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むらの英雄」 みんなの声

むらの英雄 文:渡辺 茂男
絵:西村 繁男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年04月12日
ISBN:9784916016973
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,145
みんなの声 総数 37
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37件見つかりました

  • え?!?まるでネット社会!?

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子4歳

    え?!?とは思いますが。笑
    12人しかいないのに???
    まあ、でも、ひとの記憶なんてあてにならない。
    一度思い込んだらどんどん話が膨らんでしまうもの?
    まるで今のネット社会を描いているようにも感じました。
    また、この村の人々は誰も疑わず、責めず、英雄まで生み出してしまう。その気質は素敵だと思いました。

    投稿日:2023/08/29

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  • お話の醍醐味

    1人の勘違いが連鎖して、むらの英雄を生み出していくのですが、その過程といい、ハッピーな結末といい、
    とても面白くて、ぐいぐいと引き込まれ、読み終えた後には幸せな気持ちになります。
    お話の醍醐味を味わえる、とても素敵な一冊です。

    エチオピアの昔話だそうですが、どの国にも、幸せな温かな昔話が息づいているのだなあと思います。
    どの国にも古から変わらず、幸せで穏やかな日常がある。そんな日常に根付いた昔話が、未来永劫、
    子どもたちの笑顔とともにあることを願わずにはいられません。
    様々な人々が共生している国エチオピアの、このおおらかで楽しいハッピーな昔話が、
    世界を優しく、笑顔で包んでくれますように。

    投稿日:2023/08/27

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  • 大事なことに気付くのは子ども

    袋は12あるよ…?
    そう、周りに飲まれててんやわんやの大人ではなく、大事なことに気づくのはだいたい子どもですよね。笑

    4歳の子供に読み聞かせたのですが、面白さがちゃんと伝わっているかどうかはきわどい感じでした。架空の英雄の話で盛り上がるたびに「これ誰の話だろうねぇ〜?!」と問いかけてみてもいまいちピンと来ていない様子で、でもとりあえず謎の盛り上がりが面白かったらしく、笑いながら聞いていました。

    投稿日:2023/08/24

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  • 町からの帰り道、12人いたはずの男たちが1人たりない!
    その場にいる12人全員、自分たちの勘違いに気づかず、話していくうちいるはずのないその1人は勝手にヒョウに食べられたことになっている。(特に6人目あたりから怪しくなってますね‥笑)

    「オイオイ、一体誰の話をしてるんだ・・」と突っ込みながら読み進めていくと、機転がきく女の子のおかげで12人ちゃんと揃ってることに気づきます。
    「良かった、これで勘違いだったと気づいたか」と思ったのもつかの間、更なる勘違いで話は盛り上がり、村の英雄が誕生するのです。

    最初から最後まで勘違いに気づかなければ、もうそれは勘違いではない!?
    おかしさの中に、エチオピアの人たちの大らかさや優しさ、空想力の豊かさに感動したり、こうやって英雄は生まれるのか、、と妙に納得したり。

    西村繁男さんの黒くて太い輪郭線に、オレンジと青緑色の力強い挿絵が、アフリカのたくましい生命力を感じさせる楽しい絵本でした。

    投稿日:2023/08/28

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  • 思い込みが現実化&伝説化

    2013年刊行。エチオピアの昔話。
    村の男たち12人が、粉を挽いてもらいに別の村に行った帰り、人数を数えたら11人になっていた。いなくなった1人を探して大騒ぎになる楽しいお話。

    最初に種明かしがされているので、読者は「みんなが探している1人」について、よく知っている。だから、物語があらぬ方向にどんどん突き進んでいくのがおかしくてたまらない。
    どういう話になっているかは、是非とも本書を読んで、実際に体験して欲しい。

    しかし、現実の生活では、こういうことはよく起こると思った。人は「思い込み」で生きているところがあって、ひとりで思い込んでいる場合と、集団で思い込んでいる場合がある。
    それは真実でなかったとしても、みんなが思い込んでいることで、現実となってしまう。この話のように愉快な展開だったらよいが、問題がある思い込みが現実化したら困ってしまう。

    非常に哲学的なお話でもあり、生活上の注意喚起ともとれる話でもあり、ただのほら話としても楽しめる。
    昔話のすごい魔法を体験した気分だ。

    投稿日:2023/08/27

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  • 英雄伝説

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    「誰かがいないぞ!」と言いながら、その誰かは特定しないでスルーしてしまい、憶測でヒョウの話が出たあとは、それぞれの妄想が止まらなくなり…。
    でも誰一人妄想だとは思ってないし、ましてやこの英雄伝説が捏造だとは気づいていませんね。
    結果オーライという感じです。
    落語みたいなお話だと思いました。

    投稿日:2023/08/16

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  • 表紙より中身!

    表紙からだと想像はきっとつかないんじゃないかな、と思うほど笑えるお話でした。子供たちに気軽に読んであげられて楽しい時間を過ごすことができる本が、これじゃないかな、と思いました。ちょっと間の抜けた感じもするお話ですが、そこがまた楽しめてよかったです。お子さんたちとツッコミを入れながら楽しく読み進めていける1冊だと思うので、おすすめです。

    投稿日:2023/08/13

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  • 間違いも突き抜けたらOK?

    とてもおもしろいお話でした。
    特に、読み手である私は「このお話の秘密」がわかっているにもかかわらず、どんどんストーリーに引き込まれていく感じがしました。
    そして、「裸の王様」のような展開をたどるのかと思ったところ…想像を超える大人たちの都合の良さ!
    「間違い」もここまで突き抜けたら万事OKなのだと思ってしまいました。
    こんなおもしろいお話が伝わっているエチオピアはきっと素敵な国なのだと思います。

    投稿日:2023/08/07

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  • 誰がいなくなったって!?

    12人の男達が揃いも揃って、なんともお間抜けなのです。凄いみんなの妄想力が逞しくて突っ込まずにいられないです。どんなオチになるのか最後まで楽しく読みました。
    息子は、「誰がいなくなったのか聞いてみたら、みんななんて答えるかな?」と。
    読み聞かせして親子で盛り上がった作品でした。

    投稿日:2020/04/27

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  • 勘違い

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    4歳児はこの話の面白さがまだわからず、
    7歳児は面白かったようで笑っていました。

    でも、案外こういう勘違いってあるんですよね。

    それにしても、妄想がどんどん膨らみ、
    少女が指摘しても、
    考え直すこともなく、
    妄想のまま伝説になっていくのですから、
    思い込みや集団心理って怖いですね。

    投稿日:2019/11/20

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