たとえ貧しい暮らしをしていても、たとえ友達にからかわれる
ことがあったとしても、ワンダのように、夢をみることができて
想像することができたならば、きっと大丈夫。
そう思います。
1まいきりしかドレスがなければ、想像してみることですよね。
百まいのドレスを。
実際に百まいドレスを持っている人よりも、遥かに素敵な、色鮮やか
なドレスを描くことができるだろうなあって思います。
本当の貧しさというものは、生活のことではなくて、心のことかも
しれない。ワンダの暮らしぶりを想像することができずに、からか
って平気でいられるようなペギーみたいな人のことかもしれない。
最後に、ワンダの描いた百まいのドレスの絵にふれて。
からかっていたペギーやマデラインも自分のありようをふりかえる
ことができたから、安心しました。