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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

あな」 ママの声

あな 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1983年03月
ISBN:9784834009217
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,639
みんなの声 総数 115
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  • 分かる気がする。

    4歳の息子と読みました。

    子供って、周りから見ると「何で?」って思う作業を
    集中してやってたりしますよね。

    この本の主人公、ひろしも、一心不乱にあなを掘っています。

    掘った穴は何をすることもなく、
    「これは、ボクのあなだ」と満足して、
    また埋めます。

    この満足するポイントもオトナからはよくわからないのが、
    子供の不思議。

    ひろしの気持ちが分かるのか、
    4歳の息子はこの絵本大変気に入って、
    何回も何回も一緒に読みました。

    投稿日:2010/10/21

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  • いつもと違う

    まず 絵本の開き方がいつもと違うことに 子供たちは喜んだ。
    「あなをほる」作業は子供たちにとって とても魅力的だ。
    すぐ絵本の世界に引き込まれて行く。

    穴を掘っていると おかあさんや妹、友達がやってきて一言だけ会話をする。
    印象的なのは 「おとうさん」との会話だ。
    お父さんに読んで欲しい絵本 というのが納得!!

    淡々と物語が進んで行くが ストーリーの中に引き込まれていく感覚が大好きだ。
    そして いろんな事に思いが馳せる。

    息子はこの絵本に出てくる「いもむし」が大好きだ。
    どんな所が好きなのかは 読んでみたらわかると思う。
    是非 読んでみてください。

    投稿日:2009/09/27

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  • 非日常

    いつも見慣れた風景が、少し角度を変えたり位置を変えたりするとガラッと風景が変わること、ありますよね。例えば小さな頃住んでいた家をすごく大きく感じていたのに、大人になってから行くと小さく感じたりとか。子供目線だと大きく見え迫力があったりとか。きっと穴って、その最たる物なんでしょうね。
    子供って穴掘りとか大好き。ウチの息子も砂場に行っては穴やトンネル掘ったり、道作ったり。いつかは自分の背丈以上に掘る日がくるんでしょうね。いつも踏みしめてるところ、そのすぐ下に非日常が潜んでいるんだよ。そんなことを思い出してくれるかな、と思いながら読みました。

    投稿日:2009/05/27

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  • することないから、穴を掘ろう!

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    「する事がないから穴を掘る」と思いついた男の子が、ひたすらマイペースに穴を掘っていきます。
    掘った穴を なにかに利用するとかそういう明確な目的を持たずに、ただただ穴を掘り続ける。

    何のために?
    きっと、その理由は彼にしかわからないんでしょうね。
    彼にとっては 意味のある「穴掘り」なんでしょう。多分。

    最後にその穴をどうしたか・・。これがまた何とも哲学的な感じのオチです。

    自分で読んだだけで まだ子供たちには読み聞かせていないのですが、幼児はもちろん、小学校高学年・・いえ、中学生までもいけそうな気がします。
    その子の年によって 感じ方も変わりそうですね。

    投稿日:2008/06/27

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    1
  • 自分の目で確かめる

    非常に哲学的な絵本です。
    ひろしくんが、穴をほります。
    理由は特にありません。日曜日に何もすることがなかったからです。
    無心に穴をほるひろしくん。
    最後は、満足して穴から出てきます。
    穴から見た景色に納得したのでしょう。
    自分の目で確かめて納得するって、大切なことだなぁと思います。

    投稿日:2021/05/24

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  • 詩的で哲学的なお話

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    庭に穴を掘って埋めて・・・だけなのお話ですが、谷川俊太郎さんの見事な日本語表現に引き込まれます。詩のような、哲学のような。子どもが好きな反復があったり、普通のはずの出来事が谷川俊太郎さんの手によって、私にとって忘れられない絵本になりました。

    投稿日:2020/11/03

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  • 意味ないようで実は…

    絵柄の雰囲気からして男の子が好みそうな感じだな〜と思いました。和田誠さんの絵は大好きでこちらの絵本も味わいがあるのですが、5歳の娘には少しシンプルに思えてしまったようでした。

    谷川俊太郎さんの言葉の運び方が楽しくて次はどうなるのかな?とわくわくしながらページを読み進めました。最後にはまた穴を埋めておしまいという特に何事も起きない展開が哲学っぽくて私は好きでしたが、娘はちょっとぽかんとしていました。

    だけど子どもってこの意味のないようなことの繰り返しをしながら成長していくものですよね。積み木を高く積み上げては壊したり。無意識でもどの子も同じような経験をしているんじゃないかと思いました。

    投稿日:2020/08/22

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  • ちょっと癖になる

    作者が谷川俊太郎さんであることに納得の作品でした。
    物語というよりは詩に近い印象でした。

    ひろしが穴を掘って、そして埋める過程が淡々と、でもどこか味わい深く描かれていました。

    独特な世界観と不思議な魅力がある絵本でした。
    ちょっと癖になります。

    投稿日:2020/06/10

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  • 兄弟で楽しみました

    • いもらすさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子5歳、男の子2歳

    シュールな不思議な本です。
    ストーリーを押しつけられない感じが好きです。
    2、5歳の兄弟、それぞれ楽しんでいました。
    2歳はいもむしのところが好きでした。
    5歳はゆきことのやりとりが好きでした。
    谷川さんワールドという感じがしてさすがです。

    投稿日:2019/12/21

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  • 目的なく

    目的なく穴を掘るという絵本でした。三歳の子供に読みましたが、何故か気に入ったようでした。なんで掘ってるんー?と疑問を口にしていましたが、ただ穴を掘っていくということが新鮮で良かったみたいです。
    こどもにあなをほったら何したい?と聞くと、お水入れたい。などいろいろと想像していました。
    目的なく行動するというのは子どもにしか出来ないことだと思うので、読んでて羨ましいなぁと思う絵本でした。

    投稿日:2019/09/11

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