妊娠中に読みたい、胎教にいい絵本

「いぬ　わん わん わん わん」「みず　じゃあ じゃあ じゃあ」小さな愛らしい絵本の中に、たくさんの音が詰まっています。お腹にいるうちから聞かせてあげると、ちょっと反応も違うかもしれませんね。

水彩画のやさしいタッチと、コントラストのはっきりした切り絵風のイラストが、はじめて絵本に出会う赤ちゃんにぴったり。モチーフが自然や動物なので胎教にもおすすめ。

みんなが大好きな童謡「ぞうさん」。まどさんの詩「ぞうさん」は、使われている言葉が最高にシンプルなのに、親子のあたたかい関係が心にくっきりと浮かんできます。子どもはもちろん、おとなも、自分のお母さんのことを思い出したり、親子ってあたたかいなと感じてうれしくなりますね。

あかちゃんとのコミュニケーションに困ったら、わらべうたが絶対おすすめ！赤ちゃんに、繰り返し歌ってあげたいわらべうた・童謡が、２６曲載っていて、すべてのうたに楽譜がついています。

おひげが可愛い二匹のねこの名前は“ララとルル”。歌がとっても大好きです。「おはよう ことりさん」「おはよう ララ おはよう ルル」今日も一日がはじまるね。みんなで一緒にうたいましょう。登場する歌は全１１曲です。

赤ちゃんは、お母さんのおなかのなか。おへその穴から見えるのは、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん。おへそのあなから見える、聞こえる、におう…。そして生まれてくる前の日に、そっとひとこと、聞こえないように言うのです。

赤ちゃんが生まれるとき、神様は一人一人の赤ちゃんに贈り物をくださいます。天使が運んでくるのです。あかいほっぺの赤ちゃんには、「よく わらう」を、おおきい赤ちゃんには、「ちからもち」を…。「かみさま すてきなおくりものを ありがとう」

チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギにきいてみたくなりました。「どんなに、きみがすきだか あててごらん」。気持を表現する大切さをあらためて実感でき、大人の心も暖めてくれる絵本です。

「あのひ、わたしは　あなたの　ちいさな　ゆびを　かぞえ、　その　いっぽん　いっぽんに　キスを　した」母になったばかりの人、子育て真っ最中の人、子ども、自分の母親。読む人の心をそれぞれに映し出してくれる、そんな絵本です。