
若夫婦がやむなく手放した古い赤い自動車「よんまるさん」。ある日、工場に連れて行かれ、解体されますが、トラックに生まれ変わり元気に働くことができるようになります。

自動車は、たくさんの人の知恵がつまった機械です。
ちょっとやそっとではこわれません。
けれど時代の波が、自動車を飲みこんでしまいます。
よんまるは、どんな凸凹道も苦にしないよ。
がんじょうで働きもので、しんぼう強い。
ちょっと赤ちゃんには、まだまだごっついけれど
きっと大きくなったら、好きになると思うな。
生まれた時のよんまるの図面と
生まれ変わった時のよんまるの図面を
じーっと見くらべてみてね、どっちもかっこいいぞ。
みらいのエンジニアの子どもたちに
読んであげてほしいな。
よんまるの、がろがろーんに、感謝。 (もゆらさん 60代・その他の方 )
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