せかいいちうつくしいぼくの村」 大人が読んだ みんなの声

せかいいちうつくしいぼくの村 作:小林 豊
出版社:ポプラ社
税込価格:\2,750
発行日:1995年12月
ISBN:9784591041901
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 35
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  • まさかそんな・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    パグマンの村の美しさ、そこで実ったすももやさくらんぼを少年ヤモとお父さんで1日かけて町へ売りに行きました

    ヤモなりに勇気を持って初めての売り子に挑戦!
    見事なものです!

    そして白いヤギを村へ持ち帰る・・・・

    衝撃のラストに言葉を失いました

    もうこの美しい村は存在しないのだと・・・・
    作者の後書きを読みアフガニスタンと言うことを知りました

    いったい何のために人間は自分の街を家を家族を心を破壊し続けるのでしょうか・・・・

    何が望みなのでしょうか・・・・

    子どもたちは平和を望んでいます
    戦争のない国を望んでいます

    投稿日:2011/08/24

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  • 深刻なお話でした。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    表紙の絵を見て、なんて自然豊かな所なんでしょうと思いました。
    すもも、さくら、なし、ピスタチオ、春のパグマンの村は、花でいっぱいになります。夏は取入れで、一番楽しい時。
    でも、今年の夏、ヤモのにいさんは、戦争でいません。

    いっけん平和そのものの町の様子ですが、よく見ると、あちらこちらに戦争の影が、見え隠れしています。
    そして、最後のページには、衝撃の事実がかかれていました。

    このお話は、作者が、アフガニスタンを旅した時の村をモデルにして作られたそうです。同じ地球上では、このような目に会っている子どもたちがいる事実を知らされました。
    戦争は、罪もない子どもたちを苦しめます。そんななかで、明るく強く生きているヤモの姿が、力強く感じます。ヤモは、今、どうしているのでしょうか?アフガニスタンのすべての村に、一日も早く、平和が訪れますよう、心から祈ります。

    投稿日:2009/06/08

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  • 平和の大切さ。

    どんなに美しい所でも、戦争は簡単にそれを破壊していくのです。
    そのやるせなさ・・・苦しいですね。
    平和な環境で生活できることの幸せを、この本を読んだ日本の子供たちは感じるのではないでしょうか。
    そして、せかいいちうつくしいぼくの村にまた蘇ってほしいなぁと切に思いました。

    投稿日:2021/09/06

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  • どうして?

    アフガニスタンのある村で暮らす親子。スモモやサクランボを収穫し、市場に売りに行く。兄は戦争に取られ不在。無事に兄が帰って来ることを願いながら、親子は今日も暮らしていく。

    1995年刊行。作者はアフガニスタンでいろんなものを見た。
    その時の思いを絵本に込めた、と巻末の筆者のことばからわかる。
    素朴で実直な人々の生活。昔から続いていたし、これからも同じような生活が続くだろうと思っていた。日常が戦争で、一瞬にして破壊されてしまう。破壊、というよりも、消滅、という感じであった。
    どうしてこのようなことになるのだろうか。

    戦争では、戦争に関係ない人が一番大変な目に遭う。
    普通の暮らしを望む人がどんどん死んでいく。
    どうして戦争をしようと思うのか。この絵本を見て、考えさせられる。

    投稿日:2022/06/08

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  • ラスト一文の衝撃

    タイトルに惹かれ、手に取りました。
    作者の小林豊さんがアフガニスタンの村を訪れたときの風景をもとにしたお話だそうです。
    村に住む少年の、ささやかで美しい日常風景が描かれています。長閑で、美しくて、魅力的な風景たちです。その風景に魅了された分、ラストの一文に衝撃を受けました。
    本当に悲しいです。

    投稿日:2022/04/25

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  • これが現実なのですね

    「せかいいちうつくしいぼくの村」。そのタイトルの通り、自然豊かで穏やかな人情味あふれる人々が生活するパグマンの村。朝日に照らされた山々も、夕陽に沈む帰り道も、本当にとても美しく、こんな景色の中で生活している人々がいるのだな〜と、異国の暮らしを垣間見ることができました。

    ただ、最後の一文で現実を突きつけられ、それが今あるアフガニスタンの現状なのだなと感じました。6歳の娘に読み聞かせるつもりでしたが衝撃が強いかなと思い、今は見送ることにしました。とても考えさせられるお話でした。

    投稿日:2021/10/14

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  • アフガニスタンは美しい自然がいっぱいの国なのですが、民族の意見が違い戦争になりました(内戦です)

    小林豊さんは アフガニスタンを旅してこの絵本を書かれました

    ハグマンの村は 春 花が咲き すもも  さくらんぼの実がたくさんできます

    ヤモという名の男の子とお父さんが町で実を売っている光景は 平和そのものです

    みんなが生活している風景を見ていると 平和な日常なんです

    そして、お父さんとヤモの親子愛が 心を和ませてくれます

    ラストの言葉で 戦争が起こり 人々の平和な暮らしが 破壊されたのを知りました・・・・・

    なんだか ウソのようです

    後書きを読むとアフガニスタンでの内戦がわかるのですが・・・

    人間はなぜ? 戦争して 殺し合うのでしょう!

    今も・・・ ミャンマーでの内乱が報道されていますが
    悲しいですね!

    投稿日:2021/04/12

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  • パグマンの村は、すもも・さくら・なしの花でいっぱいです。

    2ページにわたって春は、花盛りの絵が綺麗です。

    夏は、家族みんなで太った杏や、すももや、さくらんぼをもぎ取り、

    村中が甘い香りに包まれて最高だとおもいました。とうさんと、

    市場で収穫したすももやさくらんぼを売り生計をたてていた

    日常が、平和だったのに、戦争が始まっての後書きに、もう一度

    みんなと、世界一の美しい村でありたいと願いました。

    投稿日:2019/05/13

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  • 戦争の残酷さ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    あんずやすもも、さくらんぼがたくさん実るパグマンの村。
    この村で生活する小さい男の子ヤモのお話です。

    小さいながらも町でさくらんぼうりを任せられるヤモ。
    苦労しながらもさくらんぼを売り、手伝いをしっかりできた喜びでいっぱいになる姿は、見ているとほのぼのとした気分になります。

    ヤモのお兄さんは戦地へ兵隊として行っています。
    ヤモが時折お兄さんのことを心配したりするのですが、町や村の雰囲気からは戦争のイメージがあまりありません。
    のんびりとした村の子供の成長を綴る絵本だとばかり思っていたのですが・・・違いました。

    最後の1ページを目にしたときに、胸が締め付けられる思いでした。
    それまでがあまりに幸せそうだっただけに。

    人々の幸せを奪う戦争。
    その残酷さを改めて思い知らされました。

    投稿日:2009/02/22

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