
えんとつのない家にすむ子どもたちへ贈る、絵だけで明かす、クリスマスの秘密。イブの夜、少女がサンタさんへプレゼントのお願いをしています。少女が寝たあと、小さな天使たちがサンタさんを案内します。

【磯崎ママ】 もしえんとつのないおうちだったらサンタはどうやって家に入るの?そんな細かい子供の疑問にもきっちり答えてくれそうな140もの絵から成り立つ字のない絵本。 天使が手紙を読んでサンタを導くシーン、サンタが子供を起こさないようにプレゼントを並べる緊張のシーンなど眺めているだけで臨場感が伝わってくる丁寧な絵とストーリーです。特に夜中の静かな雪の上にたくさんの天使達がふわりと浮かんでる様は忘れられない美しさです。こんなクリスマスの風景もあるのかと衝撃を受けました。子供の頃に読みたかった!子供達にもそれぞれの色々なクリスマスがあると思いますが、大人になっても思い出すワンシーンというのがあると素敵ですね。それが現実でも絵本の中での架空の経験でも思い出す時には関係ないように思います。

4歳と8歳へ、寝る前の絵本として選びました。
ちょうど12月だし、ぴったり!と思って。
そして、そろそろ二人ともこの世界に
文字がなくても入り込めるだろうと期待して。
はい、入ってくれました!
もう、絵を追っていく姿がいとおしかったです。
サンタクロースがプレゼントを落として
女の子がその物音で目を覚まし、
サンタが見つかりそうになるところではもう4歳児はドキドキ!
首を縮めて展開を見守っていました。
私が少し説明を足しながらめくったりもしましたが
文字のない絵本の世界を堪能してくれたようです。
こんな天使、ほんとうにいるといいなあ! (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )
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