新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい

むらの英雄」 みんなの声

むらの英雄 文:渡辺 茂男
絵:西村 繁男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年04月12日
ISBN:9784916016973
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,128
みんなの声 総数 37
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  • あほ

    久しぶりに息子に読み聞かせをしてみたら終わった後一言「あほ」でした。

    この本に関する感想で一番短い感想ではないでしょうか。

    二年連続して子ども会に関係する役員をしているので、点呼して全員の人数を数えるという場面によく出くわします。

    数えていくと「あれ?一人足りない」ということはよくあることで、そのたびにこのお話を思い返すようになりました。

    そんなときに「自分を数えた」という確認も常に入るのですが、さっきまでいたはずの人で誰がいない?となると、案外わからないことがあります。

    メンバー表で確認するという発想がない時代、こういったことはいかにもあったかのように思われます。

    小学4、5年生のクラスで読み聞かせをしてみました。どのクラスでも自分を数えないというところで、笑い声がおこるのですが、だんだんと話が進んでいくと、この話の渦中に巻き込まれていくのか、だんだんとシーンとなってくるのです。

    一人数えていないということがあらかじめわかっていても、大勢の中にいると雰囲気にのまれるというのか、体制に流されるというのか、集団でいる時には、個人で動くとはまた別の気もちが生まれます。

    私は息子のように「あほ」と言いきれるほど、端的にはこの話はとらえきれず、こういうことってあるかもなあ、あるだろうなあと思えるのでした。

    投稿日:2013/06/30

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    7
  • 読み聞かせに使えそう

    望まれて復刊した絵本だそうです。
    12人の男たちが、自分を数え忘れたために「11人しかいない」ということになり、いなくなったひとりのことをあれこれ想像して英雄に仕立てるというストーリー。ストーリーテリングで語っても楽しそうな昔話ですが、西村繁男さんの大らかでユニークな絵もおはなしにピッタリで楽しいです。
    きっと大勢への読み聞かせでも盛り上がるはずです。近く、小学校でのおはなし会で読んでみようと思います。

    投稿日:2013/09/22

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    3
  • 噂ができるまで

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    エチオピアの昔話だそうです。
    12人の男たちが自分を数え忘れたので、11人しかいないと騒ぎだします。
    揃いもそろって11人に数え間違えるところはご愛嬌として
    なくなった人の話にすりかわったり12人いるとわかったら勇敢な村人の話になったり・・
    噂話ができる工程を、視覚的に見ているようで面白かったです。
    人の心理をうまくついたストーリーですね。

    なるほどと思いつつ、最後にくすっと笑えるような一冊でした。
    今度、読み聞かせに使ってみたいです。子供はどんな反応をするか楽しみです。

    投稿日:2013/05/31

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    3
  • 有名な昔話です

    笑い話です。
    「人の話には尾ひれがつく」とは、まさにこのことですね。
    最後は、ハッピーエンドです。

    人類は、このように力強く生きてきたのだと思う。
    どんな困難も、大丈夫に変えて…

    大方の昔話も、このように英雄譚が大げさに広がって、語り伝えられるうちに、精整され、人の生きざまの本質を内在するようになったのでしょう。

    絵もこのお話にピッタリです。

    投稿日:2017/09/29

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    2
  • 素敵な英雄だ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     数をかぞえそこなう、単なる間抜けなお伽話なんかではありません。いなくなった一人を誰も責めず、やさしさを褒め、勇敢さを讃え、家族思いにまでこころを配る、なんていい村の人々だろうと感心しました。こんな幸せな間抜け、ないでしょう? 私たちが忘れてしまいそうな、共生の一面です。
     バレンで印刷したような、素朴で力強い絵がいい。村人の口々から、ぐるぐる吹き出される線が、どこへ行ったやら、どうしても一人足りない仲間を思う不安や混乱を表しているようで、ドキドキします。やさしさには鳥や動物、魚までもが人と楽しくふれあい、勇敢さにはヒョウと堂々対峙する迫力が、そして家族には父母と子どもらの団らん、のどかな家庭が描かれています。
     「これ、あの西村繁男の絵?」と気付いたとき、またまたビックリでした。とてもいいお話を、わたなべしげおさん、ありがとう。涙がでました。感謝。

