『LOST IN THE LIBRARY』が原題。
金柿秀幸さんの意訳が軽快です。
ニューヨーク公共図書館の入り口にいる彫像ライオン、
フォーティテュードとペイシェンスのエピソード。
ある日、相棒がいなくなり、フォーティテュードは図書館内を探し回るのですね。
もちろん、一緒に図書館探検している気分です。
ようやっと見つけたペイシェンスの目的が素敵です。
本への愛が伝わってきます。
Fortitude(不屈の精神)、Patience(忍耐)という、ライオンの名前も滋味深いですね。
実在するというリアリティもうれしいです。
小学生から大人まで、本の楽しさをご一緒に。