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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい 「きょうだい」の容赦ない現実   投稿日:2017/04/04
おにいちゃん
おにいちゃん 作: 後藤 竜二
絵: 小泉 るみ子

出版社: 佼成出版社
【あらすじ】
3歳の妹は生意気。兄を呼び捨てにしたり、勝手にゲームを切ったり、まるで母親気取りで上から目線。母親も妹に騙されて、頭ごなしに兄を叱る。そんな家庭を飛び出した兄は、秘密基地に隠れるが…

きょうだい関係の難しさを、容赦なく描く。

【感想】
この話は、本気で怒りがこみ上げてきます。下の子はかわいいから大事にする、上の子は大きいのだから我慢しなさい…こんな理不尽なやりかたがあるの?
自分の子ども時代も、このお話と同じように、「妹は怒られない」で妹の不始末の後片付けをされられました。そんな体験がリアルに思い出されて、本気で頭に来ます。

ブリッこ、ええ格好しい、邪悪な部分を誤魔化している、浅はかで愚か、暴力、権力争い…容赦なく「きょうだい」の真実を描いています。本当に、きれいごとでは済まされない、きょうだいの見にくい部分が目の前に展開されています。
ああ、このようにして、大きくなっても、争い、死ぬ間際まで仲の悪い兄弟って、あるなあ…親類同士の骨肉の争いを連想させます。ノンフィクションじゃないでしょうか(笑)。

兄は単にバカで済まされそうですが、妹の方は邪悪な感じがして、将来が心配です。親も表面的なところしか見ていないで、理想の世界から出てこないし、思い込みで子育てしている感じが伝わってきて、悲しい一家です。
でも、これが現実なのです。どこの家でも、多かれ少なかれ、きょうだいの間、あるいは親子の間での行き違いや葛藤、いろいろなものが発生します。それを乗り越えて、私たちは成長していくので…意外と重たいテーマでした。読み応えあり!
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自信を持っておすすめしたい 真理を追究した男の物語   投稿日:2017/04/02
円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦
円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 作: 鳴海風
画: 伊野 孝行

出版社: くもん出版
【あらすじ】
江戸時代、幕府の御用をしながら数学の研究に励んだ男がいた。名前は関孝和。当時、誰も不思議に思わなかった円周率に興味をもって、「本当の値」を探し続けた男の生涯をえがく物語。

【感想】
算数が苦手な人でも、きちんと最後まで興味を持って読めるように書いてあります。また、子ども(小学校中・高学年くらいから)も大人も読みごたえがあるようにしてある。これは並々ならぬことで、作者の力量のすばらしさに感動ました。
江戸時代の侍の子孫の、お仕事や風習、当時の文化などもさりげなく描かれているので、時代ものの初心者でも、楽しんで読めると思います。

この本を読むまで、日本にはこんな偉大な人があったなんて知りませんでした。関孝和は円周率の研究の他にも様々な仕事をしており、例えば、方程式と同じようなもの(傍書法)を作ったりもしているとのことです。実は、当時の最先端の数学者だった!死後、200年以上たってから、世界にその業績が伝わったという…切ない気持ちでいっぱいです。
でも、私生活はあまり楽しいものではなかったのか、ちょっとほろ苦い恋の経験や、彼の死後、家が断絶した話なども語られており、人生は全部はうまくいかないようになっているのだなあ、と感慨にふけりました。

この本は、「やりたいことがなかなかできない」「やりたくない事をやななければならない」と感じているすべての人にお勧めします。読んでいると、自分も苦手なことがたくさんあるけど、どうにか頑張って乗り越えていこうという気持ちが湧いてきます。
算数や数学が好きな人はなおさら楽しめると思いますが、苦手な人もぜひ、チャレンジして読んでみてください。きっと得るものがあります。
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自信を持っておすすめしたい ライバル店出現!あやうしくるみさん。   投稿日:2017/04/02
つるばら村シリーズ(3) つるばら村のくるみさん
つるばら村シリーズ(3) つるばら村のくるみさん 作: 茂市 久美子
絵: 中村 悦子

出版社: 講談社
【あらすじ】
くるみさんシリーズ、三作目。駅前にお店を持って3年目。よくにた名前の宅配パン屋さん「三日月ベーカリー」が登場し、くるみさんの商売が危うくなる展開。
最近人気のあるプリンパンなどのリサーチを始めるなど、企業努力をして現状を打開しようとするが…
今回も、不思議なご縁がさまざまくるみさんを助けてくれる。「三日月屋のパン」「プリンのパン」「七夕のパン」「台風のパン」「天狗のパン」「節分のパン」「デートのパン」の7つのお話をお楽しみください。

