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かいじゅうたちのいるところ」 みんなの声

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1975年
ISBN:9784572002150
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,456
みんなの声 総数 312
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312件見つかりました

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  • マックスは憧れの友達。

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳

    保育園の絵本貸し出しや、図書館などで、たびたび借りてきていた絵本です。
    息子のお気に入りなので、いつか購入したいと思っていて、
    古本市で発見したのをきっかけに我が家の本棚にやってきました。

    マックスはやんちゃでいたずらっ子で暴れん坊。
    まさに男の子っぽい男の子といった感じです。
    そんなマックスを、夕ご飯抜きで部屋に閉じ込めちゃうお母さんも、
    肝っ玉母さんというか、男の子のママだなぁという印象。

    閉じ込められた寝室の中で、マックスは空想の世界へ旅立ちます。
    かいじゅうたちの王様になるところが、マックスの支配欲を表していますね。
    聞き手の子どもも、「誰かより偉くなりたい」という気持ちはみんな持っているから、ワクワクするのでしょう。
    でも、それだけじゃちょっと寂しい・・・
    甘えられる、優しい誰かさんの存在も、子どもにとっては大事。
    そうやって、威張ってみたり、甘えてみたり、両方の間を行ったり来たりしながら、子どもは自立していくのですね。
    一見マックスを突き放したように見えても、ちゃんと夕ご飯を用意して待っている、マックスのお母さんがステキです。
    だからこそ、マックスは安心していたずらをしたり空想したりできるのでしょうね。

    うちの息子はとても怖がりで慎重派。
    でも、お友達や他人の前では、いっちょ前にプライドもあるみたいで、
    強がってみたりもする、微妙なお年頃です。
    マックスのように、いたずらして大暴れするようなタイプではありません。
    でも・・・彼はこの絵本大好きです。
    マックスに自分を重ね合わせてるのが、伝わってきますもの。
    マックスは、息子にとって、自分にはちょっと真似できない、憧れの友達のような存在なのかもしれません。

    投稿日:2009/05/11

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    4
  • だれかさんにそっくり

    • なつえさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳

    すごく人気のある絵本のようですし、いろんな賞もとっているし…と図書館借りてみました。
    でも読む以前から勝手に「これは男の子向けの絵本だ」と考えていて、娘に読み聞かせるつもりはなく(きっとかいじゅうの絵を怖がるし)、自分だけで読むつもりでした。

    自分で読んでみた結果、なぜ人気があるのかわかりませんでした。
    絵が怖いし、母親として、なんというか…嫌な感じを受けました。
    これは読み聞かせせずに返そうと思いました。

    なのに…図書館に返そうと積んであった絵本を、娘が寝る前に引っ張り出してきた!怖がりなくせに!寝る前に怖がってぐずったら嫌だなぁ…と思い、散々止めましたが聞かず、仕方がなく「怖かったら読むのやめるから言ってね」と念押しして読み聞かせしました。

    結果、3度も繰り返して読むことになりました。翌日も翌々日も。
    娘がわからない。何が気に入ったの?

    娘に読み聞かせするうちに、私もこの絵本をちゃんと読むようになりました。
    何度も読みながら、いろいろ考えるようになりました。


    そして気づきました。

    娘は時々、遊びのなかで、自分のぬいぐるみを叱っています。
    叱る内容は、実際に自分が私に叱られた内容そのまま。

    微笑ましいと思うか、嫌な感じを受けるかはその時の私の気分次第。
    「まあまあ、なんでも真似したい年頃だし、叱られた内容をしっかり覚えているのはいいことじゃない?」と笑っていられるときもある。

    でも、母親の皆さん!わかりますよね!
    「おほほ…」と顔で笑っていても、内心は「ぐぬぬ…」(笑)
    たいていイラッとするんです!

    私は無意識のうちに、マックスと自分の娘を重ねてみていたみたい。
    (だから嫌な感じがした…イラッとした)
    一方で娘は、マックスのやりたいことがすごくわかるに違いない。
    (だからお気に入りになった…共感している)

    「この、かいじゅう!」と叱られたマックスは、本物のかいじゅうに会いに行き、えらそうに命令し、罰まで与える。母親である私は「ちょっとマックス、かいじゅうたちは何か悪さしたの?」と聞きたくなる。「叱られていたのはアナタでしょう?」と。

    そんなことはマックス(うちの娘も)おかまいなし。
    「だって、真似っこだし」と言い返してくるにちがいない。
    そして無実の罪で叱られて罰を与えたかいじゅう(うちの娘はぬいぐるみ)をアッサリ片付ける。だって、おなかがすいたから。

