さっちゃんのまほうのて」 大人が読んだ みんなの声

さっちゃんのまほうのて 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1985年10月
ISBN:9784033304106
評価スコア 4.89
評価ランキング 11
みんなの声 総数 181
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  • さっちゃんのまほうのてを読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも生きるパワーを与えてくれます。私は今、ケアマネジャーをさせて頂いていますが、当然、障がいにはひじょうに関心があります。過去を振り返れば、私が障がいということを考えるきっかけになったのはねむの木学園のこどもたちの絵でした。女優の宮城まり子さんが日本初の障がい児養護施設を設立されたことを知りました。この本は先天性四肢欠損という障がいを負って生まれたさっちゃんのお話ですが、不思議な力をくれるまほうの手と考える、その前向きな生き方は素晴らしいの一言に尽きます!こんなに奥深い本に出会ったことがありません。

    投稿日:2022/11/23

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  • 子どもながらに

    子どものときに読みました。今も家にあります。
    子どもながらに、とっても悲しいような、なんて言えばいいのかわからない気持ちになったことを覚えています。
    生まれながらに片手の指がないさっちゃんが、友達から指がないからおままごとのお母さん役はできないと言われたとき、さっちゃんはどんな気持ちだったかな…考えるだけで悲しくなりました。
    障害があることで、差別されたり、ひどいことを言われることはあるかもしれません。でも、あきらくんや先生、さっちゃんの家族のように、温かく支えてくれる人が必ずいる世の中であってほしいと願ってしまう絵本です。

    投稿日:2020/07/13

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  •  さっちゃんは、 おかあさんの おおきくなった おなかを さわりながら ねんがんの ままごとの おかあさんになる けついをします。 
     「きょうの おかあさんは だれですか?」のことばに さっちゃんは いちばんのりで なのりでます。 ところが、 まわりから 「さっちゃんは おかあさんには なれないよ! だって てのない おかあさんなんて へんだもん。」 というこえが きこえてきました。 
     とたんに さっちゃんは ようちえんを とびだし いえにむかって はしりだし いえにたどりつきます。おかあさんに、 「おかあさん さちこのては どうして みんなみたいな ゆびが ないの? どうしてなの?」と といつめます。
     おかあさんは さっちゃんを だきしめながら ていねいに やさしく せつめいします。
     そのご なんにちか さっちゃんは ようちえんを やすみます。
     あかちゃんが うまれ おとうさんと びょういんに いき あかちゃんと たいめんします。 かえりみち おとうさんと てのはなしを します。
     つぎのひ あきらくんが あらわれ チョコレートを とどけて かえります。
     よくじつ さっちゃんは ようちえんに ふっき します。

     淡々とお話は綴られています。期待に胸ふくらませ、「ままごとのお母さん役」を実行せんとする時に、「拒絶」された際の感情、お母さんの「上手」な説明、お父さんの「見事」なフォロー、意外な出来事をきっかけに、園に復帰する過程のそれぞれと、さっちゃんが成長して、もっと複雑な心模様をきたす時に味わう感情・思いが、幼児にも届き理解されるような「語り」が認められているということに、深い感動と驚きを体験しました。
     傘寿を1年有余に控えているレビューアーもあらためて、今さらながら、「絵本」の「威力」に驚き、感じを深くもちました。

    投稿日:2019/11/04

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  • ぜひ子どもたちに知ってもらいたい

    自分の小さいころに読んで印象強く残っている本です。
    さっちゃんの手には指がなく、お友達とままごとをしているときにさっちゃんがお母さん役をしたいと言っても「さっちゃんはお母さんにはなれないよ!だって手のないおかあさんなんて変だもん。」と言われてしまいます。
    子どもって時に残酷ですよね。
    さっちゃんは生まれたときからそうだったからきっと自分ではそんなに気にしなかったけど、お友達と遊ぶようになって自分はみんなと違うってきっと自分で気づいたんですよね。みんなと違うだけでお友達からそんな言葉を言われたら…小さな胸の内を思うと心が痛みます。
    さっちゃんがお母さんに尋ねた「さちこの手はどうしてみんなと違うの?」という問いかけも親心を思うと泣けてきます。でもおとうさんもおかあさんもしっかりと現実に向き合いつつ、さっちゃんに素敵な言葉をかけます。
    涙なしでは読めないですが、ほんとに素敵な話です。さっちゃんの明るいキャラクターがとっても良いです。多くの人に知ってもらいたい本です。

    投稿日:2016/01/01

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  • すてきな両親

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    うまれつき指を持たずにうまれてきた女の子のお話。
    まわりの子と自分は違うと傷ついた女の子をやさしく力強く見守って愛してくれる両親がいて良かったです。
    おかあさんもおとうさんもとてもあたたかくてすてきな両親だと思います。
    ずっと愛する両親と一緒に生きられるわけではないので、このさっちゃんのように自分がそしてまわりが愛してくれるのに安心しました。

