「よみきかせ日本昔話シリーズ」で、春も夏も秋も、我が家で一番人気なのは3・4歳からのおはなし。3歳の息子、5歳の次女、8歳の長女3人ともがみんなで楽しめるので、どうしても読む回数が増えます。どれもかわいくて明るいお話なので、読むと必ず楽しい気分になれるのがいいです。
このおはなしのよめさまはとってもかわいいです。着物の袖で顔を隠しながら恥ずかしそうにおならをする姿には、何度見ても笑みがこぼれてしまいます。子どもたちはだんだんと大きくなるよめさまのおならが大好き。大げさに読めば読むほど喜んでくれるので、私もついつい頑張って大きな声を出したくなります。
また、巻末の「おうちの方へ」では、昔の嫁の立場の厳しさが語ってありました。それを読んで、やさしい姑と夫を持つ今の私は恵まれているなとつくづく感じました。