ガザの真実を伝えようとした記者、モハマッド・マンスールの記録を基にまとめられた写真絵本です。
本人を狙うドローンによって生命を奪われた月の、写真の笑顔をたまらない思いで見つめました。
紛争地域で医療支援活動を行なっている、桑山紀彦さんとの出会いと交流によって、モハマッドは敵国ではなく戦争を憎む心を育み、事実を伝えるための現地ジャーナリストへの道を歩みました。
武器よりもカメラをという信念は、武器に頼ろうとする人たちには理解できないかも知れません。
平和のためには、幼児弱者一般人の生命を奪っても構わないという平和主義者には、些細なことなのでしょう。
生命を賭して真実を伝え続けたモハマッドのことは、心に刻まなければいけないと痛感しました。
何よりも人の生命は尊いものです。
この写真絵本をまとめ上げた桑山紀彦さんは、NPO法人地球のステージの代表として、彼の遺志をつないでいくのだと思いました。
この本の中に、モハマッドが撮影した写真コンテンツへの入り口があり、見ているとこみ上げるものがあります。