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むらの英雄」 大人が読んだ みんなの声

むらの英雄 文:渡辺 茂男
絵:西村 繁男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年04月12日
ISBN:9784916016973
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,129
みんなの声 総数 37
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22件見つかりました

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  • 読み聞かせに使えそう

    望まれて復刊した絵本だそうです。
    12人の男たちが、自分を数え忘れたために「11人しかいない」ということになり、いなくなったひとりのことをあれこれ想像して英雄に仕立てるというストーリー。ストーリーテリングで語っても楽しそうな昔話ですが、西村繁男さんの大らかでユニークな絵もおはなしにピッタリで楽しいです。
    きっと大勢への読み聞かせでも盛り上がるはずです。近く、小学校でのおはなし会で読んでみようと思います。

    投稿日:2013/09/22

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    3
  • 噂ができるまで

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    エチオピアの昔話だそうです。
    12人の男たちが自分を数え忘れたので、11人しかいないと騒ぎだします。
    揃いもそろって11人に数え間違えるところはご愛嬌として
    なくなった人の話にすりかわったり12人いるとわかったら勇敢な村人の話になったり・・
    噂話ができる工程を、視覚的に見ているようで面白かったです。
    人の心理をうまくついたストーリーですね。

    なるほどと思いつつ、最後にくすっと笑えるような一冊でした。
    今度、読み聞かせに使ってみたいです。子供はどんな反応をするか楽しみです。

    投稿日:2013/05/31

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    3
  • 素敵な英雄だ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     数をかぞえそこなう、単なる間抜けなお伽話なんかではありません。いなくなった一人を誰も責めず、やさしさを褒め、勇敢さを讃え、家族思いにまでこころを配る、なんていい村の人々だろうと感心しました。こんな幸せな間抜け、ないでしょう? 私たちが忘れてしまいそうな、共生の一面です。
     バレンで印刷したような、素朴で力強い絵がいい。村人の口々から、ぐるぐる吹き出される線が、どこへ行ったやら、どうしても一人足りない仲間を思う不安や混乱を表しているようで、ドキドキします。やさしさには鳥や動物、魚までもが人と楽しくふれあい、勇敢さにはヒョウと堂々対峙する迫力が、そして家族には父母と子どもらの団らん、のどかな家庭が描かれています。
     「これ、あの西村繁男の絵?」と気付いたとき、またまたビックリでした。とてもいいお話を、わたなべしげおさん、ありがとう。涙がでました。感謝。

    投稿日:2014/07/26

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    2
  • エチオピアの昔話はユニーク

    よくある 話で先日、「ロバが足りない!!」を子どもたちにしました
    アルメニアの昔話だそうです(トルコとロシアカスピ海の間の国)
    村の英雄は 12人の男たちが みんなそろっているか数えて11人しかいない  その中の誰かがヒョウに食べられて 新だと思いこむのですが・・・・
    その 死んでいったと思う人を思い出す、何かしら馬鹿なんですが みんなが 思いやある優しさが感じられるのです
    涙を流す 人々に 笑えますが  何とも 人間らしさが感じられ
    エチオピアの人たちの人の良さがにじみ出ています

    裸の王様とは違いますが 女の子が、数えた「ふくろは、ここに12あるよ」
    おかあさんも 女の子に言われて 「ほんとだ 12人 いるはずだ」

    そして 12人の男の子の 嬉しそうな顔
    みんなは喜んで おどり うたう  この大らかな 人々の生き方

    なかなか こういうふうに考えられないのが、私たちですが

    同じニンゲンとして こういう 馬鹿さの中にも 人間の優しさがあり
    仲間と 生きている様子 いいな〜 

    アフリカ エチオピアならではの 生き方でしょうか?

