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1つぶのおこめ」 大人が読んだ みんなの声

1つぶのおこめ 作・絵:デミ
訳:さくま ゆみこ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2009年09月
ISBN:9784895726863
評価スコア 4.85
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みんなの声 総数 84
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  • インドの昔話

    算数の知恵を使って、ケチな王様から村人を救った、女の子のお話。
    「30日の間、それぞれ前の日にもらった倍の数だけお米をいただけませんか?」
    とお願いする女の子。
    たった一粒のお米が、30日目にはたくさんの量になります。
    お米の量が増えるに従って、運ぶ動物たちも、さる、しか、うし、ラクダ、ゾウと大きくなっているのが楽しかったです。
    大勢への読み聞かせでも使いたいです。

    投稿日:2020/10/25

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  • 算数を絵本で!!

    足し算引き算掛け算割り算と小学生の算数で習う要素を絵本で考える、そんなお話になっています。
    小学校中学年くらいが無理なく取り組める感じでしょうか。
    レトロ感ある異文化的なイラストも、また魅力的で素敵に思いました。

    投稿日:2019/10/08

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  • さんすうの昔話

    インドのさんすうの昔話です。ご褒美のお米が、前の日の倍だけもらうと、今日は、1粒。明日は、2粒。明後日は、4粒。その次の日は、8粒。5日目は、16粒。6日目は、32粒。7日目は。64粒。
    30日目には、536870912粒。ラーニが、全部どれだけのお米をもらったかしるには、30日分を全部足して、1073741823粒。10億以上のお米になるのに、びっくりです!!ケチの王様が、賢くて正しい行いをするようになり、誰からも王様と呼ばれるに相応しい王様になったのがよかったです。

    投稿日:2018/09/03

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  • お腹いっぱい食べられます

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    初日は1粒だけもらったお米が、前日の倍の数をもらい続けると、30日目には5億粒以上のお米になるなんて。王様の驚いた様子やしまった〜と後悔する様子が目に浮かびます。目先の利益にとらわれず、賢い約束をとりつけたラーニのおかげで、村人たちも救われました。ラーニが王になればいいのにと思ってしまいましたが、意地悪な王様の心も入れ替わったようなので良かったです。

    ところで、お茶碗1杯分のお米って、いったい何粒なんでしょう。見開きで描かれた、5億粒のお米を運ぶゾウの姿にはあっと驚き、とにかく莫大な量のお米なんだということは想像できましたが、実際食べようとするとどれくらいの量なのか気になります。
    調べてみると、茶碗1杯でだいたいお米3000粒くらいなんだそうです。ラーニがもらった10億7374万1823粒で計算すると、なんとお茶碗約35万7914杯分になりました。初日はたった1粒だったお米がこんな量になるんだからとんでもないですね。

    大人も数の面白さを再発見できる魅力的な絵本でした。

    投稿日:2016/11/28

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  • とても美しい絵に惹かれて取り寄せた一冊です。

    むらむすめのラーニが、欲張りな王様に貰う約束をしたお米は、1日目に1粒、2日目に2粒、3日目は4粒・・・。
    はいはい、倍に増えていくのね、と思っていたら、だいたい24日を過ぎる頃には、王様よろしく「なんか、やばくない?」という気持ちになって、なんとも言えないドキドキ感を味わってしまいました!
    遠山の金さんみたいなラストも、実にスカッとします(笑)

    大人がこれだけ楽しいのだからと、小学校での読み聞かせで紹介すると、美しい絵のパノラマ展開には歓喜の声があがったり、最終ページの表では「本当にそんなことになるの?」と確かめたり、一冊で何度も楽しませてもらっています。

    そして重ねて読むうちに、人はなぜ学ぶのか?という問いの、端的な答えがここにあることに気付きました。
    算数を勉強することは、知恵を持っているということは、こんな風に人を幸せにすることができるんだよ、と。
    絵本は奥が深いです。深すぎます。

    それにしても、この「1粒」が「1円」だったらと思うと、妄想が膨らみますね・・・!
    というわけで、美しさのみならず、金銭教育、政治哲学、倫理学など幅広い知識が満載の、この絵本がくれるメッセージを、たくさんの方に受け取って欲しいなぁと思います。

    投稿日:2016/11/24

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  • 数の理

     絵の美しさ、そして数の不思議、さらに痛快な気分を味わえる絵本です。

     ラーニは、ほんのささかやな ご褒美をお願いしただけ。力づくでも、無理難題を押し付けたわけでもありません。だって王さまは、「もっと気前よく褒美をとらせたいものだ」と 言っているくらいなのですから・・(笑)