【感想】
売上がない!お客がない!ライバル店の出現などなど、実にリアルな展開で、くるみさんと一緒に働いている気分になりました。子ども向けのファンタジーとはいえ、大人の事情なども適度に描かれており、地に足がついたファンタジー作品です。くるみさんの現金収入の心配をしながらも、不思議な体験をすると「パン代はいいから」と気前よくやっているくるみさんの度胸に毎回関心します。
あまり儲からないけど、幸せな人生を送るのではないでしょうか、こういう人。

パン屋の話と言っても、お総菜パンとか、アンパンとか、割と昭和レトロの日本のパンを思わせる雰囲気があります。ほっとする感じで、ふわふわしすぎない、ここちよい物語の展開で、後を引くおいしさです。
このお話を読むと、どうしてもパンが食べたくなって困ります。プリンのパンなど、ちょっと前にブームになって今はあまり見かけない商品ですが、はりきって探しに出かけたくなりました。なければ作るしかありません。こんな時に、くるみさんのお店に電話をかけて注文できればな、と心底思います。
どなたか、くるみさんのようなパン屋さんを実現させてくださいな。よろしくお願いいたします。
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なかなかよいと思う きょうだいの目線が、鋭い   投稿日:2017/03/31
ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ
ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ 作: 伊藤英治
絵: 山本 祐司

出版社: 岩崎書店
【内容】
お姉さん、お兄さん、弟、妹…きょうだいをテーマにした詩が15編。
温かいイラストとともに納められている。
まど・みちお、阪田寛夫、工藤直子、金子みすゞ…など、素晴らしい詩人の名作を、気軽に楽しめる一冊。

【感想】
きょうだいって、いろいろあるんだねぇ〜と、ちょっとぼーっと考えてしまった。
ここに出てくるきょうだいは、仲がいい場合も、そうでもない場合もあり、年の差もいろいろ、家庭環境もいろいろらしいことが想像される。詩人の育った家庭環境も反映されているかもしれない。
いろんな家庭のきょうだいの様子を、ちょっとのぞき見したみたいな気分になった。

一番好きな詩は、「おねえちゃんのめがね」(島田陽子)。
コテコテの関西の姉妹の詩。関西の言葉が、面白い。妹がお姉ちゃんのコンタクトレンズを見て、いろいろ思ったことを表現した作品。子どもの視線は、案外大人よりも鋭く、つっこみが激しくて、ボケもあって、面白くて、親しみやすくて、大好きです。関西人の友達に、音読してもらいたい。

この本を読んでいると、詩は身近なもので、楽しいものだと思えてくる。
格調高い詩も、詩ではあるのだろうけど、こんな庶民的で、身近で、経験して居そうな感じの作品も詩。詩の世界がだだっ広く広がっていきます。とどまるところをしならい、ユーモアの世界。

自分の兄弟についても思い出したり、子どもの頃の思い出を思い出したりして、本を閉じた後も楽しめるお得な一冊となっております。
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自信を持っておすすめしたい 今も遊牧民   投稿日:2017/03/29
世界のともだち(5) モンゴル 草原でくらすバタナー
世界のともだち(5) モンゴル 草原でくらすバタナー 文・絵: 清水 哲朗
出版社: 偕成社
【内容】
モンゴルの遊牧民の子ども、バタナー君の生活。両親とともに移動式の家「ゲル」で家畜の世話をしながら生活する昔風の生活と、都市で学校に通う生活の2つを楽しんでいる。遊牧民族の誇りをかけた競馬、男の子から女の子に愛をつたえるバレンタインなど見所満載。

【感想】
今も、遊牧民を続けているモンゴル人と、都市に住んでいるモンゴル人の両方を行き来している柔軟な子どもたち。どちらの生活も楽しいという、たくましい少年に感動。生活力があって、仕事もあって、学校でも楽しくやっていて、本当にうらやましい充実した人生。私もモンゴル人の、(ちょっと裕福な家庭の愛されている)子どもになりたいと思ってしまった。

出てくる子どもたちが全員、朝青龍風の顔立ちでおどろいた。どこかで会ったことがありそうな人たちばかりで、アジア人の仲間だと思った。親戚みたい。
バタナー少年の親戚はたくさんいて、みんな仲良さそう。取材に行った公文氏も、2度目は親戚扱い。
「あなたはもう客人ではないのだから、休んでいないでいろいろと手伝いなさい」と言われたという、あとがきのお話は、本当に素敵ないい話で、温かい。

