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てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子25歳

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自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

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ふつうだと思う 文章がやや長めですが、絵は素敵です。   投稿日:2009/06/30
ヌンヌ
ヌンヌ 作・絵: オイリ・タンニネン
訳: 稲垣 美晴

出版社: あすなろ書房
図書館の新作コーナーに展示してあって、「表紙が可愛い」と、それだけの理由で借りてきました。

1ページ1ページの絵はとても素敵でしたので、こんなにたくさん文章がなくても、この絵だけで、十分伝わってくるものがあるのになぁ〜。と思いました。
対象年齢。絵だけなら、かなり小さいお子さんでも楽しめると思いますが、文章がやや長めなので、幼稚園児くらいから低学年くらいがいいかもしれません。
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ふつうだと思う 青にこだわる理由がわからなかった。   投稿日:2009/06/30
パリの青い鳥
パリの青い鳥 作: ヴェロニク・ウィルマン ジョエル・ルブロン
絵: ヴェロニク・ウィルマン ジョエル・ルブロン
訳: 今江 祥智

出版社: BL出版
もともと作者が自分の子どもにせがまれて考えた物語らしく、構成というか、物語の目線が子どもっぽい感覚のような気がしました。
写真絵本に(主役?の)鳩だけイラストで描かれています。
なんでだろう?
この鳩は、私はあまりいただけませんでした。
それと素敵な写真なのに、あえておとこのこの福だけが青く染められているので、あまりいい意味ではなく目立っていました。
そこまで「青」にこだわる理由は絵本からは見つけられず、後書きなどにも書いてなかったので、よくわかりません。

ノートルダム寺院の写真はすごく迫力があって、面白いカットでした。
子どもと鳩が主役の絵本ですが、この写真絵本を見て、我が家の子どもたちはあまり面白くなかったようです。
個人的には子供向けの絵本ではない気がしました。
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なかなかよいと思う なぜ、主人公はねずみなのでしょう?   投稿日:2009/06/30
あの森へ
あの森へ 作・絵: クレア・A・ニヴォラ
訳: 柳田邦男

出版社: 評論社
題名に「森」とあるだけに、森の絵がとてもいいですね〜。
木々のすき間とか、草花とか、絵だとか、そごくこだわりを感じました。
一つ気になったのは、別にねずみが主人公でなくてもいいじゃん?ってところです。
こういった絵本ではよくねずみやくまが擬人化されて登場しますが、これは作者のなんかしらかのポリシーなんでしょうか?それともただ好きなだけ?
私は個人的に、こういう話は素直に人間の姿をしていてた方がいいような気がするのですが…。

稲穂らしき風景が見えるので、子ども達に読んであげるなら、秋口が効果的のような気がします。
本書には「何歳向き」という表示はありませんが、読んでみた感触では中学年くらいから楽しく聞ける気がしました。
自分で1人読みするのも、中学年くらいからがいいかと思います。
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なかなかよいと思う テーマがけっこう難しい…。   投稿日:2009/06/30
ぼくはだれもいない世界の果てで
ぼくはだれもいない世界の果てで 作: M.T.アンダーソン
絵: ケビン・ホークス
訳: 柳田邦男

出版社: 小学館
絵も話もとても素敵な物語でした。
ただ、この物語に描かれているテーマみたいなものが少々難しいものなので、低年齢の子に読んであげても、今イチ伝わりきらない気がします。
うん。この絵本は出来たら高学年以上、むしろ中高生などこれから未来に生きる若者たち読んでほしいですね。

人は生きていくためにどんどん便利なものを発明したり、森林を伐採して土地を広げたり、遊楽のために他の動物が決してしないことを平気でしてしまうところがあります。
その辺のことを絵本としてまとめた作品だと、思いました。
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自信を持っておすすめしたい ドイルの古い有名な作品。   投稿日:2009/06/30
ねっこぼっこ
ねっこぼっこ 作・絵: ジビュレ・フォン・オルファース
訳: 秦 理絵子

出版社: 平凡社
作者は「東プロイセン」生まれ、とありました。ドイツの有名な絵本作家です。
作者は1881年生まれで、この絵本もドイツでは1905年ごろ出た絵本だそうで、それから1世紀以上全国的に人気のある作品だということです。(後書きに書いてありました)

ただし、日本で翻訳されたのは、2005年なので、日本人にはなじみの薄い作品になりますね。

優しく私的な情緒のある文章に、かわいらしく優しい絵。
登場する「ねっこぼっこ」たちは、草花の妖精か何かみたいな存在なのでしょうか?
うちの中(根っこのことろ)にいるときと、外の世界にいるときとでは表情も、服装も髪の色まで変えていて、細部まで、こだわりのある作家さんなのだなぁと、感心しました。

小さな子どもにはとても読みやすい話だと思います。特に空想したりするのが好きなお子さんにはお勧めですね〜。
漢字はあまり使われていないし、仮名もふってあるので、字さえ読めれば、幼稚園くらいからでも1人読みできると思います。
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自信を持っておすすめしたい 感動〜!手って、すごい。   投稿日:2009/06/30
てとてとてと て
てとてとてと て 作・絵: 浜田 桂子
出版社: 福音館書店
題名はだいぶ前から知っていました。でも、何となく手にしてなかったんですよね〜。(うわっ、これも「手」です)

