もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!

ほがみさんの公開ページ

ほがみさんのプロフィール

ママ・30代・、男3歳

ほがみさんの声

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自信を持っておすすめしたい 読めば読むほど面白いじゃり  投稿日:2004/08/23
ジャリおじさん
ジャリおじさん 作・絵: おおたけ しんろう
出版社: 福音館書店
 鼻の頭に「ひげ」のある、ジャリおじさんは海のそばに住んでいました。ある日黄色い道をどんどん歩いていくと……、とジャリおじさんの冒険が始まります。途中でワニに出会ったり、もう一人の!ジャリおじさんに出会ったり、と奇想天外な冒険のお話です。
 絵はなんともシュールで、あまり子ども受けしないのでは?と危惧したのですが、ところがどっこい!最初から食い入るように見ていました。何しろ、鼻の頭に「ひげ」のあるおじさんですからね。変すぎて目が離せません。
 文もいいです。ムダがなくてリズミカル。「○○○ジャリ」の「ジャリ」も、どこか気分が浮き立つような、楽しいテンポにあふれています。1ページも読まないうちに、読んでいた父、聞いていた子、母、とも大爆笑!!本当に面白い絵本なので、あまり寝る前に読むことはお勧めしません。目が冴えてしまいます。
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自信を持っておすすめしたい 怒ってばっかりのママなんか!……好き  投稿日:2004/08/10
ベニーいえでする
ベニーいえでする 作: バルブロ・リンドグレン
絵: オーロフ・ランドストローム
訳: 長下 日々

出版社: 徳間書店
 ママはベニーがやりたいことを、ぜんぶ「だめ!」。大好きなじゃがいもや棒を片付けてしまうし、嫌いなお風呂に入れようとするし、お人形のぶうちゃんを、あんまり汚れていないのに洗濯機で洗おうとする。「もう、いやだ。ぼくいえでしちゃうからね!」お人形のぶうちゃんをつれて、家出をしたベニー。でも、どこに行っても泊めてくれる人がいません。そうこうしているうちに、段々と心細くなってしまったベニー。挙句にぶうちゃんをなくしてしまって……。そんなとき思い浮かんだのは、やっぱりママでした!
 読んでいると、ベニーが自分の子供のように思えてきます。「そうそう、怒られるとこんな顔してる」「困った顔はこんな顔だ」って。子供もベニーのママへの反発や、やっぱりママが好きと思うところも共感できるのでしょう(お気に入りのお人形を、「片付けないと捨ててしまうからね!」と言われたりしていますから)。ベニーと同じ顔をしながら、何度も真剣に読んでいます。その意味では、読み手も聴き手も、とても感情移入しやすい絵本だと思います。
 お父さんよりはやっぱりお母さんが子供と一緒に読むのがお勧めですね。
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自信を持っておすすめしたい 大好きだから、頑張れる  投稿日:2004/08/10
おおきなラッパとちいさなオリー
おおきなラッパとちいさなオリー 作: ジャック・ベクドルト
絵: オーリリアス・バタグリア
訳: 清水 奈緒子