自分の身の周りは、親類縁者との縁が薄く、身内でさえも他人以上に冷淡に、バラバラに生きているので、このような温かいつながりがある人たちがあることを知ると、世の中は捨てたものではないと思える。
大家族が珍しくなった今日、この絵本を見て、大家族や親類縁者とのよい付き合い方を知るのは、とても有意義だと思う。

年齢問わず、寂しい人はぜひ読んでほしい一冊。モンゴルは熱い!
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自信を持っておすすめしたい 大地の色に包まれた生活   投稿日:2017/03/25
世界のともだち(7) ネパール 祈りの街のアヌスカ
世界のともだち(7) ネパール 祈りの街のアヌスカ 文・写真: 公文 健太郎
出版社: 偕成社
【内容】
ネパールの首都カトマンズから東に30kほど離れた町「バネパ」に住む、7歳の小学生アヌスカ。両親が用品店を営み、小学校に通い、おばあちゃんの家にも時々遊びに行く。
ネパールの子どもの日常生活を、たくさんの写真で紹介する。

【感想】
どの写真からも、大地の気配が感じられます。
素朴な生活は、生命力にあふれ、みんな思い思いに人生を楽しんでいるようすが伝わってきました。

一番印象的だったのは、アヌスカの赤ちゃんの頃の写真。
本当に丸々とした、美しい赤ちゃんで、大きな目が宝石のよう。成長するとスッキリとした活動的な少女になっていましたが、まさに、神様から授かった子どもという感じがしました。
朝五時に起きて、水汲みにいったり、店の手伝いをしたり、生活力のある少女です。けっこう忙しそう。生活力が自然に培われる暮らしが、素敵です。

学校がお祈りから始まったり、10歳になると鼻にピアスをしたり、ネパールの風習は知らない事ばかりで、面白く読みました。
とはいえ、文化が違っても、子どもがイタズラしたり、学校帰りに買い食いしたりするのは同じ。自分もネパールの子どもになって一緒に遊んでいるような感じを楽しみました。
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自信を持っておすすめしたい あかちゃんに大ウケ。単純で、偉大な発明。   投稿日:2017/03/24
いないいないばあ
いないいないばあ 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
【あらすじ】
にゃあにゃあが、いないいないばあ。くまちゃんがいないいないばあ。次々に魅力的なキャラクターがいないいないばあ、してくれる。赤ちゃんのための絵本。

【感想】
絵本のベストセラー、ということで、一度は読んでみようと思って手に取りました。
うちは赤ちゃんがいないので、赤ちゃんにどれだけ効果があるか実験できていませんが、他の人の感想を読んでいると、本当に「赤ちゃんに大ヒット」のようですね。
いろんな使い方があるようで、絵本というよりも、おもちゃの一種として愛用されている様子がうかがえます。

大人になってから絵本を読むと、どうしても話のスジなどに気を取られてしまいますが、子どもはもっと単純に、見たまんまを楽しんでいたのだなあと感じました。
赤ちゃんの絵本だけど、絵はしっかりしていて、決して「かわいい、かわいい」という感じではなく、どちらかというとちょっと怖い。そこが、赤ちゃんウケするのかもしれません。大人が思うよりも、赤ちゃんはもっと、感性が豊かで、面白いものをよく知っているのかもしれません。
いつか、この本を使って、本物の赤ちゃんと遊んでみたいと思いました。

それにしても、「いないいないばあ」って、単純な遊び(?)を最初に発明した人は偉大!誰でもできて、費用も道具もいらなくて、赤ちゃんが幸せになれるなんて、素敵な方法。
ただ、やっぱり真剣に面白くやらないとダメみたい。顔が面白い作りでも、男前でも、気合いが入っていないとダメ。赤ちゃんが目が肥えていて、芸人の気持ちを読み取ってしまう不思議な能力があるのではないかしら…あやす方も、精進が必要。勉強になりました。
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自信を持っておすすめしたい つるばら村に移住したくなります。   投稿日:2017/03/23
つるばら村シリーズ(1) つるばら村のパン屋さん
つるばら村シリーズ(1) つるばら村のパン屋さん 作: 茂市 久美子
絵: 中村 悦子

出版社: 講談社
【あらすじ】
くるみさんがやっている「三日月屋」は、つるばら村で唯一のパン屋さん。お店はなく、注文をうけてから作って配達する、宅配のお店です。いつか駅前にお店を持つのがくるみさんの夢。
このパン屋さん、注文してくるのが人間とは限りません。熊やウサギ、猫、他にも…不思議な世界と現実の世界が入り混じる短編6話。

