絵本『いろいろいろのほん』谷川俊太郎×エルヴェ・テュレ対談 @蔦屋書店
絵本『いろいろいろのほん』エルヴェ・テュレ ワークショップ
ここに白いキャンバスがあります。 目の前には、赤、青、黄、カラフルな色の絵の具があります。
用意してほしいものは、あなたの指、手。 さあ、さわってみて。ゆすって。くっつけて。 子どもたちが目を丸くして喜ぶ、 色のマジックショーのはじまりはじまり〜!
絵本という概念をうちやぶった、みんなで作り上げるインタラクティブな究極の色あそび。 そのびっくりと不思議を思う存分、絵本の中で教えてくれるのは、 前作の『まるまるまるのほん』も大好評だったエルヴェ・テュレさん。
絵本の中では、指や手で触ってつけた色たちがまるで生きているみたい。 ページをめくれば、中央に集まってきたり、色と色が混ざって違う色になったり、流れたり、くっついたり。 絵本の前でかじりつくように夢中になる子どもたちのどよめき、 そして驚きと発見に輝いた表情がたちまち目に浮かびます。 この絵本は、ひとりよりもふたり、ふたりよりもみんなで楽しんでほしい絵本なのです。
エルヴェ・テュレさんは、本国のフランスでは子どもたちと絵本を一緒に作ったり読んだりと、数多くのワークショップを学校で行っています。 子どもたちに触れることでたくさんのことを学び理解し、 次の作品のインスピレーションにつなげているそう。 直接、子どもたちの反応を見ているからこそ作れる子どもみたいに腕白で自由に満ち溢れた絵本。 絵本を完成させるのはみんな! 谷川俊太郎さんの軽快なことばにのって、さあ、色とあそんでみましょう。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
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大好評『まるまるまるのほん』に続く新作が4年越しにフランスから届きました! 前作同様、絵本のページをめくるわくわく感をぎゅっと詰め込んだインタラクティブなつくりに、カラフルな色づかいと描写でさらにエネルギッシュな1冊です。色のふしぎ、色の楽しさを絵本を通じて体感できます。
前作『まるまるまるのほん』で大きな反響を呼んだ、エルヴェ・テュレさんの新作!
これは、読まないわけにはいきません!!
『まるまるまるのほん』に出会ったとき「こんな方法があったのか!?」と衝撃を受けたのは、私だけでしょうか?
いいえ!きっと、手に取った方の多くは新鮮な驚きにワクワクし、次回作だって期待していたはずです。
そして、もちろん今作も期待を裏切りません(^O^)
ページをめくると、指で押したようなカラフルな色・色・色!!
期待で、胸が高鳴ります。
じゅんびは いい?
さあ、はじめよう!
ゆびに あおを すこし つけて・・・きいろを なでる。
どう?
まるで、そこに作者さんがいて、そばで話しかけてくれるみたい。
読み手は、言われたとおりに、手を動かすだけでいいんです。
ゆびにつけた”あお”と、キャンパスの”きいろ”がどうなったか・・・
見てみたいと思いませんか?
今作も、”あか・あお・きいろ”をベースに、色の魔術師エルヴェ・テュレさんが、私たちをとことん楽しませてくれます。
そして、言葉の魔術師 谷川俊太郎さんが、最高の言葉で導いてくれます。
そう!面白くないわけがありません!
今作は、絵具を使ったことがあるお子さんだと、より絵本の色の動きを楽しめるかもしれません。
でも”あか・あお・きいろ”さえわかれば、絵本が色のふしぎを ちゃんと教えてくれますよ。
きれいで ふしぎな いろのえほんです♪ (まほうのえほんさん 30代・その他の方 )
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