自分と周りの考え方は、驚くほど異なっていることがある。
いやむしろ、異なっていて当然なのですよね。
その違いによってどちらか一方が悲しんだり、争いが起こったり、亀裂が生じたりする。
大人になるとそういった事はあまりありませんが、
子どもの頃の学級会などでは、意見がいくつかに別れ
それによって激しい議論が交わされたり、誰かが泣き出したり・・・
「そういう意見もあるんだ」と思う子もいれば、
「自分の意見だけが正しい」と思っている子も いたのかもしれません。
この絵本では、「よいことわるいこと」がテーマになっているので
個々の考え方の違いを ハッキリと理解することが出来ました。
このテーマに限らず、
良い意味で“人は人、自分は自分”と皆が納得出来れば
そしてお互いを尊重することが出来れば、
円満に暮らすことが出来るのかもしれないと思いました。