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わすれられないおくりもの」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
評価ランキング 646
みんなの声 総数 178
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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10件見つかりました

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  • 『死』について教えられる絵本

    去年、義母が亡くなり、そのことを教えるために探して購入。
    当初は興味を持ちませんでしたが、数ヵ月後突然「よんで」と持ってきました。
    読んでいると、悲しいけれどじんわりと温かいものが心に湧いてきて、私の方が涙が止まらなくなってしまいます。
    本当に、こんな風に亡くなった人の想いが残っていくとしたら、どんなにいいだろうと思います。
    身近な人の死を教えるにはとても良い絵本だと思います。

    投稿日:2014/04/20

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    3
  • いつの日か、乗り越えられる

    初めて読んだときは、あまりにせつなくなり涙がこぼれました。
    私も、今までの人生で、いくつもの親しい人とのお別れを経験してきました。
    親しい人の「死」を受け入れていく過程が、自分の経験と重なってしまい、読みながら涙が止まりませんでした・・・。

    お話は、年を取ったアナグマさんが、静かに死を迎えるところから始まります。
    親しい年の若い友人達は、みなそれぞれアナグマさんの思い出をたくさん抱えていて、すごく悲しみます。
    でも、、、時が少しずつ悲しみを癒してくれるんですよね。
    そして、いつの日か、思い出を「宝物」として楽しく話せる日がくるんですよね。
    こうやって、人は、悲しみを受け入れて乗り越えていくんですね。

    息子は、まだ親しい人とのお別れを経験したことがありません。
    なので、今の段階でどこまでこの本の内容が実感できたかはわかりませんが・・・しんみりしていました。
    いつの日か、悲しい思いをしたときに、それを乗り越える力にするためにまた読んでもらいたい本です。

    投稿日:2010/02/15

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    1
  • 年を取ったあなぐまの死を通して、あなぐまが残してくれた大切なものを動物たち皆で語り合い、共有し、支え合うお話でした。生前のあなぐまは、生活に必要な知識や技術を色々な動物に教えていて、若い動物たちの面倒をよくみてくれる素敵な人だったのだと思いました。

    投稿日:2017/08/30

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  • 怖さでなくメルヘンでなく温かな死の描き方

    • たっちママさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、女の子2歳

    息子が赤ちゃんの頃から持っている本です。
    本人が3歳の頃くらいに初めて読んで欲しがって、聞かせたと思いますが、きょとんとした印象で意味がわからないようでした。
    それ以降、あまり読んでということはなく・・・。
    5歳になった頃、時々持ってくるようになりました。
    まだ近しい人の死は経験していない息子ですが、人はいつか年老いて死ぬことをなんとなくわかってきたようで、お葬式に参列することもあり、だんだんとこの絵本の意味を理解している感じです。
    読んだ後、特に何も言ってきたことはありません。
    感動しいの息子ですが、読んだ後に泣いたこともありません。
    でも、この絵本を読むことで、好きな人、大切な物を慈しむ気持ちがじんわり培われてきている気がします。
    時々、死んでしまった昆虫の話をしては「恋しいなあ」なんて言ってます。
    どんな説明があったところで、何をしてみたところで、死は誰にとっても不安や恐怖と切り離しては考えられない大きな存在です。
    その死をどんな風に感じるか、死の前にある生きている世界は何なのか、そんなことにそれぞれが思いを馳せられる絵本のような気がします。
    怖さでなく、ごまかしでなく、メルヘンでもない、子どもでも大人でも誰でもが温かい気持ちで死を考えることができる気がしました。
    この本を読み聞かせて、黙ってお互い思いをはせる時間がとても大切な時間のように思ってます。

    投稿日:2014/11/23

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  • 死とは

    死に関する絵本って、とても難しいと思います。
    子どもに説明するのも難しい。
    かといって、身近な人の死が子どもを避けていくわけでもない。
    この絵本は残された者達がどうするか、っていうのが
    描かれていて、良いなと思いました。

