箱のなかにはいっているのは?!
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ロシアの民話をもとにした絵本、ロシアの作家による絵本などを集めてみました。並べてみれば、いかに情緒があり、芸術的センスにあふれているのかがわかりますね。
いわずとしれた人気のお話「おおきなかぶ」。大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純な物語ながら「うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声をかけたり、一人づつ増えていく設定など子供達が夢中になる要素がたくさん!佐藤忠良さんの挿絵が素晴らしい一冊。
こちらも長年愛されている可愛らしいお話です。雪の中、おじいさんが落としてしまった手袋の中に暖まろうと次々と動物達がやってきます。どんどん膨らんでいく手袋、とうとう最後にはくままでも!あり得ないとわかっていても物語の世界に引き込まれてしまいます。
森で道に迷った女の子マーシャは、くまのおうちにとらわれてしまいます。マーシャは知恵を働かせて無事におじいさんとおばあさんの待つ家にもどってきます。簡潔ながらどきどきするストーリーと美しく力強い雰囲気の絵が魅力の絵本です。
はりねずみの親子が夜の散歩中におおかみにつかまりそうになります。親子はとっさに丸くなり針をたてます・・・。題名の通り静かな森の中で起きる静かな出来事。しかしながら詩人マルシャークの詩と味わい深い絵は子供達に優しく語りかけてくれます。
厳しいシベリアの大地の冬が去り、待ちわびた春がやってきてお日さまの光がふりそそぎます。ところが突然お日さまが隠れてしまうのです・・・。シベリアの自然や生き物をモチーフにしたこのお話。いきいきとした動物達や大地のスケールの大きさを表現した美しい絵はなによりの魅力です。
白い鳥にさらわれた弟を連れ戻す為にマーシャは一人で森に向かいます。しかしそこには森の魔女ババヤガーがいて・・・。
ここでは悪い魔女として登場するババヤガーは、ロシアの民話では色々な形で登場してくるそうです。幻想的なロシア民話の世界を出久根育の絵で見事に表現され日本絵本大賞受賞作品です。
おばあさんが作ったおだんごぱんがころころ転がって逃げ出します。次々と出会う動物達に食べられそうになりながらも歌いながらころころ転がって逃げいていきます。「おだんごぱん」という響きや顔のついたまるいおだんごがなんとも愛嬌があって古くからヨーロッパ全体で愛されているロシア民話です。
ロシア語版ABCの絵本。アルファベット一つにつきそれぞれロシアの昔話をモチーフにした絵が描かれていて、珍しい内容で芸術的な美しい絵本です。ロシアを代表する画家の絵が堪能できます。後ろには昔話の解説もついて充実した内容の一冊。
ロシアで昔から親しまれているお話です。動物挿絵画家ラチョフにより、人間の洋服をきた動物たちが表情豊かに描かれ、ロシアの昔話の世界をいきいきと魅力的に伝えています。
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