子どもがすでに知っていました
免疫について子どもに学んでもらうことを意図して読むことにした絵本でしたが、某アニメのおかげで、子どもがすでに、かなり免疫について詳しくなっていました。そのため、この絵本から免疫について学ぶというよりは、絵本をきっかけに子どもに知識を披露してもう場面が多かったです。
投稿日:2025/10/07
小学校生活にも慣れ、学校でも少しずつ自分らしさを発揮している頃の8歳。学年でいうと小学2年生から3年生をまたぐ年齢ですね。読書においては、理解できる言葉が増え、ひとり読みがスムーズにできるようになってきたころでしょうか。どんどん続けて読書に向かうための方法のひとつに、お気に入りの主人公やシリーズを見つけるということがあります。友だち、学校、家族……など身近なお話から、大きく想像が広がる冒険物語やファンタジーまで、気持ちに共感できる主人公や、憧れの主人公など、好きな登場人物やお話を楽しく見つけてくださいね。
「なにか面白い本ない?」小学生が本を探している時に大人に一番質問するのが、このひと言ではないでしょうか。なにか読みたい、でもなにを読んでいいか分からない。そんな時におすすめしたいのが「わらいのとびら」のお話です。まずは気軽に手にとって笑って、本って面白い! ということを体験してみましょう。
8歳・小学2年生に人気なのは、どんな本? 寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など絵本ナビ独自のロジックにより算出された上位作品から8歳におすすめの本をピックアップしています。
8歳におすすめの絵本・児童書をテーマ別にピックアップ。8歳への本選びの参考にしてみてくださいね。贈り物としてもおすすめです。
絵本ナビ編集部による、作品のみどころをご紹介! 8歳におすすめしたい絵本・児童書を新着順にピックアップしています。
「8歳・小学2年生におすすめの本にはどんな本があるの?」「8歳にはどんな本が人気なの?」など、8歳の子の本選びにまつわる疑問やお悩みに応える、絵本ナビ編集部が自信を持って制作した特集記事をご紹介します。
8歳のお子さんがいらっしゃる方のレビューや、8歳に読んでみた感想や反応などを、新着順にご紹介します。
子どもがすでに知っていました
免疫について子どもに学んでもらうことを意図して読むことにした絵本でしたが、某アニメのおかげで、子どもがすでに、かなり免疫について詳しくなっていました。そのため、この絵本から免疫について学ぶというよりは、絵本をきっかけに子どもに知識を披露してもう場面が多かったです。
投稿日:2025/10/07
あべ弘士さんの世界
同じ母の乳を飲み、兄弟として育ったアイヌの少年と仔グマのキムルン。その絆は、友情という言葉では表しきれないほど、魂の深い場所で結ばれていました。
しかし、彼らの世界では、クマは最高の神「キムンカムイ」。愛しい兄弟は、やがて天上の神々の世界へ送り返さねばならない、尊い存在でもありました。
慈しみ育てた神を、自らの手で天へ還す儀式「イオマンテ」。成長した少年が、愛する兄弟に矢を放たねばならない宿命の重さに、胸が締め付けられます。これは、自然への畏敬と共に生きたアイヌ民族の、壮絶で美しい祈りの物語です。
旭川で生まれ育ったあべ弘士氏だからこそ描ける、北の大地の魂。単なる伝説の紹介ではなく、その地に生きる者の視点から、命の循環という厳しくも崇高な理(ことわり)を、静かに、そして真摯に伝えてくれる一冊です。
投稿日:2025/10/06
わたしだけではない
誰もが心の中に抱える、言葉にならないもやもやとした不安。この絵本は、その正体不明の感情に「ビクビク」という愛らしい名前と姿を与えてくれます。それだけで、少しだけ自分の心と向き合える勇気が湧いてくるようでした。
私を守ってくれるはずの小さな友達が、環境の変化によって自分を閉じ込める巨大な存在に変わってしまう。この巧みな描写は、不安という感情が持つ二面性を見事に捉えており、胸に迫ります。
孤独のどん底で出会った男の子。彼にもまた、寄り添う「ビクビク」がいる。その発見の瞬間に、世界の見え方が変わります。「私だけじゃなかったんだ」という静かな安堵が、頑なだった心をゆっくりと溶かしていくのです。
これは、不安を消し去るための本ではありません。自分の弱さや臆病さと共に生き、他者の痛みに寄り添うことを教えてくれる本です。心に「ビクビク」を飼う全ての子どもと、かつて子どもだった大人へ贈られる、優しい処方箋のような一冊です。
投稿日:2025/10/06
公開された全ページためしよみ作品の中から、8歳におすすめの絵本を新着順にピックアップしています。
コドモの大學 「おしゃれ」ってなに?〜やさしくなれるまほう〜
小学校低学年の読書で目指したいのは、まず本って面白い! という気持ちを体験すること。その体験を1回、2回……とうまく重ねていくことができれば、自然に本と親しんでいくことができるでしょう。お気に入りの本やシリーズを見つけ、どんどん読んでいくことで「読む基礎体力」をつけたい時期です。
周りにいる大人のサポートとしては、好きな本と出会うきっかけを多く作ってあげること、それと同時に、難しそうな本を無理に読ませて本嫌いにさせないことが重要です。とくに長く読み継がれる名作をひとりで読むには難しいことが多いかと思いますので、はじめは大人が読んであげてください。
読んでもらって耳から聞く言葉には、読み手の理解や気持ちが入るので子どもたちに伝わりやすく、お話を理解する力を助けます。「耳から聞いて、お話の世界をたっぷり想像していく」その繰り返しが自分で読む力に大きく繋がっていくことでしょう。
(児童書担当 秋山)
絵本クラブは、年齢別に厳選した絵本・読み物を毎月お届けする定期購読サービスです。
絵本定期購読「絵本クラブ【2年生コース】」にて配本される「1年分の絵本・読み物」を、全冊セット・12冊セットにしてお届けします。