    母親である私はイラッとする。
    でも夕ご飯は用意するのだ。プリプリ怒りながら。

    母子の立ち位置が、これほど絵本の印象にズレを与えるなんて!
    名作です。

    投稿日:2016/03/30

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    3
  • 奥が深い

    とても有名な絵本で、映画化もされたようですね。
    知人にすすめられ、夫も子供の頃お気に入りだったとのことで、手に取ってみました。

    マックスはおおかみのぬいぐるみを着てイタズラ放題。怒ったお母さんに夕飯抜きで寝室に放り込まれます。そこからマックスの想像の世界(?)に突入。船で長旅にでかけ、かいじゅうたちのいるところで王様になります。かいじゅうたちと歌い踊り、得意になってひとしきり楽しんだら寂しくなって、船で長旅をして帰り着いたところは、いつもの寝室。まだあたたかい夕飯が置いてあった…というストーリーです。

    文章は短く簡潔。でもその裏に多くが語られている気がします。
    子供の有り余るエネルギー、好奇心、冒険心、心に溜まっているものを思う存分発散して、やっぱり最後に戻ってくるのはいつもの場所。安心感、お母さんのぬくもり。読後感がとてもいいです。挿絵もトーンが暗めですが、不思議な魅力を持っています。

    娘には、まだ早くてわからなかったかな…。
    反応は薄くて、お気に入りの本とまではならなかったようです。
    またしばらくしてからぜひ読み聞かせたいです。

    投稿日:2010/11/03

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    3
  • ちょっと怖くてでも愛嬌のある・・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    大切にねかせてきたワインの栓をあけるような心地で、この名作を
    やっと読みました。
    こどものクリスマスプレゼントとして。

    言葉は・・・ぐっと少ないのです。
    でも画面いっぱいのセンダックさんの絵が。
    闇夜に光る月の明るさが。
    マックスとかいじゅうたちの表情が。
    たくさんたくさん語るのです。

    思った以上にかいじゅうたちが迫力あってびっくり。
    ちょっと怖さもあるくらい。
    息子は「このかいじゅうだけ足が人間みたい。なんで?」と
    聞いてきました。
    たしかにそうなんです。なんで??

    親に怒られてすねたとき、寂しいとき・・
    子供にはこんな逃避行先が必要なんですよね・・と
    自分の小さいときも思い出しました。
    期待通りの・・いや、期待以上に素敵な一冊でした。

    今月は映画にも期待!
    すでに前売り券も買っています。
    かいじゅうたちが等身大の着ぐるみで表現されているようで、
    絵本そっくりです。CGではない手触り感のある映像のよう。
    原作と映画で、思い出の絵本になりそうです。

    投稿日:2010/01/04

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    3
  • 私のために娘が借りてきました

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    本屋さんで平台に並んでいて
    「これ有名よね、読んだことないから買う?」と娘に聞くと
    保育園にあるから借りてきてあげるというのです。
    本屋さんでは表紙のみを眺めて帰りました。

    先生が選ぶのか 園児が選ぶのか?
    よく読まれる人気の絵本だそうです。

    読んでみて”納得”でした。
    主人公の男の子がママに怒られてもしょげず
    かいじゅうがでてきてもひょうひょうとしていて
    面白いなと思いました。

    男の子が部屋に戻ると温かいご飯がテーブルに届けられていたので
    最後には読み手も温かい気持ちになる絵本だと思いました。

    投稿日:2010/12/01

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    2
  • 有名すぎて読めなかった絵本

    • 1姫2太郎ママさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳

    私には、あまりに有名な絵本って、すぐに読んであげたくなる本と、母なる私がうーんと二の足を踏んで読み損ねる本とが長い子育てに中にあったような気がします。この絵本は後者でした。度々紹介される有名な絵本として目にする機会が多い為か、実は読んでいなくても読んだ気になってしまっていたのかもしれません。先般映画になったのきっかけに読んでみようかという気になり、手にしたものです。あっという間に、5つ☆をつけてしまいました。子供たちのいつ何時にでもふうっと空想の世界にいってしまうアノ感覚がまさに絵本になったような不思議な絵本でした。私が一番びっくりしたのは、世界中で訳されているということはこの”子供の感覚”が世界共通であるということです。もちろん6歳の息子もあっという間に怪獣たちのいるところへ行ってしまいますし、ふらっとママっと言って帰ってくる、こんな短い大切な時期を大切にしたいと思って読みました。文字の無い、かいじゅうたちと王様マックスの絵が素敵でした。

