ももんちゃんおふろに入っています。すると・・・「はい、しつれいしますよ」って金魚さんが入ってきて、さぼてんさんも入ってきて、おばけさんも入ってきて・・・ みんなで、ちゃぷちゃぷ、ちゃぷーん。「いいゆかげんですねえ・・・あー、ごくらく ごくらく」。ここまでの繰り返しで、1歳半の娘はページをめくるたびに声をたてて笑うんです。 はだかんぼでおふろに入るきもちよさを思い出しているのかな。「ごくらく ごくらく」って言うときの、みんなのきもちよさそうに閉じた目、パパやママに似てるのかな? いっしょにおふろに入っているみんなが「○○ちゃんが、あがりますよ〜!」と呼びかけて、「はーーい」って大きなタオルさんがむかえにきて、ふーんわりやさしくくるんでだっこされて。この「おふろでごくらく」は子どもの幸せな記憶一等賞なのかもしれません。今度、おふろで「あー、ごくらく ごくらく」って言ってみようかな。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
おふろにはいったももんちゃん。「ももんちゃんがあがりますよー」とおともだちがいうと……。
どんどこももんちゃんに続いて、この絵本を読んで
ももんちゃんの魅力にどっぷりとはまってしまいました。
ただ可愛いだけで終わらない、なんだか不思議な世界、
意外な展開かと思いきや予想通りだったりする安心感、
ありえないけどありえなくもないような気分になる愛らしいキャラたち、
そして最後は…おかあさんのタオルにくるまれてごくらくなももんちゃん。
何気ない顔して大冒険?しているももんちゃんでも
おかあさんが一番なんだなって、きゅんとなります。
そして「しつれいしますよー」ってすぐに使いたい、
早くお風呂で「ごくらくごくらくー」って言いたい!気分になる絵本です。 (まあるいさん 20代・ママ 女の子2歳)
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