書店で読み、思わず泣いてしまいました。
愛犬との生活、そして亡くなった後の心境が、
きれいな色彩で優しく描かれています。
動物とお別れをする時、どうしても
「ああしてあげた方が良かったかもしれない」
「こうしてあげた方が幸せだったかもしれない」
と、後悔が残ります。
どちらを選択しても後悔するのは分かっているのですが、
いなくなると必ず、そういう想いが押し寄せます。
いなくなった現実を受け止めきれなくて、
自分を責めてしまいます。
会話のできない動物だから、
長生きをしてもらう方法を考えること、
相手にとっての幸せを探すことは とても大切だと思います。
けれども、もしかすると それよりも大切なことは・・・
この男の子のように、
だいすきだよって、言葉にして伝えること。
きっと、それが一番大切なんだと思います。
今まで一緒に暮らしてくれた子たちに、
だいすきだよって 伝えたくなりました。