『こねこのミトン』『こいぬのバーキス』につづく名作の復刻!
60年前から読みつがれてきた、ねことうさぎの愛情物語 1943年コルデコット・オナー賞受賞作品
お菓子のマシュマロのように、白くてふわふわの赤ちゃんうさぎがやってきました。ほかの動物を初めて見るねこのオリバーは、びっくりして目をぱちぱちさせています。
ねことうさぎの愛情物語、『うさぎのマシュマロ』。1942年に発表され、コルデコット・オナー賞を受賞しました。動物を描いたイラストからは、今でもそのぬくもりが伝わってくるようです。
絵本の中の「マシュマロ」が自分の目の前で跳ねて、眠って、遊んで…本当に生きているように広がっていくのです。きっと、ウサギを心から愛していたであろう作者だからこそ、そのような文章や絵が生まれたのだと思います。そして、ねこの「オリバー」とうさぎの「マシュマロ」が仲良くなっていく様子に心が温かくなりました。
まだ生きているウサギを知らない、見たことの無い小さな子供に読んであげたい一冊です。(私のようなウサギを飼っている、ウサギ大好きな人にも読んでほしい一冊です!) (るかさん 20代・その他の方 )
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