「ぷくぷく」「どすーん」など、あかちゃんの好きな擬音語、擬態語に、音をイメージする切り絵がつきました。 どこかユーモラスで不思議な絵を見ていると、いろいろなイメージがわいてきます。 想像力が刺激され、言葉の響きやリズムが楽しい絵本です。
近年、オノマトペの絵本は人気があり、数多く出版されているイメージがあります。その中でこの作品は意外と知られていないような気がするのですが…
全編オノマトペのみで構成されています。
色々な形とそれらに結び付くことばのイメージが楽しい絵本です。
この作品に特徴的なのが、生きものではない色々な形たちに目がついているところです。
それが読者に親しみと、小さな子どもの興味を引く効果を感じさせます。
グラフィックデザイナーの作者による色選びと形の配置は見事です。
幅広い年代で楽しめるオノマトペ絵本だと思います。 (てんちゃん文庫さん 40代・ママ 女の子18歳、男の子15歳、女の子10歳)
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