森のはずれの魔法の館には,おばけがすんでいます。さらわれた小鳥のお姉ちゃんを救い出すために,ウーちゃんが大活躍!?
前作「オラウーちゃん」に続く2冊目です。
オランウータンの王子オラウーちゃん、前作ではパーティの日に行方不明になって、という呑気な王子様でしたが、今回はちょっと勇敢です。
さらわれた小鳥のおねえちゃんを助けに魔法の館に乗り込むのですが・・・
今回も、慌てて追いかけた守り役のケロケロセブン(7人のカエル)が密かに大活躍。
オラウーちゃんの一撃で、おばけを退治し一件落着!と思いきや、実は・・・というオチがついています。
工藤ノリコさんの絵は、とてもユーモラスで、また細かいところまで丁寧に書かれていて、じっくり楽しめます。
おばけもかわいらしくて、小さい子でも怖がることはないはずです。
そして大人が読んでも楽しいので大好きです。
前作を読んでからのほうが、ウーちゃんに愛着がある分、楽しめますが、もちろん一話完結なので、この本だけでもおすすめです。 (ゆずきんかんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子2歳)
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