    投稿日:2010/04/22

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    2
  • 名作ですね

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    以前、感想を書いたかなあと思いきや、書いていませんでした。こんな名作を書き忘れていたなんて!と、自分にびっくり。
    今日は、この本を小学4年生のクラスでの読み聞かせに使いました。来年1月に映画が公開されるので、話題にも乗っかろうという理由もありましたが、何よりも、この本がたくさんの人に知られていて、愛されているというのが、選んだ一番の理由です。
    本を子ども達に見せると、知ってる!とか、持ってる!という人多数。
    どんなに知っている内容でも、この本をいやだ!っていう人はいませんよね。みんな食い入るように見てくれました。

    この本は、ほんと、母冥利につきます。
    お母さんが息子を思う気持ち、息子がお母さんを思う気持ちがぐ〜っと伝わってきます。
    遊びずきで、こわいもの知らずで、でも、さみしがりやで。そんな男の子のかわいさもあふれていて、何度読んでも、心があたたまります!

    来年公開の映画も楽しみです。

    投稿日:2009/12/09

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    2
  • 月食の夜の物語?

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    最初、絵がどうしても好きになれなかったのです。
    何か不気味。娘も怖がりはしないものの興味無しで、ずっと本棚にしまってありました。

    でも、ある日、「めっきらもっきら どおんどん」の絵本を買った時、そちらには興味を示さず、この「かいじゅうたちのいるところ」を読んでと持ってくるようになりました。
    どちらも、行きて帰りし物語ですね。娘は3歳ながら、共通性を感じていたのでしょうか。

    それ以来、かいじゅうたちのいるところ、は、何度も読むようになりました。
    最初、不気味に見えた絵も、なかなか可愛いと思えるようになりました。

    マックスは叱られて寝室に放り込まれ、不思議な世界に航海して行き、お母さんの用意してくれた夕食のにおいによって、元の世界に戻ってくるのですが…

    部屋の窓から見える月の形。最初は三日月で、最後は満月ですね。
    月食の夜の物語なのでしょうか。

    月って、魔力で何かが起こりそうですね。
    月食の間だけ、魔界への扉が開いたのでしょうか?
    魔界への扉が開いて旅をして…
    スープのにおいのおかげで元の世界へ戻りたくなったのですが、戻ってきたタイミングで月食が終了。魔界への扉が閉じてしまった。
    もし、お母さんの愛情=温かい夕食がなければ、マックスは、あちらの世界に閉じ込められ戻ってくることができなかった…
    なんて考えるのは、考え過ぎかな?

    他の方の感想を読んでも、いろんな見方をされていて、すごく奥深い話なんだと感じさせられる絵本です。

    投稿日:2009/05/12

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    2
  • ちょっと怖いんだけどわくわくします

    • るますけさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳

    はじめてこの本を読んだとき、娘も私も、ところどころで「わあっ」と歓声をあげました。
    寝室に木がにょきりにょきりと生えてくるところ、かいじゅうおどりをするところ…。
    ちょっと怖いんだけど、わくわくするような場面がいっぱいというのが、親子で一致した感想です。

    挿絵がとにかくすばらしい。
    不気味だけどユーモラスでかわいらしくさえ見えるかいじゅうたち。
    森も空も海も家の中の描かれ方も、どこもかしこもずっと見つめていたくなります。

    文章も、読んでいるうちにどんどん楽しくなってきます。
    特に「すごい こえで うおーっと ほえて、すごい はを がちがち ならして…」のくだりと「たべてやるから いかないで」のところが好きです。

    「やさしい だれかさんの ところへ かえりたくなった」のところで、娘が「お母さんのところだよね」と言ったのがちょっとうれしかったです。

    投稿日:2008/02/08

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    2
  • 絵が怖くて、ダメでした…

    • ゆうパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 女の子3歳、女の子0歳

    長年読み継がれている絵本なので、期待して手に取りました。
    がうちの子には、絵が怖くてダメでした。

    表紙からして、暗い感じの絵がなので、予想はしてましたが、ストーリーも、ちょっと怖くて、寝かしつけどころか、ページめくるのも怖がって困りました。

    もう少し大きくなってから読むと、読めるのかもしれませんが、3歳児には少し厳しかったです。

    怪獣と一言で言っても、様々なものが居ますね。
    男の子なら、楽しんで読めるのかなぁ?

    投稿日:2018/01/12

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