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生きる」 みんなの声

生きる 詩:谷川 俊太郎
絵:岡本 よしろう
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2017年03月05日
ISBN:9784834083262
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,641
みんなの声 総数 15
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  • 改めて生きることを感じる詩

    谷川さんのこの詩は、詩としてずっと昔から知っていた。自分が今を生きていることを、改めて感じさせてくれる詩だと思う。今回、絵がつくと、また別のもののような感じがする。どちらかというと、私は言葉だけで味わいたい詩だな。

    投稿日:2023/12/01

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  • 谷川俊太郎さんの詩に岡本よしろうさんが絵をつけた、詩の絵本。
     2013年に月刊「たくさんのふしぎ」に載ったものを2017年にハードカバー化された。
     谷川俊太郎さんの詩は、実はもっと以前のもの。
     絵本の巻末に載っている谷川さんの言葉によると、「まだミニスカートが新鮮に感じられたころ」だという。「若い女性の写真といっしょに雑誌に載った」らしいから、女性誌からの依頼だったのだろうか。
     「言葉は力まずに自然に出てきたように記憶」していると谷川さんが書いているように、言葉は平易だし、声に出して読むのにちょうどいい。
     けれど、やはりテーマは重い。
     海外向けだろうか、英文のタイトルは「WHAT’S LIFE?」となっている。
     つまり、いのちって何だろう?

     この詩の中で、特に第二連が好きだ。
     「生きているということ/いま生きているということ/それはミニスカート/それはプラネタリウム/それはヨハン・シュトラウス/それはピカソ/それはアルプス/すべての美しいものに出会うということ/そして/かくされた悪を注意深くこばむこと」
     なにげないものをいくつも並べ、それを「美しい」という。
     普段の生活の中で、私たちはそのことを忘れていないだろうか。

     そのことは岡本さんの絵にもいえる。
     重いテーマの詩だが、つけられた絵はある町のどこにでもいるような家族の日常。
     そんな日常の中にこそ「生きる」意味があるのだと教えられているような気がした。

    投稿日:2021/05/23

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  • 「いま」の意識

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    某書店さんのブログに、この作品が作られたのは東日本大震災がきっかけだったと記されていました。
    ちょうど私の母が父を残して亡くなったのがあの頃だったなと思いだし、詩と絵の世界が重なりました。
    絵の中のももちゃんとけんたくんのように、うちの子供たちが祖父と過ごした時間は宝物です。

    愛犬のための犬用カートや、陸上選手のセパレート型ウエアも描かれ、平成時代に初めて見た時奇異だったモノが今では当たり前に思えます。
    横須賀上町銀座商店街みたいですが、今年アーケード部分を外してしまうと違う景色になりますね。

    停留所の「今町」次は「みらい団地」に命の繋がりを感じました。

    投稿日:2021/05/11

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  • とても深い

    生きているんだ、ということを改めて感じることができる絵本です。
    普段は気にもとめないような、当たり前のことが実は当たり前ではないということに気づかされます。
    どきっとしたのは、
    そして かくされた悪を注意深くこばむこと。
    本来それは人間の本能なんだろうと感じます。

    投稿日:2021/01/18

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    1
  • 谷川俊太郎さんの詩  生きるは 6年生の国語の教科書に載っています

    子ども達は この詩を 読んでどのように 感じるのでしょうか?

    この絵本は岡本よしろうさんの絵で 絵本になりました

    絵本になると より人間の 生活感がでているなあと感じました

    ただ 詩を読んで 読者がどういう風に想像するかは それぞれ違いますから・・・・・・

    詩を読んで 想像する方が ふくらみがあるように思えました

    いのちということ 地球には 人間だけでなく 動物も住んでいるという事も 考えて 

    今を生きると言うことも大切かと感じました

    投稿日:2019/11/25

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  • 谷川俊太郎さんのこの詩はとても大好きな詩です。
    小室等さんが曲をつけて歌っていた、1970年代の自分を思い出します。
    自分が「生きる」ことの意味を考えていたことを思い出します。