素敵な手について、たくさん知ることができました。
こんな風に考えると、手って、ほんとにすごい!
特に最後のページ、いいですね〜。

「もしかしたら
 ては
 こころが
 でたり
 はいったり
 するところ
 なのかもしれない」

ホント、そうですね!
うちの子は、ケンカした後の仲直りの握手のところが一番面白かったみたい。「まだすごく怒ってる」って、笑ってました。

この絵本のまた素敵なところが、ページの表示。なんと指の本数で、ページを現わしているんですよ。(みなさん、気付いていました?)
この絵本もあまり年齢を選ばない気がするので、たくさんの子ども達に紹介してあげたいです。
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自信を持っておすすめしたい ことば遊びに人間的感傷が加わったもの   投稿日:2009/06/30
いろいろあってね
いろいろあってね 作: 内田 麟太郎
絵: 本信 公久

出版社: くもん出版
「ことば遊び絵本じゃん」と、9歳の下の子は言い切っただけでした。「え〜、面白いのに、この良さがわからない?」残念です。
ちょっと詩的なにおいの漂う「ことば」に、うちの子は付いていけないのでしょうか?

絵は絵でとても独立していて、素敵だし、文は文で、麟太郎さんらしくてパンチがきいていて面白かったです。
なんでかな〜。と思って読んでいて、付録の「絵本のたから箱」(編集後記みたいな紙)を読んでわかりました。

この絵本は最初に絵があって、そこにインスピレーションを感じた作者が文を書いていたんです。
だから、それぞれが主張し合っているのに、独立した印象を受けたんですね〜。

私は「たまごのきみ」とやり取りしている「きいろ」のページと、ぼくのひとりごとみたいな「まっか」のページと、桃太郎になりたい「ももいろ」のページが気に入りました。
だからきっと、ことば巧みに使った遊びみたいな文章より、「人間の感傷」みたいなものがちょっとシェイクされている文章の方が好みかも。

子ども達も好き嫌いはあると思いますが、幼稚園くらいから高学年まで、楽しめる絵本ではないかと思います。
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自信を持っておすすめしたい 家で見かける必需品がしゃべったら   投稿日:2009/06/30
ランドセルのはるやすみ
ランドセルのはるやすみ 作: 村上 しいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: PHP研究所
低学年向けの児童書を探していて、見つけました。
「とっておきどうわ」の「わがままおやすみシリーズ」と銘打たれた村上しいこさん&長谷川義史さんの3作目。
絵が多く、字の大きい童話(児童書)です。

自分の家にあるよく見かける必需品に、いきなり手足が生えて、しゃべりだしたら、子どもたちはどんな気分になるんだろう。
もしかしたら、作者の村上さんはそんな発想で書かれたのかな〜。

このシリーズに登場する主人公の「ぼく」は、びっくりはするものの結構落ち着いて、普通に接していますね〜。
その普通さと、(本来ならしゃべるはずのない)ランドセルとのやり取りが絶妙にいい!
そしてぼくとランドセルの間に芽生えた友情が、素敵に描かれていました。

お父さん、お母さんのキャラクターも、いい味が出ています。
残念ながら、「はるやすみ」なのでこれから夏休みを迎える子どもたちに勧められないかもしれませんが、いつか紹介してあげたい1冊となりました。
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なかなかよいと思う 幽霊が「パクッ」少し気になりました。   投稿日:2009/06/30
おしくら・まんじゅう
おしくら・まんじゅう 作・絵: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
作者の、名作「だるまさんが」シリーズと同じようなタイプの仕上がりになっています。

黄色い表紙時に、紅白のまんじゅう。なんだかもう、それだけで「めでたい」気分になります。

全体的な流れはすごく面白かったのですが、最後に幽霊に「パクッ」とやられて、紅白のまんじゅう達がゆうれいまんじゅうになってしまうところ、ナンセンス絵本としてはそれほど、どうということはないのですが、感受性の強いお子さんだと、もしかしたら拒否反応が起こるかもしれない。と、思いました。

(実は、うちに上の子は今でさえ怖い本とかも読みますが、小さいときは最後に退治されることの多い、「バイキンマンがかわいそう」だといって、子どもに人気のアンパンマンすら見れない感受性の強い子だったので、もし、うちの子が小さかったらこの絵本は気に入らないかも…と、少し考えてしまったので、評価は微妙なとこです。

発想とか、絵本の展開はほんと面白かったですよ〜。
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なかなかよいと思う 感覚的に想像できない貧しさ、悲しさ…。   投稿日:2009/06/23
よろこびの木
よろこびの木 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: スヴェン・オットー・S
訳: 石井 登志子

出版社: 徳間書店
ナビの、この本の紹介のページには「5歳から」と書いてありました。
読んであげれば、お話の好きな子なら、聞いてくれるかもしれません。
が、私は読み語りに使うとしても高学年でも、少し難しいと感じました。

作者はリンドグレーンですが、北欧のとても貧しい人たちの悲しいお話で、そこに宗教的感覚がないと、理解がしにくいのではないかと思います。
というのも、毎日の食事に困ることがなく、絵本を買うことができるような生活水準の日本人が、主人公・マーリンがどれだけ悲しみに満ちた生活をしているか、子ども達にはピンとこない気がするのです。

描かれている絵も、文章もとても素敵ですが、あまり子ども向きの絵本ではない気がします。
むしろ社会人として進路を考えるような年ごろ、10代後半とか、20代くらいの人に読んでもらいたい絵本のような気がします。
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