大好きなねみちゃんが、編み物をしているところを見たねずみくん。
「きっと ぼくの チョッキを あんで くれて いるんだ」とドキドキ。
チョッキをプレゼントされたねずみくんは、
ねみちゃんと一緒にお出かけをして、
ブランコに乗って、ドライブして、結婚して、子どもができて…って、
ねずみくん、いったいどこまで妄想するの??
ねずみくんの想像は留まるところを知りません。
編み物が完成したねみちゃんは、ねずみくんの想像した通り、
真っ赤なチョッキをプレゼント。
ねずみくんとねみちゃんの、結婚までのカウントダウンスタート!…と思ったら…。
「ねずみくんの絵本」シリーズの主人公、ねずみくんの
「妄想力」という新たな才能が垣間見られるこの作品。
でも、現実は想像通りにはいかないものですよねぇ…。
ちょっぴり切ないラストにも、クスリと笑顔がこぼれます。
(木村春子 絵本ナビライター)
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○あらすじ
ねみちゃんが、あみものをしているところへ、ねずみくんがやってきました。
「きっとぼくのチョッキをあんでくれているんだ」と思ったねずみくんは、ねみちゃんが「ねずみくん、プレゼントよ。きてみて」と言ってくれることを想像し、それからどんどん夢がふくらんでいきます。
○編集部より
ねみちゃんからチョッキをもらったねずみくんは、自分にぴったりのチョッキをきて大満足、そしてねみちゃんがおよめさんになってくれて、こどもがうまれて、しあわせいっぱい・・・なんて想像をふくらませます。
本当に、こんなふうにねずみくんの思った通りになるのでしょうか・・・?
それは読んでみてのお楽しみです。
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