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「あけるな」と書かれた扉が描かれたページをめくっていくと、綺麗で不思議な世界が予想外に広がっていきます。ただ美しいだけでなく、ちょっと怖い感じもまた魅力。 ラストの意外性には心が洗われます
扉の表紙に「あけるな」のタイトル。
これは何かあると思い、読んでみました。
ページをめくる(扉を開ける)たびに広がる
不思議な世界・・。
谷川俊太郎の世界観を
安野さんの柔らかな精緻の筆遣いが誘います。
最後の「あらおかえりなさい、どこいってたの。すぐばんごはんよ」というセリフに充てられた
目を見開いた美しい人形・・。
おもわず「ワーオ」と声ができました。
なんじゃこりゃ・・。
開けた扉の先には、読者の気持ちが「ある」のかな・・。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子14歳)
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