心の中に、いつでも。
どこまでも、ふんわりと優しい絵のタッチ。隅々まで丁寧に描かれた、大好きなこりすとくまくんの続編。
我が家には既に3冊あり、4冊目の仲間入り。
3歳と7歳の娘に読みました。
もうすぐ夏休みも明けるタイミングで、再び幼稚園、学校生活に戻るとき、勇気づけができる絵本はないかな、と思い、まず私が目を通してみました。
不安に思ったとき、離れていても、自分には安心できる居場所があり、人がいる。
怖いときは、怖いって言ってもいいんだよ。
そう感じて、発して、受け止めてもらえることで、人は強くなれるんだよ、というメッセージを、私は汲み取ることができました。
娘達に感想を聞いたところ、7歳の娘は、いつも元気なこりすも、怖がったり、怖い夢を見たりするんだな、と思った、とのこと。
くまくんの優しさにも気がついていました。
3歳の娘は、おばけの描写が出てくるところが割と冒頭だったこともあり、絵本全体のイメージより、そこの絵が少しネガティブな印象で残ってしまったようですが、最初から最後まで真剣に聞いておりました。
2人が共通して指差しをしていたのが、しずかなもりのシーンで、生き物達があちこちにいるのを言い当てて楽しそうでした。
読み終わったあとに、ほっこり気持ちがあたたかくなり、子供達に、さぁ、一緒にご飯を食べようか、一緒に遊ぼうか、と、優しく言いたくなる。
そんな絵本です。
投稿日:2025/08/20