もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

あいててて!」 みんなの声

あいててて! 絵:フレッド・マルチェリーノ
訳:せな あいこ
再話:ナタリー・バビッド
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:2007年04月
ISBN:9784566008618
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 18
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18件見つかりました

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  • にんまり

    • 桂はなさん
    • 20代
    • せんせい
    • 千葉県

    いつも悩む高学年向けよみきかせ本。
    久々の100パーセント、あたりの、ヒットです。
    最初にタイトルを知ったときグリム童話で「あいててて」?と疑問に思いました。
    あらすじは典型的なグリムの話で、良くあるパロディのようなものではないのですが、スタイリッシュでインパクトのある絵とテンポが良くぐいぐい引き込む文章がすばらしいです。

    最初の赤ん坊が川に捨てられてしまうあたりで「ひどい・・・」というつぶやきが聞こえ、王さまが城を飛び出していくあたりでにんまりしながら、オールを漕ぐしぐさをする子もいました。

    お話に入り込んで楽しんでもらえる一冊です。

    投稿日:2009/07/02

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  • 面白かった!

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    インパクトのある表紙に魅せられて、読んでみました。
    この絵本、表紙に、どーんとおめかししてる悪魔の絵があって、タイトルは裏表紙に書かれているという、とてもおしゃれな絵本です。

    一見、砕けた文章で、最初はあまり馴染めなかったのですが、声に出して読んでみると、語っているようで、なかなか味わいがありました。
    悪魔や地獄が出てきますが、語り口が軽妙なのと、絵がとてもおしゃれなので、おどろおどろしさは微塵もありません。
    むしろ、王子様ブルマーをはいた悪魔がコミカルです。

    最後のオチも、「そうきたか!」という感じで、痛快でした。
    一緒に読んだ次男は、「王様はひどい!」と怒っていましたが、この結末には十分満足した様子。

    おしゃれで楽しいグリム童話です。

    投稿日:2007/06/26

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  • 6年生の教室で読みました

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    本の大きさ29cmもちょうどいいし、絵も素敵です。
    「あくまの三本の金のかみの毛」と読みくらべてみて、どちらも面白いのですが、声に出して読んだ感じはこちらが好みでした。
    反応の少ない教室でシーンとしていましたが、聞き入ってくれたのだと思うことにしました。
    またいつか他のクラスでも読んでみたいです。
    15〜16分かかりました。

    投稿日:2019/03/16

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  • 面白かったです

    悪魔が怖くなくてむしろコミカルな感じで読みやすかったです。
    おばあさんも優しい。

    生まれつき王冠のアザのある赤ん坊。
    占い師に大きくなったらお姫様と結婚する運命だと告げられます。
    背が高くて、かっこよくて、肝っ玉の据わった若者になった男の子は、王さまの度重なる妨害にも負けず、お姫様と恋に落ちめでたく結婚します。
    赤ん坊を殺そうとした意地悪な王様は…最後、痛快でした。
    おススメです。

    投稿日:2019/01/17

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  • これはいい!楽しい!

    6歳長女に借りました。この絵本とーっても面白い!そしてスカッとします。意地悪な王様が出てくるのですが、お姫様を結婚させまいといろいろ頑張るのですが、それが裏目裏目に出るんです。もう可哀想になるほど。(笑)グリム童話みたいですが、この絵本を読むまでこんなお話知りませんでした。もっと有名になったらいいのになー。本当に面白いので。

    投稿日:2014/04/08

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  • ユーモアたっぷりのシャレた童話

    小学校1年生の長女が、「この本面白いよ。ママも読んでみな」とオススメしてくれたので読んでみました。グリム童話ということで、ちょっと恐ろしい場面もあるのかと想像していましたが、語り口は軽快でストーリーも愉快痛快。挿絵にもユーモアがあって、シャレていて、大好きになってしまいました。
    王様の娘と結婚することを運命づけられていた若者が、それを阻止したい意地悪な王様からの無理難題を見事に解決する物語。表紙の絵も、題名にもなっている「あいててて!」も、主人公の若者ではなく悪魔です。この悪魔がナルシストでとぼけていて、お話しを盛り上げています。
    王様が欲をかいて自滅するラストも笑えて、読み終わるとスッキリ爽やかな気分になりました。      

    投稿日:2012/02/25

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  • 完成度の高い作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2008年のアメリカの作品。
    グリム童話の再話ということなのですが、確かに読んだことのあるような話です。
    グリム童話は、「本当は恐ろしいグリム童話」という書籍が刊行されるくらい原作は残虐な話が多いのですが、今回は再話ということで、少し押さえ気味の感がありました。
    原題は、「Ouch!」
    邦題が、あいててて!なのですが、この題名の由来を知りたいところです。