    投稿日:2014/07/26

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    2
  • エチオピアの昔話はユニーク

    よくある 話で先日、「ロバが足りない!!」を子どもたちにしました
    アルメニアの昔話だそうです(トルコとロシアカスピ海の間の国)
    村の英雄は 12人の男たちが みんなそろっているか数えて11人しかいない  その中の誰かがヒョウに食べられて 新だと思いこむのですが・・・・
    その 死んでいったと思う人を思い出す、何かしら馬鹿なんですが みんなが 思いやある優しさが感じられるのです
    涙を流す 人々に 笑えますが  何とも 人間らしさが感じられ
    エチオピアの人たちの人の良さがにじみ出ています

    裸の王様とは違いますが 女の子が、数えた「ふくろは、ここに12あるよ」
    おかあさんも 女の子に言われて 「ほんとだ 12人 いるはずだ」

    そして 12人の男の子の 嬉しそうな顔
    みんなは喜んで おどり うたう  この大らかな 人々の生き方

    なかなか こういうふうに考えられないのが、私たちですが

    同じニンゲンとして こういう 馬鹿さの中にも 人間の優しさがあり
    仲間と 生きている様子 いいな〜 

    アフリカ エチオピアならではの 生き方でしょうか?

    にしむら しげおさんの絵もなかなか おもしろい描き方でこのお話にピッタリなように思えました

    投稿日:2013/08/19

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    2
  • 英雄って誰?

    久々に笑わせていただきました。
    一人足りないって、みんなが思ってしまう思考回路。
    誰がいないかなんて考えない軽薄さ。
    しかも、その一人のために、推測話がだんだん発展し、あたかも現実のように。
    それでもって、死んだはずの誰かが戻ってきたら、よかったよかったと英雄になってしまいました。
    こんなおおらかな考えでいたら、世の中平和だと思いました。
    ところで「英雄」って誰?
    12人の男たちに尋ねてみたくなりました。

    投稿日:2013/06/29

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    2
  • おいおい…

    村の12人の男たちが、町での用事の帰りに、自分たちの人数を確認するお話でした。

    ところが、数えた本人が、なんと自分の数を数え忘れるのです。
    しかも、次に数えた人も!

    その勘違いの大暴走のまま、最後まで突っ切るのが面白かったです。

    この昔話のトンチンカンな感じ、いいですよね〜。
    おいおい…って感じで(笑)

    昔話って、現代ものとはまた違う趣があります!
    読んでみると意外とハマるので、ジャンルの幅を広げるのにもオススメですよ♪

    投稿日:2015/09/20

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    1
  • エチオピアの昔話ということで、結構ワクワクして開きました。
    なんとも とぼけた おはなしで 大爆笑でした。

    アディ・ニハァス村の12人の男が、マイ・エディガという町に、粉を挽いてもらうために出かけます。
    その帰り道、粉の袋を背負い、森を通りかかった時に皆いるか?と人数確認をしたところからお話は始まります。

    自分を数えなかった為、1番目から3番目までの男がそれぞれ数えてみると、11人しかいないと動揺し、3人目の男は道に迷ってヒョウにやられたに違いないと悲しみはじめ、4人目5人目と次々に悔いの言葉を吐き始めます。

    私は、6番目の男の一言に仰天!そして、しばし???
    7番目から、お話はますます膨らみ笑ってなかなか読めませんでした。

    泣きながら村に帰った12人のお話に、小さい女の子が、・・・・・・。

    この後の12人の男たちの言葉に、こみあげてくる 私の わらい わらい わらい!

    かくして英雄は生まれ、伝説となっていくのでしょうか。再び わらい!
    なんともおおらかでウイットとユーモアにあふれたお話でした。

    西村先生の版画のような絵がとてもお話に合っていて素敵でした。

    投稿日:2015/07/08

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    1
  • 楽しい気分で読みおわれる本

    エチオピアの昔話は読んだことがないかもと、読んでみました。
    絵は、西村さんが描かれていますが、しっかりと異国を感じます。
    そして、もちろんお話も。おおらかでみんな人がよく、楽しい気分で読み終われる絵本です。

    投稿日:2015/05/07

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