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		地獄へ落とされた大泥棒カンダタに、そこをぬけ出す最初で最後の機会が訪れますが?。芥川龍之介の名作短編を絵本化しました。
 
		5年生の読み聞かせで使いました。 読み聞かせのリストで数か月前に「杜子春」をした記録がありました。
 「同じ作家の作品です。」と初めに紹介しました。
 この作品は有名なのでタイトルを見せると「あ〜!これね!」みたいな反応でした。
 でもあらすじだけは知っているだろうけど、本を読んだことはないかもしれない。子供用に編集したものもありますから、原文を知ってもらうというのは大切だと思ったのです。
 
 この絵本は原文で書かれています。そして遠山さんの描く地獄がものすごく怖い。この絵は小さい子にはショッキングかもしれないですね。
 高学年向きの作品かなと思いました。
 
 
 芥川龍之介は好きな作家のひとりです。文章がとても美しいと思います。教訓のようなものはあってもそれが宗教臭くなく、押しつけがましくないところも好きなところです。
 読み聞かせにもいろいろ使いたいのですが、時間に制限があるので読み聞かせに使う作品は決まってしまいますね。
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 読み聞かせに使った学年:5年生
 子供の反応:★★★★☆
 所要時間:〜10分
 (きよぴこさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
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