かいじゅうたちのいるところ」 みんなの声

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1975年
ISBN:9784572002150
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,786
みんなの声 総数 313
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  • なるほど

    評価の高い絵本なので、楽しみにしていたのですが、正直なところ、どこがいいのかよくわかりませんでした。

    他の方のレビューを読んで、「なるほど、そういう解釈をするのか」と感じたくらいで、何度も読みたいと思う絵本ではありませんでした。

    私も昔、母親に叱られて、押し入れの中に閉じこもったとき、こんな感じの空想をしていたように思います。
    親に叱られると、ちょっと楽しいような、自分に都合のいい空想をしてしまうんですよね笑。

    投稿日:2025/04/15

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  • あまりの名著で、衝撃を受けた。

    子どもの頭の中の妄想をそのまま絵本にしたような印象。主人公が一貫してネガティブなことしか言ってないのがとても良い。
    大人のせせこましい理屈の世界を完全に無視して、自分中心に進んでいくストーリーに爽快感がある。そして、そのままの主人公がちゃんとママから愛されていることもうれしい。

    挿絵もイマジネーションに溢れてて、可愛さで媚びてなくて最高。

    「だよなー、子どもってこういうこと言うもんなぁ、それで苛つくこともあるけど、そこも含めて親は子どものことが大好きなんだよなぁ」と我が身に引き寄せながら読んだ。

    投稿日:2024/02/29

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  • ファンタジーの王道

    最近、とあるファンタジー映画を鑑賞しました。
    非常に良くできた作品でしたが、その一方で、「意味不明」「全く面白くない」という酷評も多いものだそうです。

    その原因を考えたのですが、「物語を読む力」というものが存在しており、それを持たない人にとっては、ファンタジーの世界を存分に楽しむことができないのではないかと思いました。
    そして、その「物語を読む力」というものは大人よりも幼い子どもの方が十分に持っているのではないかと考えます。

    この絵本は長い年月、世界中の子どもたちに支持され、大切に引き継がれてきました。
    しかし一方で、この絵本への魅力を全く感じない、たとえ我が子がこの絵本を気に入っていても、その良さが分からないという大人も大勢います。
    つまり、この絵本を存分に味わって「読める」子どもが多数存在しているにも関わらず、「読めない」大人がいるということです。

    この作品は短いストーリーながらも、本格的なファンタジーの王道だと思います。
    ファンタジーとしての特徴と骨組みがしっかりとしているため、子どもたちはわくわくとした気持ちで冒険の世界へと飛び立ち、安心感を伴いながら安全に現実世界へと再び戻ってくることができる。そのような稀有な作品のひとつだと思います。

    ぜひ子どものうちにこのような作品と触れ合い、いくつかの本を読み進めるうちに、自分にとってのファンタジー、どう生きるかの指針となるような一冊との出会いがあるようにと願ってやみません。

    投稿日:2023/07/26

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  • ほんの5分の大冒険

    おおあばれしてお母さんに叱られたマックス。
    自分の部屋にいるはずが、部屋の様子がどんどん変わって…。

    まず、絵が素晴らしいです。
    かいじゅうたちは、怖くて愛嬌があって、淡々としていて、ずっと眺めてしまいます。

    そして、物語。
    流れるように別の世界に入っていって、帰ってくるまでにとても長い時間が経ったような気がします。読むのは5分なのに、実質1時間ぐらいかけて読んだような…不思議な感覚です。

    最後に寝室においてある夕食もとても美味しそう。

    壮大な物語が詰まった、一冊。

    投稿日:2023/02/07

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  • 私は昔から怪獣が大好きです。だからこの本は興味深く読ませて頂きました。これはあまりにも素晴らしいファンタジーです。私は怪獣の絵がひじょうにインパクトかあると思いました。またマックスにも共感できるところが多く、愛しい気持ちになりました。何度も読みたくなる本です。

    投稿日:2022/07/01

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  • 不気味な名作。

    • きゃほさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳

    絵本を買うとき、わたしは特に目当てのものがないと、ランキングや有名どころを探しがちです。
    しかし名作と呼ばれる本たちにあまり興味を示さない、へそ曲がりの娘。
    名作と呼ばれる古いこの本も、手にとって、幼稚園生の娘に読んであげたことがありました。
    不気味なルックスのかいじゅうたちと、「はをカチカチならし」という恐ろしい表現に、娘は逃げ出しました、笑。