     王さまの悪の心に切り込むのは、数の理。倍の倍の倍の倍・・・がいかにすごいか知らなかった王さまの米蔵は、とんでもない事態に陥っていきます。ですが、文句のつけようがないのです。「数の理」の前では王さまは無力で、ただ見ていることしか できませんでした。

     膨れ上がっていくお米の数は、数字ではピンとこなくても、絵によって一目瞭然。たった一粒から始まったのに、すごい、本当にすごい。見開き4ページいっぱいに描かれた たくさんの象がお米を運んでいる場面は圧巻です!

     ラー二は本当に賢いです。そして、王さまも とことん極悪人という訳ではなく、倍々に増えていくお米を正直に(?)運ばせ、最後には 賢くて正しい行いをする人になった というところが良かったです。インドの細密画を取り入れて描かれたという絵はエキゾチックで、独特の雰囲気を醸し出していました。

    投稿日:2016/11/04

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  • 数もですが、絵も素敵です

    これは、自分からは読まないような気がするなぁ・・・
    と、カバーをかけた絵本でした

    なんとなく読まなくても
    倍々の計算でしょ・・・って予測ついてて

    でも!
    きちんと読むべきでした
    反省

    絵も、金色の優雅さと
    動物や植物の絵が
    素敵なんです

    作者のデミさんって
    USAって書いてあるからアメリカ人?
    でも、インドのお話し?

    と、調べてみたら

    インドのバロダ大学などに学ぶ。
    これまでに130を超える子どものための絵本を発表している。
    現在、中国人の夫と一人息子とともに、ワシントンに暮らしている 。

    そうです
    そうなんだぁ

    小学校高学年でも
    中学生でも
    興味を惹きそうですよね

    読みきかせしてみたいです

    投稿日:2016/05/24

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  • 数字のマジック

    さんすうのむかしばなしという サブタイトルがついていますが、
    「算数」という言葉を意識して
    お勉強の本だと思わない方がいいと思います。

    絵も美しいし
    むかしばなしという物語として、
    ゆっくり読んでいくと。。。

    数字の倍々ゲーム、
    まどわされてしまうトリックなんですよね。

    「1つぶのおこめ」という微々たるものから、
    おなかをすかせているひとたちみんなが食べれるだけの数を
    ケチな王様から奪い返すことができたということ。
    ラーニという女の子の勇気と知恵も素晴らしい。

    私たちも生きていくうえで
    数字はあらゆるところで使われ、
    覚えていかなければいけません。

    いいことで倍々に増えることも
    悪巧みで倍々に増える恐ろしさも、
    冷静に落ち着いて判断することが大切ですね。

    こういうところが絵本から学び取れました。

    まだ読んだことがない方は
    ぜひ読んでみてとオススメしたいです。

    投稿日:2015/07/01

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  • 素直におもしろい

    • ほしのさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子4歳

    小学生だったか中学生だったかの時に、日本の昔話で似た話は聞いたことがありますが、こちらがオリジナルなのでしょうか。

    素直におもしろいです。
    数字が苦手なお子さんでも、十分に楽しめます。(うちの子がそうなので)
    絵も美しいです。

    この本を読んで、算数や数学が好きになったり、とはならないかもしれませんが、おお〜すごい、と、教育的なことは何も期待せず、ただただ素直に楽しんでください。

    投稿日:2015/03/19

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  • 一粒の米から国を救う!

    とてもスケールの大きい話でした。1粒が毎日、前日の倍になるということが、1カ月続けるとこんな結果を及ぼすとは、本当にすごいです! 9日目で、つまりひと月の約1/3が過ぎた時点では、まだ片手で掬える粒だったのに、最後の5日間でこんなにも炸裂するとは! まさに、この米で、食べるものがなかった人々を救い、そして王様を改心させるなんて、ラーニは国を救いましたね。

    絵がとても綺麗です。そして、私たちがイメージするインドっぽさに溢れています。特に、最後の5日間で、米を運んでくる動物たちのページが圧巻です。象256頭が運んでくる米の様子を、本当に見てみたいなぁ。

    下世話な話ですが、ふと、これがネズミ算だよねと思うと、まさにネズミだったら怖い話です。そして、これが借金だったらと思うと恐怖が走ります。

    色々な意味で、ためになる話でした。絵を楽しむだけでも十分価値があります。お薦めです。

    投稿日:2014/03/11

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