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「落語絵本制作のひみつ」新作の完成まで!
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お殿さま一行が馬を駆り、ひなびた里へさしかかったお昼どき、さんまの焼けるにおいが漂ってきます。 殿さまは鼻をピクピク、「さんま?それはなんじゃ」。はじめて口にし、「さんまとは美味」「目黒は、よいのう。かわりをもて!」とご満悦。 城に帰っても、目黒で食べた、あのさんまの味が忘れられません。 そこで、無理をいい、ようやく、口にしたさんまとは!?
★ひとこと秘話 漁師さんの肌色、日焼けではなく、朝日の逆行をあびているのだそう。 「さんま漁は、夜明けに行われるもの。正確なことを知らないと、描けない」とのことばに、川端さんの絵本づくりへの情熱を感じさせられます。
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我が家の年長児と年中児には、オチがわかりませんでした。でも、軽妙な語り口とお殿様がさんまを食べたがっている様子は面白がっているようです。最近、時代劇にはまっている息子にはぴったりでした。「下魚ってなあに?どうして食べられないの?」「貧乏人の食べ物だからお侍は食べないの」「ふーん」てな具合。そういう昔があったんだな、と理解していると思います。お毒見役の説明もかなり難しいですが、それで親子の会話がはずむと思えば。どんどん時代劇にはまっていきそうです。しかし、このシリーズの落語絵本は読み聞かせていて不自然な日本語がなく、自分でも落語家気分になって楽しく読めるので好きです。 (ホートンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子4歳)
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