    それから3年経ち、小学1年生の娘は1人でこの本を読み始めました。
    以前は恐怖を感じていたかいじゅうたちの顔を見て、「なんか怖いねー」と笑える余裕もあり、
    だからこそこの本が伝えたいことも理解できたのでしょう。
    「いい本だったね」と清々しい顔で娘は言いました。

    親に怒られた子供は、みんなこうして少し旅に出てみるのだろうか。
    帰れるところがある幸せ。安らぎの場所。
    自分の家がそんな場所であり続けるようにしてあげたいと思います。

    投稿日:2022/02/18

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  • 子どもの頃好きでした

    私が子どもの頃好きだった絵本の一冊です。ストーリーもそうですが、かいじゅう達の絵がとても好きだったのを覚えています。一歳の子どもにはまだ難しいかなぁとは思います。年齢に合わせて、徐々に読んであげたいなって思います。

    投稿日:2021/11/05

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  • 男の子は伸び伸びと

    • なりおママさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    この物語を読むと、母として少し安心するのです。
    うちの内弁慶の息子もマックスと同じように家の中で大暴れします。
    私はその激しさと荒々しさにイライラしてしまい、感情に任せて叱り付けてしまうことが多々あります。
    叱り付けた後には、活発に動きたい息子を押さえ付けてしまったのではないか、、
    という自問をして後悔するのです。

    けれど、男の子って案外めげないんですよね。その場が過ぎればまた一瞬でさっきのテンションに戻ったり。
    ここで出てくるマックスも母に叱られてめげるどころか、どんどん内面の野望が膨らんでいきます。

    息子も叱られた時、そうであって欲しい。大人の都合で叱りはしますが、自分の野望に従って伸び伸び育って欲しい気持ちはあるんです。
    叱り顔ではなく、おいしいにおいを思い出してくれたら母親冥利につきますね。

    投稿日:2021/09/17

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  • 今度は君の番だ!

    まずは、何も聞かずに、小さなふせんを1枚用意しよう。
    次に、そのふせんに、君の名前かニックネームを書いてください。
    そして、この絵本の表紙に描かれた、眠っているかいじゅうの横に停泊している船の右舷に
    そのふせんを、かいじゅうを起こさないように、そおーっと貼ってほしい。
    これで、準備は完了です。

    この物語の主人公マックスは、ある晩、おおかみのぬいぐるみを着て、おおあばれ。
    怒ったおかあさんに、ゆうごはんぬきで寝室に放り込まれてしまいます。
    すると寝室に、にょきりにょきりと木が生えて、あたりはすっかり森や野原。
    そこへ波が打ち寄せ、船が来て、1年と1日航海すると、そこはかいじゅうたちのいるところ。
    さて、マックスは・・

    「絵がはぶかれ、そこを言葉がかたる。言葉がはぶかれ、そこを絵がかたる。」
    究極の絵本をめざしたモーリス・センダックは、この作品をわずか42行の文章と、クロス・ハッチングで描いた陰影のある斬新な絵で仕上げます。
    そしてこの作品で、アメリカで最も優れた子ども向け絵本に贈られるコルデコット賞を受賞しています。
    これまでに全世界で2000万部以上売り上げた、世界中の子どもたちを魅了しつづけているロングセラー絵本です。

    この絵本には、いろんな楽しみ方があるよ。
    こわいもの見たさの君には、すごい歯をがちがち鳴らすかいじゅうたちが、おでむかえ。
    言葉のない見開き三場面、君にはどんな音が、音楽が聞こえますか?
    ダンスが得意な君は、「かいじゅうおどり」を踊っちゃおう!
    絵本好きの君は、大きくなったり、小さくなったりする絵や月の秘密を解き明かしてみて!
    そして、最後の絵のない言葉だけのページ。君の心にどんな絵がうかぶだろう。

    マックスの冒険を楽しんだら
    さあ、今度は君の番だ!
    いい風が吹いているよ。表紙の船に乗り込んだら・・
    「かいじゅうたちのいるところ」へ

    投稿日:2021/06/28

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  • 帰りたくなる場所

    名作ですが、読んだ記憶も内容の記憶もなく、遂に我が子が読める年齢となり、
    一緒に読みました。

    まず、意外にも文が少ないことに驚きました。
    かいじゅうたちと遊ぶところは、絵だけなのも良いです。言葉ではなく絵が物語るというのを身をもって体験しました。

    どんなかいじゅうでも、やっぱりお母さんが一番なんですね。
    マックスは、ちゃんとお母さんの愛情たっぷりで育てられているからこそ、かいじゅうになってしまうんだろうなぁ。
    私も、目の前の可愛いかいじゅうに愛情を注ぎたいと思います。

    投稿日:2021/06/07

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