    にしむら しげおさんの絵もなかなか おもしろい描き方でこのお話にピッタリなように思えました

    投稿日:2013/08/19

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    2
  • エチオピアの昔話ということで、結構ワクワクして開きました。
    なんとも とぼけた おはなしで 大爆笑でした。

    アディ・ニハァス村の12人の男が、マイ・エディガという町に、粉を挽いてもらうために出かけます。
    その帰り道、粉の袋を背負い、森を通りかかった時に皆いるか?と人数確認をしたところからお話は始まります。

    自分を数えなかった為、1番目から3番目までの男がそれぞれ数えてみると、11人しかいないと動揺し、3人目の男は道に迷ってヒョウにやられたに違いないと悲しみはじめ、4人目5人目と次々に悔いの言葉を吐き始めます。

    私は、6番目の男の一言に仰天!そして、しばし???
    7番目から、お話はますます膨らみ笑ってなかなか読めませんでした。

    泣きながら村に帰った12人のお話に、小さい女の子が、・・・・・・。

    この後の12人の男たちの言葉に、こみあげてくる 私の わらい わらい わらい!

    かくして英雄は生まれ、伝説となっていくのでしょうか。再び わらい!
    なんともおおらかでウイットとユーモアにあふれたお話でした。

    西村先生の版画のような絵がとてもお話に合っていて素敵でした。

    投稿日:2015/07/08

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    1
  • 楽しい気分で読みおわれる本

    エチオピアの昔話は読んだことがないかもと、読んでみました。
    絵は、西村さんが描かれていますが、しっかりと異国を感じます。
    そして、もちろんお話も。おおらかでみんな人がよく、楽しい気分で読み終われる絵本です。

    投稿日:2015/05/07

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    1
  • うまれる英雄

    • タマゴさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    おもしろいな〜と思いました。

    英雄ってどこから生まれるのか不思議に思えてくる絵本です。

    英雄と言われている人たちが、どうして英雄とされるようになったのだろう…と思わず歴史の本や伝記を読んで調べ始めてみたくなります。

    自分がいると思っている「英雄」も、さまざまな面から見れば実際にはいないかもしれないなとそんなことを感じました。

    投稿日:2015/03/23

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    1
  • 中学生にもおススメです!

    • あみむさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子14歳

    小学校への読み聞かせにしようと思いましたが、
    中3の息子に聞いてもらったところ、
    中学生のほうが面白がるかも!とのことでした。
    たしかに、このおとぼけぶりとのんきさが全部わかって
    心底面白いってわかるのは中学生からかもしれません。
    (もちろん小学生にも楽しい絵本です!)
    読み聞かせで約7分くらい。
    イラストも味があって、とっても素敵です。

    投稿日:2014/11/19

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    1
  • 人数が足りない!?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    エチオピアの昔話だそうですね。
    アディ・ニハァス(難しい発音ですね)の村の12人の男たちのおはなし。
    粉をひいてもらいに出かけた道中、仲間がそろっているか気になり、人数を数えてみますが、
    自分を数えなかったので、一人足りないのです。
    あと二人も数えてみますが、やっぱり自分を数え損ね・・・。
    すっかりパニックになった男たち、帰途の途中にいなくなった一人「あいつ」のことを想い、
    妄想してしまうのです。
    「あいつ」は、みんなの妄想ですっかり英雄になり、村に帰り着いても、
    その話は村人まで感動させるのです。
    もちろん、真相が明らかになりますが、単なる笑い話で終わらないのがすごいです。
    実にアフリカンな力強さを感じました。
    数の概念がわかる年齢から楽しめると思います。
    西村繁男さんの画風が最近のと違って意外で、でも、アフリカンにぴったりで気に入りました。

    投稿日:2014/09/29

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    1
  • 予想を超えるラスト

    12人の男たちが出かけた帰り道にふと人数を数えてみると、自分を数に入れるのを忘れてしまい、一人足りないと騒ぎになる。ここまでは、あるあるな流れですが、ここからだんだん予想を超えた展開になっていきます。暴走する男たちの妄想にツッコミを入れながら、「この人たち、村に帰ったら自分たちの間違いに気づいて恥ずかしい気持ちになるんだろうなぁ」とニヤニヤしていると、まさかまさかの展開!こんな村に住んだら、ストレスなんて吹き飛びそうです。

    投稿日:2023/08/31

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