むじな
- 企画・原案:
- 小泉 八雲
- 作:
- 田辺 青蛙
- 絵:
- 高畠 那生
- 編集:
- 東 雅夫
- 出版社:
- 岩崎書店
絵本紹介
2025.11.21
今期のNHK連続テレビ小説は、明治時代に『怪談』を著したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲とセツ夫妻がモデル。ドラマでは、当時の人々がおどろおどろしくも未知なる異世界に思いを馳せながら怪談に親しんでいて、その姿は今の私たちとあまり変わらないようにも感じます。『むじな』は、時を超え伝え継がれる八雲の怪談と、現代的なイラストのコラボが斬新な一冊です。
そのほか、今月は読み手の空想やイマジネーションを広げる作品が顔を揃えました。
いとうひろしさんの最新作『もしかするといるかもね』は、カミナリさんの存在を信じるドンちゃんと、友だちダイちゃんのテンポいいやりとりがみどころ。見えないものを想像する楽しさが描かれています。
もしも、自分が馬だったらーー駆け回ったり、妹を背中に乗せたり、そんな子どもの夢がページいっぱい迫力いっぱいに広がる『ウマに なれたら いいのにな』。その憧れに秘められた想いは、読者にさらなる余韻を残します。
五味太郎さんが子どもたちに贈る『注意読本』や、アニメ映画化も決定した東野圭吾さんのベストセラー小説『クスノキの番人 ジュニア版 上巻』など、魅力あふれるラインナップです。
出版社からの内容紹介
商人の男が紀国坂で出会った若い女は、目も鼻も口もない、卵のようなつるりとした顔をしていた。驚き慄き、這々の体で蕎麦屋に逃げて来た商人は、主人にその話をする。
小泉八雲を絵本でたのしむ。八雲えほんシリーズの1作。
小泉八雲とは?
小泉八雲こと英国名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、一八五〇(嘉永三)年六月二十七日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれました。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男でした。
移民として単身米国に渡ったハーンは、新聞記者、文芸評論家として実績をあげ、西インド諸島滞在を経て、一八九〇(明治二十三)年四月四日、来日を果たします。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化。『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著しました。
2025年 NHK朝ドラ「ばけばけ」でも話題。
この書籍を作った人
小泉八雲こと英国名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、一八五〇(嘉永三)年六月二十七日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれました。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男でした。 移民として単身米国に渡ったハーンは、新聞記者、文芸評論家として実績をあげ、西インド諸島滞在を経て、一八九〇(明治二十三)年四月四日、来日を果たします。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化。『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著しました。2025年のNHK朝ドラ「ばけばけ」でも話題に。
この書籍を作った人
1978年岐阜県生まれ。絵本作家。主な作品に『ぼく・わたし』『チーター大セール』(ともに絵本館)『いぬのムーバウいいねいいね』(講談社)『おまかせツアー』(理論社)『ぞうの金メダル』(作・斉藤洋/偕成社)『飛んでった家』(作・クロードロワ/訳・石津ちひろ/長崎出版)がある。
この書籍を作った人
1914年、ハンガリー・ブダペスト生まれ。1928年にアメリカへ渡る。美術学校で学んだ後、出版社勤務を経て、絵本作家となる。1986年に亡くなるまでに、昔話や自作の絵本をはじめ、300冊近くの本に絵を描いた。おもな絵本に、『いたずらこねこ』『3びきのくま』『ふくろのなかにはなにがある?』『ガルドンのながぐつをはいたねこ』(以上、ほるぷ出版)、『ちいさいちいさいおばあさん』『まほうのなべ』(童話館出版)、『やぎのブッキラボー3きょうだい』(小峰書店)などがある。
この書籍を作った人
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。
出版社からの内容紹介
「あーあ ふってきちゃった」
「もっと はやく かえれば よかったね」
きゅうにあめがふってきて、ダイちゃんとドンちゃんはあわててかえります。するとそのとき……ピカッ! ガラガラ ガッシャーン! おおきなかみなりがおちてきました。ダイちゃんは、いそいでおへそをかくします。
「ダイちゃん かみなりさんなんて しんじてるんだ」
「しんじてるわけじゃないけど……」
ダイちゃんとドンちゃんの会話は、思わぬ方向に展開して……
ふたりがくりひろげるテンポよい会話に、きっとあなたもひきこまれる!
《めにみえてるものだけが、このせかいじゃやない》
《いままでみえていたけしきが、なんだかちがってくる》
目に見えないものを想像する楽しさを描いた、いとうひろし最新作!
この書籍を作った人
1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。独特のユーモラスであたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中。おもな作品に 「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさんのにわ」シリーズ(絵本にっぽん賞受賞)「くもくん」(以上ポプラ社刊)、「あぶくアキラのあわの旅」(理論社刊)、「ごきげんなすてご」シリーズ、「ふたりでまいご」「ねこと友だち」「マンホールからこんにちは」「アイスクリームでかんぱい」「あかちゃんのおさんぽ@A」「ねこのなまえ」(以上徳間書店刊)など多数。「ふたりでまいご」の姉妹編、「ふたりでおるすばん」が徳間書店から11月に刊行予定!
