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ひとりぼっちになったおじいさんは、はじめておだんごスープをつくりました。スープができたとき、ドアの外で小さな足音がしました。
おばあさんを亡くして、ひとりぼっちになってしまったおじいさん。
でも、おばあさんの残してくれた「おだんごスープ」を思い出すことが、おじいさんを立ち直らせてくれました。
スープの作り方を順番に思い出すところ、順番にスープを食べにくるお客が増えていくところ、おじいさんが次第に元気をとりもどしていくのがよく分かります。
自分でもこのスープが作れそうにも思えてきましたよ。
味わいのあるお話でした。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)
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