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「クラムボンはかぷかぷわらったよ」など不思議なフレーズが有名なこの作品。 蟹の兄弟が暮らす川底の世界が描かれています。 カワセミが魚を獲り、やまなしが落ちてくる…。 谷川の底でくりひろげられる生命の巡り。
教科書に掲載されるなど、宮沢賢治作品を代表する、珠玉の短編。 淡い色彩で蟹の暮らす川底の世界を美しく描き、読者を幻想的な世界へ連れて行ってくれます。
▼「宮沢賢治の絵本」シリーズ
【著者プロフィール】 川上 和生 1959年北海道生まれ。北海道デザイナー学院卒業。デザイン会社勤務を経て独立。雑誌、本の装丁、広告などで活躍中。絵本に「そだててあそぼう リンゴの絵本」(小池洋男/編 農文協)「山のごちそう どんぐりの木」(ゆのきようこ/文 理論社)などがある。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。 続きを読む
宮沢さんの作品だったのでこの絵本を選びました。美しい絵と文章がぴったりと合っているのが良かったです。かにと山梨の構図も美しく目を見張りました。独特の言葉も登場しさすが宮沢さんの感性は素晴らしいなと感じました。ますます他の作品も読んでみたくなりました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子3歳)
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