【感想】
妙にリアルな世界と、ファンタジーの世界が行ったり来たりする楽しいお話。
全てがパンにまつわるお話で、どのパンも実に美味しそう。
いろんなパンを試食しているうちに、いつの間にかおなか一杯になって、あっという間に読み終わっていました。そして、次の作品も味わいたくなります。
(シリーズは12冊でているので、楽しみが増えました)

ちょっと昔風の、レトロな表現や小道具が、愛おしい。
懐かしいような気分になり、自分も自然が豊かで、不思議な住人と一緒に平和に暮らしているつるばら村に住んでいるような気分になってきます。
こんな楽しい世界に迷い込んでいって、おいしい思いをして、安全に戻ってこられるなんて、いいことづくめ。おいしいお菓子を何度も食べたくなるように、物語も何度も読み返したくなります。幸せになる話。

「はちみつのパン」「ドングリのパン」「三日月のパン」「クリスマスのパン」「あんこのパン」「ジャムのパン」
どれもいいけど、一番好きなのは、「あんこのパン」かな。ねこの出てくる話で、ねこのお祝いの引き出物に、猫用のあんこのパン20個を注文する話。妙にリアルで、原価がかかっていそうで、他にない味わいで?、ユーモアも満載。ぜひ、味わってみてください。
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自信を持っておすすめしたい 思った通りにいかない人生。   投稿日:2017/03/23
へちまのへーたろー
へちまのへーたろー 作: 二宮 由紀子
絵: スドウピウ

出版社: 教育画劇
【あらすじ】
へちまのへーたーろーは、ある日、少女に「きゅうり」と言われる。へちまであることを必死でアピールするために、太ってみたり、つるつるになってみたり、日本語を覚えたりするが、少女にもそのお母さんにも伝わらない。ガッカリするへーたろー。間違いの原因となっているきゅうりを探しに出かけてみたら…

【感想】
二つの世界は、全く交わることがないシュールなお話。
へーたろーは情熱を燃やして、猛然と問題を解決するための努力をするが、全く報われない。だんだん切なくなっていき、生意気な態度のへーたろーに同情してしまいましいた。
少女とその母親も、変わった感性の親子だと思いました。
親が、本当にへちまを知らないのか、敢て子どもの世界に合わせているのか、わからないが、なんとなくこの親子も性格に問題がありそうな、近所で浮いていそうな気がする。クールな印象を与える絵が、そのような感じを抱かせます。

どっちもどっちだなあ。
どっちも、あまり歩み寄りがなく、許容範囲が狭く、自分が信じた世界をひたすら貫くだけで、「他の価値観」があることはあまり関係なく生きている気がしました。
生きる世界が全く違うと、こんな喜劇のような悲劇が起きるのかしら。

おもしろいけど、ちょっと考えさせられる内容で、読み応えがあります。
絵本というと、明るく楽しく、ハッピーエンドという先入観がありましたが、こんな「人生はなかなか思うとおりにいかないのよ」と諭してくれる作品もあるなんて。
絵本の表現の、奥深さを知りました。いろんなことを考えました。
努力して思った通りの結果が出なくても、別の活かし方があるから、大丈夫だと、自分に言い聞かせました。
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自信を持っておすすめしたい なぞは深まるばかり…続きが読みたい。   投稿日:2017/03/22
死者をよぶアンコールワット
死者をよぶアンコールワット 出版社: 理論社
【内容】
幽霊がいるかいないか?カンボジアのアンコール遺跡群を調べた博物学者の本の世界に入って探検する。地元の人に伝わる「死者の住む都」には、はたして本当に幽霊がいるのだろうか…

【感想】
漫画に出てくる現地の人の、怖がりっぷりが素晴らしい。フランス人の博物学者が銃で脅して無理やり連れて行ってもらう、という場面も、時代を感じさせる。
アンコール遺跡を調べた、アンリ・ムーオ氏は、遺跡を訪れた翌年、35歳で死んでしまったという箇所も妙な怖さがある。
中でも一番怖いのは、人々が何度も戦争を繰り返していること。アンコールも、他の遺跡も、現代でも、人が人を殺していく事が一番恐ろしい。

人が全く住まなくなった遺跡やお化け、幽霊よりも、現実で人が起こしているいろんな戦争、事件の方がよほど恐ろしい。
その話の持っていきかたがステキです。同感です。

漫画がリアルで、でも、グロテスクではないところが、名人芸を感じさせます。
写真で見るよりも、絵で見た方がわかりやすい。
この話、続きが読みたいです。
参考図書も紹介されているので、気になったらそっちにも迷い込んでみたい。
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