この書籍を作った人
夜の路上で、大人に絵本を読み始めた、聞かせ屋。親子読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会で全国を駆け巡る。絵本の文章、翻訳も手がける。元保育士で一児の父。作品に「どうぶつしんちょうそくてい」「おっぱいごりら」(アリス館)「まいごのたまご」(角川書店)など。
出版社からの内容紹介
もしもウマだったら、一日中走りまわりたいな。妹を背中に乗せてあげたいな。水泳大会では、きっと大活躍! どろんこの中を転げまわっても、おふろになんか入らないし、服だって着ない……大好きなウマになったら、こんなことがやりたい、という子どもの夢を、ダイナミックに描く絵本です。画面いっぱいに飛びまわるウマの姿は迫力満点。幸せそうな表情ですが、プールサイドにおかれた車椅子を見ると、この子がウマに憧れる気持ちにハッと胸を突かれます。すぐれた絵本にあたえられるコールデコット賞を二度受賞しているソフィー・ブラッコールの、力のこもった作品。家の中の細かい描写も秀逸で、ページをめくるたびに発見があります。
この書籍を作った人
オーストラリア生まれ、ニューヨーク在住。絵本作家。絵本、児童書のさし絵を数多く手がける。『プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話』、『おーい、こちら灯台』(ともに評論社)で、コールデコット賞を2度受賞。そのほかの作品に『とびきりおいしいデザート』(文:エミリー・ジェンキンス、あすなろ書房)、『あかちゃんの木』(評論社)、『地球のことをおしえてあげる』(鈴木出版)などがある。
この書籍を作った人
ドイツハンブルグ生まれ。ロンドンのセントマーティンズ・カレッジ・オブ・アート、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。子ども向け絵本および挿絵の分野で活躍しており、絵画展も多数開催されている。共にアーティストである夫、息子と一緒にベルリンで暮らしている。
この書籍を作った人
1959年生まれ。作家。小説に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『家守奇譚』『沼地のある森を抜けて』『冬虫夏草』『丹生都比売』『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』『海うそ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『f植物園の巣穴』、エッセイに『春になったら莓を摘みに』『渡りの足跡』『鳥と雲と薬草袋』『水辺にて』などがある。
出版社からの内容紹介
「おにぎり」についてもっと知りたい。そしておいしくにぎりたい!
ただその思いだけで、伝説のおにぎりマスター がいるという「おにぎり道場」の門をたたいた、むすびちゃん。
そこで出会ったのは、きびしくもあたたかい、まるでおにぎりのようなマスターだった。
「おにぎりとおむすびって何がちがうの?」 「そもそもおにぎりっていつからあるの?」 「寿司はおにぎりなの?」
マスターからおにぎりについての知識を学び、少しずつその真髄に近づくむすびちゃん。
はたしてむすびちゃんは、おにぎりクイズをクリアし、おにぎりラップを無事歌いあげ、おいしいおにぎりをにぎることができるのか!?
いまや日本だけでなく、世界でも広く人気をあつめている日本のソウルフード、「おにぎり」。でも、当たり前のようにわたしたちのそばにいる「おにぎり」のことを、あなたは知っていますか? その知られざるひみつを、楽しいおはなしと知識で学べる図鑑えほんの登場です。
知られざる知識がたっぷり! おいしくってためになる、おにぎりワールドへようこそ!
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
この書籍を作った人
1980年、東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。 挿画に『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)、『日曜日』シリーズ(講談社)など。絵を担当した絵本に『だいくのたこ8さん』(くもん出版)、『まよいみちこさん』(小峰書房)、『ふしぎなかばんやさん』(鈴木出版)、『おすしですし!』(あかね書房)など。作絵の絵本に『おしっこもらスター』(あかね書房)、『ふしぎなえき』(交通新聞社)など。漫画に『クッキー缶の街めぐり』(青林工藝舎)などがある。
この書籍を作った人
1977 年北九州市小倉生まれ。 東京都町田市在住。帝京大学経済学部卒業。 2005 年よりフリーのイラストレーターとして活動。 絵本に『ぎょうれつ』『ひらいてびっくり!のりもののりもの』(偕成社)『なんじゃこりゃ!まつり』(ひさかたチャイルド)『にんじゃなんにんじゃ』(赤ちゃんとママ社)『宇宙オリンピック』(くもん出版)などがある。
この書籍を作った人
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。『みんなうんち』(福音館書店刊)、『きいろいのはちょうちょ』(偕成社刊)、『さる・るるる』(絵本館刊)などの作品がある。
文:竹原雅子 編集:木村春子