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「落語絵本制作のひみつ」新作の完成まで!
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屋台のそば屋に立ち寄った男、そば屋をおだてるだけおだてて、そばをたいらげ、さて、お勘定となり…。わざわざ「いくらだい?」と聞き、小銭しかないからと、1枚ずつ出しながら「いま何時だい?」と聞き、そばの支払いをごまかそうとしますが…。
★ひとこと秘話 絵本にはしづらい噺として、一度はお蔵入りしたことも。…というのも場面は夜のみ。 しかし川端さん、見事に、夜の闇を描きわけています!行灯と提灯をともした屋台のそば屋が真っ暗闇に照らしだされ、闇の濃さや通りの気配で、午前零時と夜十時の違いが、表現されています。
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このお話自体は知っていましたが、「何度読んでも、何度聞いてもおもしろいお話だ」と思いました。主人公がうまくズルができないどころか、うまく騙した人と隅々まで真逆の展開をたどる設定も良かったです。冬の寒い日に読んで、笑うことで温かくなれそうなお話でした。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子8歳、男の子6歳)
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