箱のなかにはいっているのは?!
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大切な友達や家族へ。「ありがとう」をかたちにして、絵本をプレゼントするのはいかがでしょう。ちょっとしたギフトに喜ばれる大人向けの絵本を集めてみました。
ピリピリするような、繊細な変化が描かれていくこの絵本。ものごとが動き出す前のほんの一瞬、そこに永遠がある・・・。そんな秘密めいたテーマを考えついたのは、歌人の穂村弘さん。ドキっとしながら、でも、大好きな酒井駒子さんの絵をじっくりと堪能する喜びにひたれる1冊。
スプーンは食べるときに使うもの。でもスプーンにとって大切なのは、それを使うと上手に食べられるということ・・・。たいせつなことは何か、ひとつひとつのものについて、語りかけてゆきます。1949年にアメリカで出版されて以来、読みつがれてきた絵本です。
アンデルセンの不朽の名作『雪の女王』が、小宮由氏による新訳で登場! マリメッコデザイナー、サンナ・アンヌッカのイラストで、大人も楽しめる上質な物語絵本として生まれ変わりました。布装、銀箔押しの装丁でインテリアやギフトにもぴったり。くりかえし映像化、戯曲化されている古典を、改めて読んでみるにはぴったりな絵本。
宮沢賢治の作品といえば、誰もが最初に思い浮かべるであろう名作「銀河鉄道の夜」。絵本を開くと広がっているのは、見た事のないような表現。その不思議な世界は幻想的であり、銀河を想像させてくれます。こどもたちには新鮮な感動を、大人には一味違う読みごたえのある物語絵本です。
愛するものたちを素直に語る様々なセリフ。「愛」と「友情」についてのそれらの言葉は、子どもたちから生まれたもの。想像豊かで、愛らしく、そしてとっても詩的。。ルース・クラウスが文をまとめ、モーリス・センダックが軽やかな絵を描いたアメリカのロングセラー絵本です。
「なかなか ○○のなか だーれだ?」の問いかけとともにひろがる 76ページの絵の世界。
イマジネーションの広がる絵と洗練された色彩は眺めていても飽きることがありません。親子でクイズをしたり、お気に入りの絵をじっくり鑑賞したり、さまざまな楽しみ方をしてみてください。
人はみな心の中に、1本の木をもっている。パリの植物園。植物学者との出会い。少女の心に、小さな芽が育ちはじめる――。大人が一人でじっくり読みたい絵本。
バレエの不朽の名作『白鳥の湖』(チャイコフスキー作曲)を、息をのむほど美しい、繊細なレース切り絵でつむいだ絵本。背景や人物を切り絵で表現することで生まれる光と影の幻想的な世界がアート感いっぱいに広がります。
さあ、オセアノ号の帆をあげよう。まっ赤なぼくらのオセアノ号で、世界をまわる旅に出発するんだ!海のうえにも、海の中にも、ポップアップの楽しいしかけがいっぱい!美しいイラストレーションと、しかけの素晴らしさで世界中の話題をよんだ、人気作家による作品。誰もが驚く美しい世界が待っています。
大理石よりもかたい一面の雪野原をこえて兄と妹が出会う「もうひとつの世界」。宮沢賢治の名作「雪渡り」を英語で。英語で書かれた絵本にCD(英語・日本語一文ずつ交互に収録)がついています。こどもが初めて英語の物語に出会う時、英語だけではなかなか楽しめません。日本語の語りが助けとなり、英語物語の世界へ自然と引き込まれていきます。
なにをやってもうまくできない不器用な一羽のとり。そのとりは、当時、無力感を抱いていた作家自身でした。作品を手にしたイタリア人編集者が、ページを閉じた瞬間に出版を決めたという感動作。生きるとは何か、幸せとは何かを考えさせられる結末に、心が震えます。今注目の絵本作家のイタリアデビュー作。
今この瞬間の現実からわたしを解き放つ魔法のマーカーがあったら・・・。ひとりぼっちの少女が、ふしぎな赤いマーカーで壁に描いた扉。それは、描いたことが現実になる世界への入り口だった。さあ、想像力の世界へ飛び出そう!
月あかりのムーミン谷は、秋めいてしずか。ムーミン屋敷もおやすみの時間です。ところが、真夜中に屋敷の玄関の階段をしのび足でのぼっていく、あやしい影が……。いったい誰!?ーベ・ヤンソン自ら制作した唯一の写真絵本。そして最後の絵本です。ファンにはたまらない1冊です。
気持ちの良い眠り、あたたかなおふとん、深くて長い夜の世界。そして感動的な朝、美味しい朝、幸せな気持ちの朝。夢の世界と目覚めの行ったりきたり。その不思議な時間の流れ、つながり、広がりが、伸びやかに、自由に、時には印象的に描かれています。想像力が心地よく刺激されそうな、楽しくて素敵な絵本です。
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