もっとおおきな たいほうを」 みんなの声

もっとおおきな たいほうを 作・絵:二見 正直
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2009年11月
ISBN:9784834024753
評価スコア 4.66
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みんなの声 総数 66
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66件見つかりました

  • まるで軍事戦争・・・

    4歳7ヶ月の息子に読んでやりました。息子が先に中身をみていたので、「これ、おもしろいよ、どんどん大砲が大きくなる」と喜んでいました。なんのこっちゃ???と思いながら読んでいくと、王様とキツネがどれだけ強いかを競り合っているお話。どんどん大砲が大きくなって、どちらが強いかをアピールしている。後半には、大きさだけではなく、数、派手さ、おもしろさ、軽さとちょっと間の抜けた展開ではありましたが・・・。

    大砲がどんどん大きくなっている過程では、まるで冷戦の時代を思わせる軍事戦争を思わせました。こちらがどれだけ強いかを見せ付けるというか・・・。それをこんなに露骨に大砲の大きさで競わせていいのか?とちょっと抵抗を感じました。まあ、相手がキツネだけに、おもしろいオチでそこまでシリアスにならなくてもいいのか・・・と安心しましたが、ちょっとどきっとしましたね。反戦運動の一環なのか?と。

    まあ、この程度なら、ともだちなどと張り合う程度のレベルなので、さほど問題視することはなく、大砲の大きさがどんどん大きくなっておもしろいよ・・・でけらけらと笑えますね。

    投稿日:2012/03/22

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  • パパが読んで◎

    絵本ナビで「子どもの絵本大賞in九州」・「MOE絵本屋さん大賞」に入賞した作品と知って、図書館で借りてきました。

    珍しく、主人が大砲の絵の本って何・・・?と興味を。
    またまた珍しく子供達に読み聞かせをしていました。

    子供も、面白い〜と聞き入っていました。
    パパが読んでも、いい絵本だな〜と思いました。

    投稿日:2012/02/19

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  • 気付けて良かった

    頂き物の本です。

    きつねと張り合って、大砲を作り続ける王様。
    国がだめにならないうちに、
    大切なことに気付けて良かったです。

    子どもも子どもながらに、
    いろいろ考えるところがあるみたいでした。

    最後には皆仲良くお風呂に入っているのが良いですね。

    投稿日:2012/02/08

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  • 息子大ウケ

    大好物のピンクの魚をきつねにとられたことに腹をたてた王様。
    自慢の大砲できつねを追い払います。
    王様は満足していました。
    でも、きつねはもっとおおきな大砲を王様のほうにむけたのです。
    王様は慌てて逃げ出しました。
    ところが負けず嫌いな王様はきつねのもってきた大砲よりもっとおおきな大砲をもってきました。
    こうして、王様ときつねの大砲合戦?が繰り広げられます。
    息子は大砲が段々大きくなり、最後の方には派手な大砲もでてくる様子に大ウケでした。

    使えなくなった大砲の利用法は…?
    裏表紙まで楽しめます。

    投稿日:2011/12/19

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  • 争いはばかばかしい

    タイトルから「平和を願う」絵本かと思いました。
    ところが、読んでみると、コミカルな内容に思えました。

    キツネと大砲の大きさ・数・見た目で競っている王様がいます。
    何度勝負しても、キツネにかないませんでした。

    結局は、キツネにだまされていたのですが、そうと気がついたときには「もう手遅れでは?」と心配になるほどでした。
    ばかばかしい争いに巻き込まれて、どうなってしまうのだろう??

    でも大丈夫でしたね。
    王様は、みんなのために大砲を有効活用することにしました。
    やっぱり、国民のために働いてこその王様ですよね。

    投稿日:2011/11/21

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  • まんまと化かされた!

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    以前どなたかのレビューを読んで
    戦争のお話ならまだ娘には早いな〜と思っていました。
    ところが読んでみると私も娘も
    王様に負けないきつねの意地に期待を持つようになりました。

    きつねは王様の大砲より大きい大砲を
    王様の大砲より変わった大砲を作りだします。
    人より勝るものを作り出すきつねに尊敬の目を向け始めたそのとき
    空を舞う小さな大砲がポンっと変化!!
    それはなんと木の葉だったのです。
    私たちはまんまときつねに騙されました。

    その後王様は残った大砲を半分に切りお風呂として利用します。
    湯につかる王様の表情は平和そのものです。
    その表情を見てこの王様は戦争はしないだろうなと思いました。

    投稿日:2011/08/22

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  • 大人でも面白い

    MOEで紹介していたので、4歳の息子用に購入しました。
    王様や家来がびっくりしている格好が面白いです。大人でもうけます。
    主人も子供に読みながらうけてました。
    うちの4歳の息子はオチがある絵本が大好きなのでもってこいでした。
    話の内容としては大砲の大きさ比べですが、もっと大きな、もっと大きな、と文章が繰り返されるのが面白くて息子は大好きなようです。

    投稿日:2011/07/08

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  • 大人が読むべき絵本

    王さまときつねの間の大砲作り競争が描かれています。

    相手がきつねであるところがポイントで、最後にはあっと驚く結末が待っており、深刻すぎない方法で、争いの愚かさを伝える話が展開していてとても良いと思いました。

    私は、むしろ大人が読むべき話だと思いました。

    投稿日:2011/03/10

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  • ばかげたこと・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    本屋さんで人気のある絵本として紹介されてましたので図書館で借りてきました
    大砲を打ちたくてしょうがない王様・・の時点で「えっ」と思いましたが、それが実現する出来事がすぐに起きます
    実はそこからがこのお話のメインです
    結果的には意地の張り合いの末、ばかなことをしたと気がつくわけですが・・・・
    ほとんど変わらない川を挟んだ風景に楽しくなるような「たいほう」が出現することが子供にとったら面白いのでしょうね
    その後の活用の仕方もひねりがあって好きそうです

    投稿日:2010/10/31

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  • 人間って。。。

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    おおさまがきつねに張り合って
    大きなたいほうやら派手なたいほうやらをつくります。
    しかし、きつねは葉っぱを化かしていただけで
    結局おおさまは完全に振り回されていただけでした

    目的を見失い、虚栄や意固地になり猛進する姿が
    人間の愚かな側面を暗示しているようで
    考えさせられました

    投稿日:2010/07/22

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