出版社: 徳間書店
オリーはちっちゃな男の子。バスホルンという、自分よりも大きなラッパが大好きで、一生懸命練習します。でも、その大きな音にお母さんも、近所の人たちも、農場の牛も大迷惑!皆に迷惑にならないようなところで練習しようと、太陽がジリジリと照りつける中、バスホルンを抱えて探し歩くオリー。ついに小さなボートで沖合いに向かったところ、だんだん濃い霧が発生し、オリーはちょうど連絡船が通りかかる時間だということに気付きますが、危険を知らせるブイが今日に限ってありません!そこでオリーは……!
最後には、もちろん連絡船はオリーのおかげで岩にぶつかることなく入港することができ、そのごほうびとしてオリーは思う存分バスホルンの練習ができる音楽学校に入学させてもらえます。そこに至るまでのオリーの頑張りといったら!本当に小さな身体で大きなバスホルンを抱えて歩くところは、子供も思わず「がんばれ!」と応援しています。
私としては、オリーが皆に気を使いながら(動物のアシカやカモメにまで!)練習しようとするところは、もちろん頑張りは認めるのですが何となく“いい子ちゃん”すぎてあんまり好きではなかったのですが、最後に音楽学校に行かせてもらえることになったとき、市長さんに向かって「音楽学校ならこの町から遠いから、思う存分練習できますね」とちょっぴり皮肉を言ったときに、やったぁ!と思いました。そんなに周囲に気ばっかりつかっていたら、どんなにいい子でも疲れてしまうし、本当は周りの言うことなんか聞かずに、思う存分好きなバスホルンを吹きたかったんだよね、うんうん、とうなずいてしまいました。
それにしても、オリーが吹けたのはたった1曲。それも、「ふかい海にねむる」という曲で、歌詞の最後が「きをつけろ」。それを連絡船に向かってヴォンヴォン吹いたんですよ(いまはもっと吹けるようになったかしら?)。
細かなディテールまで凝った、とても楽しい絵本だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい こわい〜⇒読んで、読んで  投稿日:2004/08/04
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
本屋さんで見つけて、あまりの懐かしさに衝動買いしたのが1年前。まだちょっとストーリーを理解するには早いかな、と思いましたが、自分がどうしても読みたくて読んだところ……、少し読んだだけで「こわいから止めて〜!」と涙ぐまれてしまいました(いつもよりちょっと声を低くして読んだのがいけなかったでしょうか)。
でも、最近は自分から「読んで、読んで」とおねだり。前半部分の「おどしの道具は3つ〜」のあたりは自分でも覚えてしまいました。3つのおどしの道具がよっぽど印象深いというか、最近、ウルトラマンごっこやなにやらをしているせいで、かっこ良く見えるのでしょうか。その辺は親としては少々複雑な気持ちですが。
最後は結局、釈然としないハッピーエンドですね。お父さんの方はこれはあまり好きではないようですし、子供もそれに至るまでの、例えばお城の前に子供が捨てられていくところなどはどうしてそういうことがあるのか、理解できないようですが、私はそれでもいいと思います。世の中のこと、全部を全部理解しようなどということは、土台ムリですからね。それでも、そこから何かを感じ取れれば……。私がン十年たってもこの絵本に魅力を感じたのはそこだと思いますし、子供もそうなって欲しいな、と思いつつ、今日も声を低〜くして、「あらわれでたのは、黒い帽子に…」と読んでしまいます。
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なかなかよいと思う 働く車ってやっぱりかっこいい!  投稿日:2004/07/30
パワーショベルのブルくん
パワーショベルのブルくん 作・絵: 横溝 英一
出版社: PHP研究所
子供はどうしてこう、働く車が大好きなんでしょう。きっと、ぶるんぶるん動く姿が面白く、かっこいいからなんでしょうね。
今回の主人公はパワーショベルのブルくん。ブルくんの仕事場は鉄道工事現場とあって、電車が登場し、ブルくんと会話を交わすのも子供が好きな理由の1つだと思います。
さて、ブルくんはある日、電車を助ける仕事を終えたと思ったら、自分が土砂崩れで起き上がれなくなってしまいます。そのまま冷たい雪が降って、ブルくんは一人取り残された上に、雪の下に埋もれてしまいます。工事のおじさんは「助けに来るからな」と言い残して帰りましたが、本当に来てくれるのかしら、子供もハラハラしながら読み進めます。おじさんはちゃんと約束どおり、ブルくんを迎えに来てくれますが、そのときにはブルくんはボロボロ……。でも、おじさんたちの修理ですっかり元通りなってまた電車の横で頑張るブルくんに、ほっと満足そうなため息ひとつ。最初はのんびり仕事をするブルくんの姿から始まるのに、文字通り山あり谷ありの、楽しい絵本だと思います。
裏表紙に、パワーショベルの“身体の仕組み”の解説があって、ブルくんがどうやってお仕事するのかが分かる、というオマケ付きで、それもまた楽しいです。
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なかなかよいと思う ぼくも「ボクのぼり」になる  投稿日:2004/07/22
ワニぼうのこいのぼり
ワニぼうのこいのぼり 作: 内田 麟太郎
絵: 高畠 純

出版社: 文溪堂
ワニぼうのために、お父さんがこいのぼりを買ってきました。気持ちよく泳ぐ、こいのぼりを見ているうちにお父さんは、自分が「ワニのぼり」になってしまいました。それを見ていたワニぼうも、ワニぼうのお母さんも、そしてそして、ウサギのぼりやカメのぼり、近所の動物たち皆が「○○のぼり」になって空を泳ぎます。皆で空を泳いでいる様は圧巻で、本当に気持ちよさそうです。
やわらかな絵が春のやわらかな風をイメージさせて良いですね。ストーリーは他愛のないもので、起伏もないので初めはなんとなく物足りない気もしましたが、読むほどに味が出るというのでしょうか。じわじわ、じわじわ、ほんわかやさしい気持ちになれる本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 大事なものに代わりはいないんだよね  投稿日:2004/07/22
オリビア…ときえたにんぎょう
オリビア…ときえたにんぎょう 作・絵: イアン・ファルコナー
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
お気に入りの人形が行方不明になったオリビア。あちこち一生懸命探しますが、ある嵐の夜、変な物音を聞きつけたオリビアがそこで見たものは……!とハラハラ、ドキドキの手に汗握るミステリーで終わるのかと思いきや、人形を見つけた後、パパは代わりの人形を買いに行けばいいよ、と言って、オリビアも一度はいいかなって思ったふうだったのに、やっぱりお気に入りの人形を諦めきれずに、自分で一所懸命直します。直った人形は全く元通りとは言えないけれど、人形もオリビアもとても嬉しそうでした。そこに至るまでの描写が「物を大事にしなさい」一辺倒ではなくて、とても良かったと思います。やっぱり、新しいものを買ってあげると言われれば大人だって心が動きます。それでもそれでも、と悩んだオリビア。きっと直った人形はいままで以上に大事なものになったと思います。
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よいと思わない 他人のものをとってもいいの?  投稿日:2004/07/20
とてもとてもあついひ
とてもとてもあついひ 作: 小出 淡
絵: 小出 保子

