新着レビュー

2月14日以降掲載分

  • 百年を見る

    ある家が百年のときを過ごす様子を、家の視点で語られるお話でした。
    石造りの重厚感のある家のためか、どこか全体的に重々しい雰囲気が漂っていたように感じました。あるいは、この本が題材としている20世紀という時代がそのように感じさせたのかもしれません。
    「百年」
    この単位でみると、多くのことがありすぎて、すべてが「過ぎ行くひと時」に見えてきます。そのくらいの気持ちで生きられたら、人も楽なのかもしれません。

    掲載日:2026/02/24

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  • 塩の作り方や塩の歴史、私たちの生活の中にある塩についてなど、様々な角度から塩について紹介しています。
    子どもにもわかるような簡潔で丁寧な文章なので、とても読みやすいと思います。
    ちょっとした実験の紹介もあるので、チャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか。

    掲載日:2026/02/24

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  • 土の残る道

    道がどんどん舗装されて、町では土の残った道をほとんど見かけなくなったことを再認識しました。
    そういう意味あいでは、こだわりを持って残されている土の私道は希少なのかも知れません。
    雨が降って水たまりができたり、ゆるんだ道に轍ができたりすることが、想像力をかきたてるのかも知れません。
    ゆかちゃんは水たまりを海に見立てました。
    へたさんはその海に、小石に魚を描いて泳がせました。
    そうすると、くじらがいたっておかしくないのかも知れません。
    小さな世界の壮大なファンタジーに思えました。

    掲載日:2026/02/24

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  • 「耳なし芳一のはなし」は小泉八雲の数多の怪談話の中でも、もっとも知られた作品だろう。
     盲目でありつつも琵琶の名手であった芳一のところにある晩武者が現れ、芳一をあるところへと連れていく。
     そこで芳一は壇之浦での源平の戦いを語り、賞賛を得るのだが、この日からそれが度重なることになる。
     しかし、この時の聞き手たちは平家一門の亡霊で、芳一は彼らに取り憑かれていたのだ。
     そんな芳一に寺の住職がお経を彼の全身に写経するも、耳にだけ書くのを忘れ、
     そのために芳一は亡霊に耳だけとられてしまうという話。

     有名な話だが、絵本にするのはなかなか難しいと思えるが、
     幻想文学の評論家で有名な東雅夫さんが編纂した「八雲えほん」の一冊として刊行された『ミミナシホーイチ』は、
     芥川賞作家でもある円城塔さんの翻案がすばらしく、
     子供でも読める巧みな文章で出来上がっている。
     例えば、写経を全身にほどこされた芳一のもとに亡霊がやってくる場面では、
     「ホーイチ」という呼びかけがただ繰り返される表現になっていたりする。
     こういう巧みな文章は、
     小泉八雲の創作の際に「門を開け」と武者が呼ぶところ、
     それでは強みとならないところ、八雲の妻であるセツが「開門」という一言にした挿話と似ている。
     どんな言葉を選びとるかで、作品自体の印象がかわることのあかしだ。

     この絵本の絵を描いたのは、長田結花さんという若手イラストレーター。

    掲載日:2026/02/24

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  • 細かいことが苦手な息子には

    • なぎとさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    2歳2カ月の息子に図書館で借りてきて読み聞かせました。

    2カ月前に図書館で同シリーズの「おたすけこびと」を
    チラつかせてみましたが、そのときは興味を持たず。
    今回は少し興味を持ったので、借りてみました。

    細かいイラストなので、私が息子に注目を惹きつけながら
    読ませないとなかなか没入しませんでした。

    でも読めば読むほど、車の細部やストーリーを理解して
    気に入ったようでした。

    表紙の裏に書いてあるハムスターの表情をマネするのが
    最近の息子の流行りです。

    掲載日:2026/02/24

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  • おもしろい

    身近な果物、ブドウ、柿、イチジク、栗などのことが詳しく解説された本でした。
    写真がいっぱい載っていて、それぞれの果物の断面がわかりやすかったです。
    種無しブドウができる理由や柿のゴマと呼ばれる点々の秘密など、大人でも知らないことがいっぱい載っていて、おもしろかったです。

    掲載日:2026/02/24

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  • 「好奇心の扉を開けるドアガール」である筆者が、様々な実験の美しい瞬間を切り取った写真とともに、実験について紹介しています。
    小学生向けの理科実験本にあるものも多いですが、実験の過程について写真つきでかなり丁寧に紹介しているので、実際に実験を試す時に、とても分かりやすいのではないかと思います。
    一般の人には簡単には手に入らない薬品などが使われている実験も多いので、全部にチャレンジするのは難しいですが、読み甲斐はあると思います。

    掲載日:2026/02/24

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  • 「カチカチ山」のような残酷シーンがあるお話も含まれているので、楽しい日本昔話という言葉は気にはなるのですが、よく知られた昔話が収められているので、読み聞かせや語りに困った時には助けてくれそうな本です。
    どのお話もよく読んでみると、絵本で知っている内容と少し違う部分も見つけられたりします。
    語りで伝承されてきた昔話だからこそのバリエーションも感じられて、面白みが加わりました。

    掲載日:2026/02/24

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  • 思いをはせる

    ブリッタ・テッケントラップさんの新刊はいつも楽しみに読んでいます。しかも、今回は梨木香歩さんの訳!! わくわくしながら手にとれば、小さいけれど、ずっしりと厚みのある絵本。読み始めて、すぐ、情景や心情がうかぶような素敵な文章と、見入ってしまう美しい絵にひきこまれました。この絵本の舞台はブランコだけれど、自分にとっての特別な場所にも思いをはせつつ読みました。

    掲載日:2026/02/24

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  • 下車していった動物たち

    不思議な汽車の旅です。
    乗客たちの不思議さもあいまって、不思議なトーンで長旅が展開していきます。
    耳慣れない動物たちが絶滅した動物だと分かったら、この絵本のメッセージ性にたどり着きました。
    どこまでも走り続けてほしい汽車だと思います。

    掲載日:2026/02/24

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