    投稿日:2014/04/05

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  • 小学校低学年の頃、母が買ってきた本です。

    当時の私はクラスの中でも極端に背が低かったので、「お母さん役をするのはいつも、背の高い子ばっかり」という部分に共感していた気がします。
    たとえ片手の指がなかろうが、背が低かろうが「りっぱなお母さんになれる」と、さっちゃんのお父さんが断言してくれたことに安心していました。

    あれから30年近くたち、私は未だ「お母さん」にはなれてはいません(笑)が、「せんせい」になることができました。
    今は、病気で長期入院をしている子どもたちの「せんせい」をしています。

    昨年の図書購入でこの本を買ってもらい、病院内の教室に置いてあります。
    子ども達はみな、病気を抱えて苦しい治療を頑張っている子ども達ですので、私から彼らにすすめすることは「あえて」していません。
    ただ、いつか本棚の中からこの本を見つけてくれるといいな、と思っています。

    投稿日:2013/11/30

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  • ずーっと心に残っています。

    初めて読んだのは小学生の時なのですが、それでも印象に残っている一冊です。
    指が無いというさっちゃんの現実が衝撃的だということもありますが、ずーっと心に残っていたのは、私も運動制限されるほど病気がちだったことを周りから『おかしい』『自分達とは違う』と言われ悩み苦しんだからかもしれません。
    こんな私だけど生きてることはみんなと同じなのに…という思いが、さっちゃんの悲しみや寂しさとリンクしたんだと思います。
    今でも読み返すたび、涙が溢れます。
    大人になって改めて読んでみると、あの頃は気に留めなかったお母さんの姿に心を打たれました。
    さっちゃんの心の痛みを受け止め、真正面から向き合うお母さんの愛情と強さに『すごい』としか言いようがありません。
    障害という難しいテーマを繊細に、けれど力強く書き上げられた素晴らしい絵本だと思います。
    障害ってなあに?ときかれた時にぜひ読んであげたいです。

    投稿日:2012/02/07

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  • 早く子供たちに読んでやりたい

    初めて読んだとき、胸が熱くなり、涙がこぼれそうでした。

    「お腹の中での怪我」とってもわかりやすく、伝わりました。

    「さっちゃんの手は、元気の出るまほうのて」
    子供が悩み、苦しむ時、自分も子供の支えになれるのかなぁ

    いろんなことをこの本に教えてもらいました。

    子供だけでなく、大人が読んでも、絶対に一度は、読んでもいい本だとおもいます。

    投稿日:2011/06/03

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  • もし手に指がなかったら

    生まれつき手に指がないさっちゃん。
    幼稚園では、手に指がないということで嫌な思いをさせられます。
    そんな思いをさっちゃんは一生続けるのでしょう。
    一方さっちゃんはとてもたくましい。
    自分自身を受け入れるというたくましさと、他の園児の中で物おじしないたくましさ。
    それでも、この絵本は親のための絵本だと思います。
    この絵本を読むのは障害児の親でしょうか。
    話にもあるように、親はさっちゃんに障害があっても、愛おしいのです。
    落ち込んだ我が子と自分に励ましをあげましょうか。

    しかし、私自身も含め大半の親はそのような子どもがいない親。
    子どもには、差別をしないように教えましょうか。
    そういいながら、差別感覚を持っているのは実は親の方かも知れません。
    子どもたちがノビノビ育つように。
    まずはさっちゃんの親に学びましょう。

    投稿日:2011/01/18

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  • 娘達にも、必ず読んであげようと思います

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    この絵本を読んで、
    さっちゃんの思い、お母さんの思い、お父さんの思いに、
    涙が溢れました。
    もし私がさっちゃんに尋ねられていたら、
    一体どんな風に答えられただろう。。。
    恥ずかしながら、さっちゃんの両親のようには、
    とても振る舞えなかったでしょう。


    私が小学生の頃、
    クラスに障碍のある子がいました。
    以前勤めていた時には、
    様々な障碍を持つお子さんと出会いました。

    そのような経験があっても、
    私に[先入観][思い込み][偏見]が『全く』ないとは、
    とてもおこがましくて言えません。
    私の心の奥底のどこかしらに、それは潜んでいます。


    「違う」事は悪い事なんかじゃない、
    みんな違ってみんな素晴らしいんだ、ということを伝える為に、
    「偏見」が芽生えてしまう前に、
    子ども達にも必ず読んであげようと思います。

    投稿日:2010/11/12

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