しっかりもののおねえちゃん、くいしんぼうのペンちゃん、末っ子のギンちゃん。3人だけの旅もいよいよラスト。バスは、まっしろ山を出発して、どんどん坂道をおりていきます。とちゅう、もりのみはらしだいや、みどりのまきばに寄りながら、ふもとえきをめざします。終点で待っていたのは......
バスのボタンを押すのが待ちきれず、ついつい押しちゃうちびっこたち。でもそんなことがあっても、バスの運転手さんは起こりません。じゃ、ここで昼食を。じゃ、ここで…という、のんびりした時の流れが、優しくて幸せな気持ちになります。
大人のいない、子どもたちだけでの旅。ほんのちょっぴりのドキドキとワクワクが楽しい絵本でした。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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