両手で絵本を持って、左右のページが直角で向かうように開いて、絵本の中をのぞきこむと・・・。
画面の中で虹が立体的に立ち上がる!
かがみがひとつと、虹がひとつ。
かがみの向こうへ、虹が通った!
今度はまあるくつながって、どんどん増えていく。
あたり一面に虹が広がったかと思ったら、ばらばらに。
それがまとまって、最後には・・・?
「なんて きれいなのでしょう!!」
あれ、 文章だけでは何が起きているのかわからない?
実はこの絵本、鏡のように反射する紙でできているんです。
両側のページがお互いに映りこむと、絵が三次元的に見えてくる、っていう訳。
百聞は一見にしかず!
まずは手にとって見てみてくださいね。
「おもしろい!」「なにこれ、どうなってるの?」「吸いこまれそう・・・」
めくるめく虹とかがみの立体的な世界に、子どもたちが興奮する声が聞こえてきます。
ありそうでなかった、かがみのえほん。
大人もすっかり夢中です。
『きょうのおやつは』も合わせてどうぞ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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