はい、小さな食いしん坊さん、大きな食いしん坊さん、注目です!
大好きなまっしろご飯の登場ですよ。
「ほかほか ごはん ふっくらごはん」
うんうん、美味しそうに炊けているいつものごはん。
そのごはんたちが言葉のリズムにのって、いろんな料理に変身しちゃいます。
ぎゅうぎゅうまきまき、大きなのりを巻き付けて・・・おにぎり!
たくさんの具をのせてまいて、くるりん、のりまき。
更にさらさらおちゃづけやぷっくりぞうすい、ぽっこりちゃーはんも。
子どもたちだって、その美味しさをよーく知っているお料理たちばかり。
きっと読んでいて、にんまりが止まらないはずですよね。
ところでこの美味しそうな絵、すべて紙だけの貼り絵で表現しているというのだから驚きです!
ほかほか具合から、さらさら、ぱらぱら具合まで変化するごはんの質感。
のりまきの具やお湯をかけた“たらこ”の色と言ったら・・・生つばごっくんです。
更に「はっふはふ」「ほっこほこ」などの食欲をそそるフレーズにも刺激されて。
さあ、読んだ後はみんなが大好きなごはんについてのおしゃべりを存分にしてくださいね。
やっぱり“おいしい”絵本は盛り上がります。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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