安易に手に取ったこの絵本は、あまりに衝撃的でした。
日本兵に拉致され、強制的に従軍慰安婦にされた女性の証言に基づいた、生々しい記憶を描いたものだったからです。
花ばあばがどんな仕打ちを受けたのか、日本人が何をしたのか、従軍慰安婦とはどのようなものだったのかが、視覚的に飛び込んできました。
彼女の心の痛みが、自分の心に突き刺さりました。
戦後を花ばあばはどのように生きてきたか、そのつらさも考えるとたまりません。
彼女は犠牲者だったのに、世間からは疎まれる存在だったのです。
そんな彼女が口を開くようになった時、やっと自分を取り戻したのではないでしょうか。
この絵本を読む限り、関わった日本軍は非道でした。
戦争は人を獣にもしてしまうという警鐘は、現在の国際情勢につながると思います。
こんな絵本が存在することに、震撼としています。