    この詩は「生きる」ことの風景を様々に思い浮かべることができる詩だと思います。
    それは「生きる」ことに一所懸命な時には目に入らないかも知れないけれど、ふと客観視出来たとき、背景とともに「生きる」ことのさりげなさと空気のようなありがたさを感じることができると思います。

    岡本ひろしさんの風景の中には、様々なエピソードが込められていて、それぞれに存在感をもって生きていることを表現しています。
    描かれている「オリンピック(?)」とカレンダーから、自分は勝手に1996年のアトランタオリンピックを思い描きました。

    すると、いろんな出来事の中に「いまこうして生きていること」が素晴らしい事だと、改めて感じることが出来ました。

    投稿日:2018/01/20

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  • 1つの家族の日常の情景

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    とても素敵な詩の絵本でした。
    谷川俊太郎さんの詩を絵本にしたものです。
    谷川さんのあとがきを読むと、この詩を書いたのはだいぶ前のことだったそうです。(昭和の香りはしますが、古さは感じません)
    谷川さんが書いたあとがきも素晴らしいので、この作品を手にした時はぜひ、あとがきまでしっかりと読んでいただきたいなぁと、思います。
    絵を担当された岡本よしろうさんは、一つの家族の「ある日」を追うようにして描かれていました。
    それが谷川さんの「詩」の風景にとても合っていて、読みやすかったです。

    幼稚園の年長さんくらいの男の子と、3つ上くらいの女の子、おとうさんとおかあさん、それにおじいちゃんの5人家族の日常です。

    ≪生きているということ
     いま生きているということ≫
    という言葉に合わせて描かれているのは、リビングに置かれた一枚の写真。
    それは、下の男の子が生まれたばかりの、お宮参りに行っている写真でした。写っているのは赤ん坊の男の子、小さいお姉ちゃん、お父さんお母さんと、おじいちゃん“おばあちゃん”です。
    「いま」この家族におばあちゃんはいません。

    子どもたちの洋服や遊び道具、町の商店街など、昭和のにおいのする風景でした。
    なんと、町を歩いている人がひとりも携帯をいじっていいない!
    (最近はどこに出かけても大人も子どもも携帯をいじってますよね〜)
    子ども部屋に置かれた小さな扇風機も、商店街の壁にかかっている「氷」の店頭幕(でいいのかな?)も昭和っぽいです。
    ただ一つ、とても平成のモノっぽかったのが、薄型テレビ!リビングのほかのものはどれも昭和っぽかったのに、なぜ、テレビは薄型だったのでしょうか。

    1ページ1ページじっくり見せながら小学校4年生以上の子どもたちに読んでみたいな〜と思いました。

    投稿日:2018/01/07

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    3
  • 生きるとは

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    生きるって、どういうことだろう・・・と考えさせてくれる本です。谷川俊太郎さんの詩に、優しいタッチの絵がつけられています。子どもには少し難しいかもしれません。6歳の娘は『この本、気に入らない』と言っていました・・・。
    この詩の朗読をテレビでやっていたのですが、とてもよかったです。口に出してゆっくり読むのがいい気がします。

    投稿日:2017/09/23

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    1
  • イラストに力があります

    とても素敵な絵本ですね。
    イラストに力があります。
    詩がなくても(!)それだけで独立したストーリーになっている。

    それが谷川さんの詩とあわせて見ることで、さらに物語に奥行が出て・・・見ていて楽しかったです。

    残念ながら息子の反応はいまいちでしたが・・・。
    ちょっと早すぎたかな?

    投稿日:2017/06/18

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    2
  • すてきです。

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子18歳、男の子14歳

    生きるという詩は、子どもも私もよく知っている詩でした。
    その詩に、さまざまな日常がえがかれた絵が合わさって、ことばがより心にしみこんできました。
    何十年も生きてきた私にとっては、「こんなことあったな、あんなことあったな」と思い出にひたりながら読みますし、子どもたちは、「そうそう、こんなことあるある!」って、つい最近のことを共感しながら読みます。いろんな「生きる」をいろんなとらえ方で受け取ることができるのが、この本のすごみだと思います。
    「今」の積み重ねが時間を、人生を作ってきたことを、そしてこれからも作られていくことを、客観的にみることができる、ほんとにすてきな絵本です。

    投稿日:2017/06/15

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