    物語は、王冠のアザのある赤ちゃんが生まれるシーンで始まります。
    占い師が、「大きくなったらお姫様と結婚する運命じゃぞ!」と言ったものだから、聞きつけた王様は面白くありません。
    王様は、身分を隠し男の子の家を訪ね、沢山のお金を渡し、王様になるに相応しく育てると引き取るのですが、それは全くの嘘。
    赤ちゃんを箱に入れて川に投げ込んでしまうのです。
    ところが、赤ちゃんは、粉やの親父に拾われて育てらます。
    その後も、この男の子に運が味方し、逆に何とか王様になるという予言を阻止しようとする王様の悪巧みはことごとく失敗するのです。

    地獄や悪魔も登場し、物語として読み手を惹きつけることは間違いありまえん。
    そのエンディングで、王様が地獄の淵を流れる川の渡し守になってしまうのですが、これって、ハッピーエンドなのか、一寸疑問です。
    王妃やお姫様は、どう思ったのかの記載はないので分からないのですが、やはりグリム童話という側面があるのかも知れません。

    原作を読んだことがないので比較しようがないのですが、ナタリー・バビットが再話したストーリー展開が素晴らしく文句のつけようがありません。
    人物像の描写も良いし、ワクワクドキドキ感に溢れていて、冒険活劇としても充分楽しめます。
    そして何よりも、フレッド・マルチェリーノの描く絵が、秀逸です。
    中世の風景や地獄絵図の素晴らしさもさることながら、人の表情の豊かさに魅了されました。
    一見の価値は充分にあると思います。

    完成度の高い作品としてオススメします。

    投稿日:2011/11/06

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  • グリム童話の再話 絵のおもしろさ 「あいててて!」と言うタイトルが気に入りました!  表表紙の悪魔のすました顔・ 裏表紙の悪魔の「あいててて!」と頭にてを当てている絵がひょうきんで二つの悪魔が対比してあり、おもしろい!(タイトルの意味もお話の中で見つけられますよ)

    フレッド・マルチェリーノの絵のおばあさん 悪魔のやりとりの絵が表情豊かで舞台を見ているような気もちになりました(さすが 舞台デザインも手がけた才能を感じました)
    王冠のあざのある男の赤ちゃんは 「大きくなったら、おひめさまと結婚する運命じゃぞ!」占い師がいうのですが・・・・
    マルコの運命は ラッキーな運命ですね! 
    それと対比して 意地悪な王さまは どんな運命?
    これはお話を読んでのお楽しみですが・・・  
    あくまの おばあさんは マルコに良い運命をひかせてくれたのですね
    プレゼントまでくれるなんて なんて優しい おばあさん
    悪魔とおばあさんの笑顔は 悪魔とは思えない優しい笑顔なんです
    嬉しくなるような おもしろい場面です!(私のお気に入りです)

    運命は決まっているのかしら? そんなことも不思議と感じるグリムのお話の魅力がありました

    子供にもわかるお話だと思いました 是非読んであげたい絵本でした
    お話が長いのですが、 楽しめると思えました

    投稿日:2011/06/03

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  • グリムにもこんなお話

    宿命というものからは逃れようと思っても逃れられないものなんでしょうね。読んでいてそう思ってしまいました。

    前半の王様の行動が、最近読んだトルコの昔話にも似ているなあと思いました。

    お話もそうですが、絵もとてもインパクトがあります。特に王様が悪だくみをして手紙を書いている場面などは、王様のいやらしさが出ていると思いました。

    文体が、話し言葉的なので、それにちょっと馴染めないものを感じました。

    息子は、盗人が思いがけずよいことをすることに「いいことしてるじゃん」と驚いていました。

    グリムにもこんなお話があったんですね。絵も文も今風にアレンジされているので、好みがわかれるところだと思いますが、おもしろいお話だと思いました。

    投稿日:2010/03/17

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  • もっと 訳本で 名作を

     フランスのペロー、デンマークのアンデルセン、ドイツのグリム兄弟等、“洋もの童話”を幼い頃、相当数 読んでもらいました。
     この頃に、漠然としたヨーロッパ(特に中世西欧)への憧れの背景が、できあがったのかもしれません。まさか、後年これに絡む職に三十年近く就く事になるとは…。

     表紙絵の男性の品の良さに惹かれ、“角”のあることも、タイトル文字の無いことにも気づかず、開いてしまいました。

     グリム童話では、良く出てくるお姫様も登場するらしく、読み進めていくと、『金の毛が3本生えた鬼』をベースにしたお話のようでした。

     絵を見ると、地獄の世界は別として(笑)、服装、建物、風景等、相当練りに練って、時代考証を熟慮し作成されたものであると思います。

     グリム童話は、大人が読むと残酷であったり、展開が強引に思われるところもあったりですが、こどもたちにとっては、ストーリーに引き込まれ、先へ心が逸るような楽しさがあるようです。

     こどもたちが、このような名作たちに出会う事無く、“子ども時代”を通り過ぎてしまうのは、もったいないような気がします。

     この絵本のように、再話のような形でも、たくさん日本で訳され手に取ることができるようになって欲しいと思います。

     さて、我が息子の感想は、「悪魔も寝るんだな〜。」と、ポツリ。
     その後、「悪魔のばあさん、良いばあさん。」とツボにはまって、泣き笑いしてました。 

    投稿日:2009/08/05

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