    付き合いが深ければ深いほど悲しみは大きくなるけれど、
    その分思い出も多くなる。
    それがおくりものということなのでしょうね。

    綺麗ごとでもなく、宗教色も強くなく、
    大人の私もすんなり読めました。

    投稿日:2012/03/21

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  • 悲しいけど心が温かくなるやさしいお話

    5歳の娘にはまだだいぶ早いかなという印象。噛み砕いて内容を説明してやれば理解はできるでしょうが、それに対して何かを感じたり、感動したりするにはいたらないと思います。小学生以降向けかな。

    親の私が読んだ感想としては、数年前に亡くなった義母を思い出し、直に泣けました。たいせつな人の死を、どう受け止め、どう乗り越えていけばいいのか、義母(娘にとってはおばあちゃん)の死を通して、理解していたつもりでいたけれど、改めて考えさせられました。娘にはばあばのことを忘れてほしくないという思いから、ことあるごとに義母の話をし、お空で見守っていてくれているんだよと教えています。

    投稿日:2011/12/11

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  • 涙うるうる

    5歳の息子と3歳の娘に読み聞かせました。

    ちょっと難しいかなぁ?と思ったのですが、読んでいる途中に
    息子の目はうるうるしてました。
    死んでしまったアナグマの事や、他の動物達の悲しみを感じる
    事ができたようです。

    3歳の娘には難しかったですが、動物達が出てきて、
    やさしい絵だったので、それなりに楽しんでいました。

    母としては、アナグマの死を表現している部分がすごく
    気にいっています。

    ”アナグマが長いトンネルを歩いているうちに
    体が軽くなって、走れる事が出来て、そのうち
    体がなくなって自由になった気がした”

    ”死”に対して、直接的ではなく、しかも肯定的に表現
    しているので、素敵だなぁと思いました。

    投稿日:2011/06/13

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  • 大人にもいいです

    死に関心を持ち始めた娘に、何か良い絵本はないかと探していた時にこの絵本を知りました。先日、外出先の喫茶店で見つけ、手に取りました。
    大人の心にも響く絵本だと思います。外出先でしたが、涙が出そうになりました。
    子どもはどこまで理解できるのか分かりませんが、悲しさ・せつなさ・あたたかさ・相手を思う気持ちなど、何かを心の片隅にでも覚えていてくれればいいなぁと思います。
    絵のタッチもやさしくて素敵です。

    投稿日:2010/05/17

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  • 寄り添う気持ち

    • ヒヨリママさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    この本は娘が幼稚園に入園した4月に、幼稚園からのお誕生日プレゼントとして頂きました。

    しかしながら娘の誕生日は3月で、注文してからおよそ1年が過ぎようとしていた頃に、手もとに届いた本でした。

    娘は覚えたてのひらがなを一字一字たどりながらページをめくりじっとアナグマの絵を眺めていました。
    きっと彼女には字を読むのが精一杯で、文章として読み取れてはいなかったと思いますが、やけに真剣な眼差しに胸が熱くなりました。


    死を考える本を多く読むようになり、何かを意図的に残すことよりも大切な人の記憶に残る生活を送れらなと思うように感じた1冊です。

    子どもたちをいつも強く必要以上に叱ってしまう自分に、娘に寄り添う気持ちをアナグマは教えてくれたように感じました。

    投稿日:2009/04/16

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  • 命の大切さ

    この本は命の大切さと周りの皆への気遣いの大切さを
    おしえてくれます。子供なりにそれがどう伝わるでしょうか?それは親の背中で示すものではないでしょうか?
    親の語りの大事な本かもしれません。

    まわりのだれからも惜しまれて死んでしかも死んでからもみんなに慕われるーーー
    そんな死に方私にはまだできそうもありません。
    連れ合いにも、子供にも 孫にも 周りの知人にも・・・・・・
    でもまだあの世に行くには暫くありそうだから、
    今日からこの本のあなぐまさんみたいになれるように
    やってみようかな?

    さしあたり、今夜は 晩御飯のあと、「ありがとう、美味しかったよ!!!」て言ってみよう。
    これは親にも示唆に富む本です。
    あなぐまさん ありがとう!

    投稿日:2008/05/17

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