいさんの家の最寄りの駅につきます。物語はこれだけですが、すっかり鉄道オタクへと成長した息子は、あるとき、この駅はどこなのかと質問してきました。
    というわけで調べてみました。ネットサーフィンしてたどり着いたのは、山本忠敬さんの公式HP。そこには、山本さんがこの絵本を書くために取材に行った経緯が書かれていました。
    この本が発売されたのは1982年。(東北新幹線開通前のこと。試運転中の東北新幹線が背景に描かれています。)
    はつかりに乗るのは仙台駅、急行列車に乗り換えた山のふもとの駅は盛岡駅、普通列車に乗り換えた山の中の駅は茂市駅。急行列車は山田線、普通列車は岩泉線、そして、最後、小さい駅である浅内駅がおじいさんちの最寄り駅なんだそうです。
    山本さんは、この絵本は、旅の心象風景であり、架空のお話であると書かれていますが、実際の駅は挿絵そのものです。

    この本と出会って以降、息子の要望に応え、200冊を超える電車絵本を読み聞かせてきましたが、これほどまでに息子の心を捉えた電車絵本はその後ありません。今息子は5歳となり、どうやらこの絵本を卒業するときが来ています。この本にはずいぶんとお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

    投稿日:2016/01/22

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  • ノスタルジーを感じます♪

    特に電車が好きなわけではない娘ですが、地図や旅が好きなので電車の絵本も自然と好きになりました。こちらの絵本も実際に旅している感じが楽しかったようです。

    親世代が読むと、切符を切る車掌さんやのどかな風景に、レトロな描写も相まって、ノスタルジーを感じますね。今は電車で遠出をすることがなかなか難しい時代ですが、またいろいろな所に娘たちを連れていってあげたいなと思いました。

    投稿日:2021/11/28

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  • 娘の好きな本

    公文の教室に置いてあり、毎週プリントが終わるとこの本を読んで帰るのが娘のルーティーンです。
    特急列車、急行列車、普通列車、さまざまな列車に乗り換えるのが楽しいみたいです。
    風景の絵も綺麗ですし、文も読みやすく、わたしも気にいっています。
    公文のオススメ図書にも掲載されていました。

    投稿日:2021/08/02

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  • 古いが幼児のツボを抑えている

    • おかなしこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    山本さんの挿し絵による、車ずかんや、電車の絵本は多い。なかでもこの一冊は、躍動感があり、細かく丁寧に描かれた暖かい挿し絵にほっとする。

    話は単純。田舎に向かって、母と娘が、
    いろんな電車を乗り継ぐというよくある設定。

    しかし、背景には、田園風景や、
    谷を越える橋など、日本古来のほっとする「ふるさと」を感じさせる景色が並ぶ。

    書き込みすぎないシンプルな描写がより、読み手のもつ故郷や旅先で見たかつての風景を思い起こさせることに助力し、懐かしさを感じる。

    二歳の乗り物好きな息子も飽きずに読める。
    文量もちょうど良い。

    投稿日:2019/02/28

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  • リアルな乗り換え

    子供が電車に興味を持つかなと思い、手にとりました。
    さすがに0歳児にはまだはやすぎたようで、電車自体に興味を持った様子はありませんでしたが、とてもリアルな風景をじっと見ています。
    目的地まで、特急→急行→普通電車と乗り換えるので、電車の乗り換えについて教えるのにとてもよさそうです。
    また、風景がとてもリアルで美しいです。
    昔、電車で遠くまで出かけた時のことを思い出しました。

    投稿日:2018/04/24

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  • 電車の旅

    電車を乗り継いで、田舎のおじいちゃんの家に行くお話です。
    初めはおおきな駅から特急列車で。
    次は急行に乗り換えて、その次は、いよいよおじいちゃんの家がある
    駅に止まる普通列車にと乗り継ぎます。
    子どもの頃、国鉄を乗り継いで、曾祖母や祖母の住む家に行った夏を思い出します。

    投稿日:2017/08/02

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  • 電車に乗った子どもに

    始めて電車に乗った翌日にこの絵本を子どもに読んでやりました。
    すると、実体験もあってか電車の興味がわいたようで、それからは1人でもこの絵本をめくっては長い間じーっと見入ってます。
    それから電車を見つけては「でんしゃ」と言うようになって驚いてます。
    昔ながらのベストセラーはさすがだなと実感しました。

    投稿日:2017/06/29

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  • 少し古い時代の電車で出てきます

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    電車が出てくる本はたいがい好きになる息子に、買ってみました。ときどき読んではいますが、あまりお気に入りではないようです。知ってる電車が出てこないからかなぁ。まだ1歳10か月なので、これからに期待です。
    山本さんの本は、丁寧に作られている感じがして好きです。

    投稿日:2017/04/07

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  • 流れる景色!

    特急列車→急行列車→普通列車と順に乗り換えていき、おじいさんの家へ行くというお話です。話の主人公、みよちゃんの乗っている列車のスピード感がうまく表現されています。まさに、景色が流れている!途中、電車とすれ違ったり、新幹線が通っていたり、牛を飼っている人がいたりと細かすぎない景色の描写が見やすいと思います。対象年齢2才からも頷けます。電車好きの兄の影響か、電車が好きな次男の最近のお気に入りです。

    投稿日:2016/06/06

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  • 山本さんの名作

    山本さんの名作ですね。
    もっと早く読ませてあげたかったのですが、人気のためなかなか図書館で借りられず・・・。

    文字は少なめ、ストーリーもシンプルです。
    とっきゅうれっしゃ、きゅうこうれっしゃ、ふつうれっしゃと乗り換えていきます。
    それでも息子は大喜び。

    最初のページにじぷたのTシャツを着ている人を見つけてうれしくなりました。

    投稿日:2016/01/31

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