私レオ・レオニさんの作品にかなりはまってしまってます。
絵も綺麗なのはもちろん奥が深くて考えさせられる、大人向けの絵本では?と思わずにいられません。
小さな世界の中で飛び抜けていたところで他の世界に行けば大したことではなかったり。
猿に対して他のわに達の様にへぇそれで?といわず、教えてと自ら努力しようとする姿勢だったり。
人の為に何かをする事は気持ちのいい事だと猿のサポートする姿に教えてもらったり。
他のわに達のへぇ〜では、人を羨む前にその人がどれだけの努力をしたかを考えれば羨む事がバカバカしい事だと教えられたり。
前向きな姿勢は大きな変化をもたらすという事が、最後の川岸の暮らしはこれですっかり変わるだろう。に凝縮されている様に感じたり。
今回もガツンとやられました。
本当、素敵な絵本だなぁって思います。