出版社: 福音館書店
息子が動物さんたちがブランコや砂場、プールで楽しそうに遊んでいる絵を見て面白そうだと思ったのか、自分から持ってきたので読むことにしました。でも、実際に読んでみると、ねずみさんやうさぎさん、たぬきさんの家からしまりすさんたちがそれらのものを「何も言わずに」自分たちの家に持って行ってしまい、それを持って行かれた動物さんたちが探す、というお話だったのです。最後にはたくさんのお友達で遊んだ方が楽しいから、みんなで共有して遊ぼう、というオチだったのですが、しまりすさんたちの口からは「勝手に持って行ってごめんなさい」の一言が最後まで出ることはなく……。息子は、「他人のものを取ったらいけないんだよね?」という疑問を当然のことながら感じたようで、そのように言いましたし、読んでいる大人も何か釈然としないものを感じました。常日頃、お友達と遊ぶときには「貸して」とお願いして「いいよ」と言われたら借りるんだよ、勝手に持って来るのはいけないことだよ、と言い聞かせていますし、それが仲良く遊ぶルールだと親子とも思っているだけに、本当にこれでいいの、という感じです。あまり現実的ではないというか、いくらなんでも子供にここまで博愛精神を求めるのは無理があるのではないか、と思いました。結局、2回読んだだけで止めてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 人間におうちを壊されてもがんばる14匹  投稿日:2004/07/20
14ひきのひっこし
14ひきのひっこし 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
このシリーズは繊細な絵と仲良し大家族が生き生きと描かれているので、親子共々好きで、息子は扉のページの「おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき!」をいつも元気に言ってから読み始めます。
それにしても、この本は少々大人にはショッキング。なぜなら、人間におうちを壊されたと思しき14匹が、新しいおうちを探しに出るところから始まるからです(思わず涙ぐんでしまいました)。そこのところはお話では語られませんが、周辺の木々はチェーンソーのようなもので伐材されています。なので、子供の「どうしてお引越しするの?」の疑問に答えなければならないのは辛いですね。
それから、途中でいたちやふくろうに出会ったとき、どうして隠れたり、夜を徹して見張らなければならないのか、を説明するのも難しいです。自然界はそうした食物連鎖から成り立っている、鳥は虫やねずみを食べるし、鳥はもっと大きな動物に食べられる、ということを説明するのですが、やはりまだ難しいようで、分かったような分からないような顔をしています。それでも、こうしたことを小さなうちから知っているのと知らないのとでは違ってくると思いますし、人間である以上、自然を壊さずには生きられない部分はあるとしても、自然界の一員として自然を大切にする大切さを理解できる人になって欲しいと思います。
本当にいろいろと考えさせられてしまう1冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子ども扱いしないお兄さんに乾杯!  投稿日:2004/07/20
ぼくしごとにいくんだ
ぼくしごとにいくんだ 作: 角野 栄子
絵: 垂石 眞子

出版社: 福音館書店
近所の自動車整備工場で、お兄さんが一所懸命自動車を修理しているのを見て、自分も絶対にそこで仕事しよう!と心に決めていたユウタくん。ある日そのお兄さん顔負けの格好をして、おかあさんに「ぼく、仕事に行ってくる」と宣言して整備工場に意気揚揚と出かけて行きます。お兄さんは、最初こそ小さなユウタくんにびっくりしてしまいますが、「危ないからあっちに行ってな」なんて一言も言わずに、ユウタくんにあれこれ用事を言いつけます(もちろん、手加減はしていますが)。用事を言いつけるだけではなく、ユウタくんに「この車、どこが悪いと思う」と意見を求めたりもします。そうやって、子供扱いされずに仕事をこなすユウタくんがなんて楽しそうなこと!
子供は子供扱いされるのを、とても嫌がりますよね。大人同志で会話していると、僕もここにいるんだ、と盛んに自己主張しますし、料理をしていれば同じように料理をしたがり、親が会社に行くと言えば、自分も電車に乗って会社に行って仕事をすると言います。大人はつい、子供は子供らしく、なんて平気で言ってしまいますが、子供は大人と一緒にいろんなことをやりたいんですよね。日頃、つい「危ないからあっち行っていなさい」と言ってしまう自分を反省しました。できそうなことはどんどんやってもらった方が、子供は自分が役に立ってうれしい、大人も手伝ってもらっていてうれしい。そうしたうれしさを忙しさにかまけて大人は忘れがちなんですね。
最後に、車を直し終わったユウタくんとお兄さんは、冷たいお水で乾杯します。本当に美味しいお水だったと思います。
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SNS犯罪から子どもを守るために。友達思いなにわとりのお話

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